今回は、「日本製ニセモノ電子政府」を排除し、日本が「電子政府先進国」となるために、何をすれば良いのかを考える。
電子政府は、「政府を変えていく」「行政・公共・公益サービスを良くする」という大前提があって、初めて手段・道具として機能する。
そこで求められるのは、最新の技術を駆使した立派な情報システムではなく、「顧客である国民の満足」と「具体的な成果」である。
「電子政府先進国」であるために . . . 本文を読む
電子政府の関係者に、本連載で書いている内容を述べると、「牟田さんは、ずいぶんと先を見ているようですが、今の電子政府・電子自治体、あるいは士業がそのレベルにたどり着くには、まだまだ時間がかかるのでは。」といった反応が返ってくる。
誤解があるようなので述べておくが、作者が本連載で述べていることは、既に起きている現在進行中の話であって、これから作者が国民を煽って改革を起こそうというものではない。
「 . . . 本文を読む
橋本知事に関係するニュースで、気になった記事をもう一つ取り上げましょう。
どうする橋下知事?「街かどデイハウス」の存続要望高まる - MSN産経ニュース
その内容は、「街かどデイハウス」という高齢者を支援する事業が、補助金全額削減の方針が打ち出されたため、存続の危機に瀕(ひん)しているというもの。
事業内容を見る限り、確かに、これからの社会に必要な事業と思いました。特に、高齢者のひきこも . . . 本文を読む
知人の会社が主催するグラフィック・デザイン展示会のお知らせです。
気軽に鑑賞できる開放的なギャラリーで、もちろん無料。
渋谷、原宿、表参道方面にお出かけの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ。
ex-ex-po / exprime exposition:
グラフィック・デザインスタジオ エクスプリムの2008年展示会
http://www.maiaiam.com/jp/ad/
DM用の葉書(PDF . . . 本文を読む
テレビ放映されていた格闘技イベント「DREAM」を観ました。
関連>>DREAM 宇野・エディ・川尻がDREAMライト級GPベスト4に(BoutReview.com)
「ヨアキム・ハンセン対エディ・アルバレス」といった名勝負を楽しんだのですが、作者が興味を持ったのが第4試合に出場したU-FILE CAMPの中村大介選手。
名前ぐらいしか聞いたことがなく、実際の試合を見るのは初めてでしたが、そ . . . 本文を読む
作者も注目している大阪府の改革ですが、次のような記事を読みました。
「数値目標」が判断を誤らせる:NBonline(日経ビジネス オンライン)
ここで主張されていることは、しごくもっともなことなので、作者だったらどうするかという視点で提案したいと思います。
関連>>「どうなる、大阪府改革――特別顧問の視点から」(その1):ITpro
●この世は不公平
行政のコスト削減と . . . 本文を読む
今回は、「世界における日本」の現状を確認していく。
前回、日本は「ネットワーク化」や「ボーダレス化」への対応ができていないと書いた。これだけブロードバンドやモバイルのインターネットが普及しているのに、なぜ?と疑問に思うかもしれない。
確かに、通信等のインフラ環境は重要である。しかし、「ネットワーク化」や「ボーダレス化」では、「何を持っているか」ではなく、「持っているものや使えるものを、いかに賢 . . . 本文を読む
電子政府を良くするためには、いくつかの選択肢があり、様々な手法が考えられる。それは、民営化か公営化か、規制緩和か規制強化か、トップダウンかボトムアップかといった単純な議論で解決できるものではない。
耐震偽装の例を挙げて、ほとんど何の分析もせずに、「やっぱり民営化は良くない」などと言ってみても、問題の解決には何の足しにもならない。
そもそも、完全な社会システムなど存在しない。どの時代にも有効で万 . . . 本文を読む
まず始めに、多くのコメント頂いたことに対してお礼を申し上げたい。本連載に集中したいので、個別のお礼や返事は控えさせて頂くが、批判を含めて心より感謝申し上げる。読者の方は、それぞれのコメントを参考にしながら、作者の主張を吟味していただければと思う。
作者自身は、もちろん、国民が馬鹿だなんて思っていない。むしろ、「国民だけが、電子政府を良くすることができる」と考えている。なぜそう考えるのかは、連載の . . . 本文を読む