「電子政府におけるICカードとPKIの市場(3):ICカード化が進む公的な身分証明書」の続きです。今回は、新たな公共ICカードとして注目される「健康ITカード」を紹介しておきましょう。
●「健康ITカード」とは
「IT新改革戦略 政策パッケージ」の決定でも触れましたが、「健康ITカード」とは、個人の健康情報の閲覧・管理に使用するカードです。
「健康ITカード」があれば、インターネット等を経由 . . . 本文を読む
日本の電子政府、特に「電子申請」と言われる分野では、利用率の低迷などから「責任の所在」について議論されることがあります。「利用率50%に達しなかったら、責任は誰が取るんだ?」とか、「システム障害が起きたが、この責任はどう取るつもりなのか?」といったように。。良い機会ですから、電子政府における「責任の所在」について考えてみましょう。
電子政府の成功要因として「利害関係者における責任と役割の明確化」 . . . 本文を読む
作者が「電子政府・電子申請コラム」と題するブログを続けている狙いの一つとして、「人々の意識を変える」ことが挙げられます。と言っても、直接に「変える」というわけではなくて、何かしらの「きっかけ」や「ヒント」を提案・提供するという気持ちです。
「電子政府では、意識改革が大切」と言っても、それを実現するのは大変なことで、一朝一夕にはいきません。
本ブログが、改革する気が無い人の意識を変えられるとは思 . . . 本文を読む
●「合理」で入り「情理」に近づくとき、企業再生が始まる(nikkei BPnet)http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/person/interview/070425_toyama2/ 企業再生ほど追い詰められた状況ではないものの、電子政府も「組織改革・業務改革」であり、内外から刺激を受けながら進められます。 刺激は「合理」だけでもダメだし「情理」だけでもダメ。し . . . 本文を読む
厚生労働省から、「市場化テスト(ハローワーク関連)の契約の締結について」発表がありました。これにより、ハローワーク(公共職業安定所)のサービスの一部が、民間企業により行われることになります。
市場化テスト(官民競争入札)は、今まで役所が行ってきたサービスについて、行政と民間企業が競争して実施者を決めるものです。「公共サービス改革」を民間企業の力を活用して実現しましょう、ということですね。
関 . . . 本文を読む
外務省から、「安全にゴールデンウィークを楽しもう! ~海外旅行を予定されている皆様へ~」が公開されています。出発前に、現地の安全情報や必要な知識を身に付けておきましょう
掲載内容は、
・安全な海外旅行のための心得5箇条
・もしも、海外で事件・事故等のトラブルに遭遇したら
・海外旅行保険のおすすめ
・渡航情報の確認はこちらまで
などなど。
「大使館・総領事館のできること、できないこと」は勉強 . . . 本文を読む
警察庁から、「振り込め詐欺で使用された固定電話の電話番号」と「振り込め詐欺被害者が現金等を送付した住所」が公表されています。こうした情報をきっかけとして、家族や友人で「振り込め詐欺」について話し合うことが、一番の防止策と思います。
振り込め詐欺では、犯人が正規に営業している貸金業者や公的機関を装うため、「0120」や「03」などではじまる電話番号にかかってきた電話を携帯電話に転送させる仕組みを利 . . . 本文を読む
『電子政府におけるICカードとPKIの市場(2):実績があるのは電子入札用と士業用』の続きです。今回は、ICカード化が進む様々な公共カード(身分証明書)を取り上げておきます。
「その他の公共ICカード」で既に導入されているものとしては、
・ICカード免許証・IC旅券(電子パスポート)・国家公務員ICカード
などがあります。
以前述べたように、ICカードには「電子証明書」が入っていないものや . . . 本文を読む
『羊たちの沈黙』から始まったハンニバルシリーズの最新作『ハンニバル・ライジング』を観ました。評判がイマイチなので期待薄でしたが、残酷ながらも美しく悲しい映像で、水準以上の出来栄えでした
生まれたときは、みんな赤ちゃんなのだから、殺人鬼になったような人も、そうなるまでの事情は様々。
しかし、事情の多くは、同じ人間によって生み出されていると。
今作では、レクター博士が「人食い殺人鬼」というよりは . . . 本文を読む
夢枕獏が原作のSF時代劇『大帝の剣』を観ました。「トリック」シリーズの堤幸彦監督&阿部ちゃんコンビということで期待ちょっぴりでしたが、うーん、微妙な出来栄えだな~
まー、好き放題やっている感じで、楽しそうではあるんだけど。。
宮藤官九郎や竹内力といった個性派も、いまいち生かしきれていないような。。
原作も読んだことがあるのだが、夢枕獏作品の中でも、相当に奇天烈度が高いので、もっとメチャクチャ . . . 本文を読む