Manaboo 電子政府・電子申請コラム 

電子政府コンサルタントの牟田学が、電子政府・電子申請、その他もろもろ、気まぐれにコメントしてます。

子ども手当について

2010年04月08日 | おすすめ電子政府
厚生労働省から、子ども手当に関する資料が公開されています。相変わらずPDFファイルを貼り付けているだけの不親切な情報提供ですが、資料自体は国民から自治体職員向けまで過不足無く開示しています。

唯一「子ども手当について一問一答」だけは、PDFリーダーが無くても閲覧できます。

子供の手当ての概要は、次の通りです。

・平成22年度の子ども手当は、中学校修了までの子ども一人につき、月額1万3千円を父母等に支給する。
・支給要件は、子どもを監護し、かつ、生計を同じくしていることなど。
・所得制限は設けられていない。
・国外の子供については、支給要件を厳格化。
・平成23年度以降は、子どもにも日本国内居住要件を課すことを検討。
・基本的な支払いスケジュール
  平成22年6月…4月分、5月分の2か月分
  平成22年10月…6月分、7月分、8月分、9月分の4カ月分
  平成23年2月…10月分、11月分、12月分、1月分の4カ月分
・子ども手当の支給を受けるためには市町村への申請が必要。
・すでに児童手当を受給している場合は、原則として申請が免除される。
・子ども手当創設の国庫負担金は1兆4,722億円
  給付費:1兆4,556億円(10か月分を計上)
  事務費:166億円(市町村分164億円)
・子ども手当のシステム経費として123億円を予算計上。

ネットでも話題になった「国外に子供がいる外国人への支給」についても触れています。

質問:母国で50人の孤児と養子縁組を行った外国人にも子ども手当は支給されますか。

回答:母国で50人の孤児と養子縁組を行った外国人については、支給要件を満たしませんので、子ども手当は支給されません。

そりゃそうだわ


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