たこさんのメモ書き

Linuxの設定/構築のメモを残すのが主体です。
わからないこと、あれこれたくさん。

GIZMOを試してみる

2007-04-30 23:10:33 | Vine4.x
yahooメッセンジャーのチャットに、gaimを使って参加することができるようになった。ところが、このチャットルームでは、音声や画像が飛び交っているらしい。
gaimでは、音声や画像のやりとりは無理だ。
Skypeとyahooメッセンジャーは通信方法が違うようで、互いの通信は無理らしい。
ところが、GIZMOプロジェクトという無料IP電話を開発するプロジェクトがあって、この最新版(3.0)は、どうやらyahooメッセンジャーでもWindowsLiveメッセンジャーでも、通話ができるそうだ。
これぞマルチプロトコル。
早速試してみた。

GIZMOプロジェクトのwebぺージは、こちら

Linux版は、バージョン2.0.0.56となる。3.xは近日登場とのこと(Windows版は既に出ている)。
RPMおよびdebパッケージ、tar.gzパッケージがある。
RPMパッケージをダウンロードしてインストール。
ただし、FedoraCore4 or 5 、 OpneSuse10.0 or 10.1 となっているのが不安。

# rpm -ivh gizmo-project-2.0.0.56-1.i386.rpm
これで依存性のエラーもなく、インストールは完了した。
GNOMEのメニューにも登録されている。
早速、仮想端末から起動するが、「セグメンテーション違反です」というそっけないメッセージが出るだけで、まったく動かない。

しかたがないので、tar.gzの方をダウンロードして展開する。
$ tar zxvf gizmo-project-2.0.0.56.tar.gz
すると、homeディレクトリの中に.gizmo-project-2.0.0.56ディレクトリが生成された。この中に、実行ファイルgizmo-runが入っている。
.gizmo-project-2.0.0.56ディレクトリへ移動して、実行ファイルgizmo-runを動かす。
$ cd .gizmo-project-2.0.0.56
$ ./gizmo-run
すると、無事にGIZMOが起動した。
インターフェースの言語は英語のみ。デザインはなんだかSkypeに似ているような。
最初の起動時に、GIZMOのアカウントを作る必要がある。
GZMOの2.0.0.56では、通信できる相手がGIZMOの他にGoogle Talk、jabberなどに限定されているようだ。

このGIZMOはSkypeキラーとも称されているらしい。今後に期待かな。

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