●「割高」とみなされる公務員の労働コスト
「仕事に見合った賃金しかもらえない」時代に、高賃金を要求すると、仕事がもらえなくなる。
これが、現在の日本の公務員にも起きている。
公共サービスの民間委託等により、以前は公務員しかできなかった仕事を、民間がするようになった。
内閣府の調査では、国民の7割以上が、公務員に任せるだけでは不十分で、民間の力を活用した方が良いと考えている。
なぜなら、「 . . . 本文を読む
『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』を観ました。これが、アクション映画ファンのために作られたようなおバカ映画で、爆笑必至の傑作でございます
本作は、米国製の『俺たちフィギュアスケーター』とは何の関係もなく、英国を舞台にした英国製(仏と合作)のおバカムービー。
なので、笑いのセンスも英国系ね。
アメリカナイズされた若者、高齢者と若年層の対立など、しっかりと時代を反映しているのも面白い . . . 本文を読む
以前、「国民だけが、電子政府サービスを良くすることができる」と書いたが、その理由を簡単に説明すると
電子政府サービスを良くするためには
業務改革が必要で
業務改革には行政改革が必要で
行政改革には公務員改革が必要で
公務員改革には政治改革が必要で
政治改革ができるのは、主権者である国民である
ということだ。
国民が政治や行政に無関心である限り、電子政府サービスを良くすることは難 . . . 本文を読む
スティーヴ・カレル主演の恋愛コメディ『40歳の童貞男』を観ました。期待通りのお約束&お下劣ギャグ満載で、爆笑の連続でございます
作者も、気持ちだけは永遠のチェリーボーイ。。。
であるから、ついつい主人公を応援したくなる。
若いうちは、羽目をはずさない程度に遊んでおいた方が良いと思うが、主人公のような純粋な生き方も、これまた素晴らしい。
米国製コメディらしく差別ネタも満載なので、繊細な人には . . . 本文を読む
効率性は、多くの公務員が思っている以上に価値がある。
効率性により、顧客が重要と考える「時間」が短縮され、「たらい回し」や「何度も同じことを書かされる」といったことも回避できる。もちろん、行政側の人件費等も削減できる。
行政が効率的だと、市民の動きや考え方も効率的になる。
ダンスが上手な人と踊ると、あまり上手ではない人も、それなりに踊れてしまうようなものである。
また、効率的な作業環境や風 . . . 本文を読む
●士業に業務独占を与える理由が無くなった
士業の主業務である「行政手続の仲介」は、行政アウトソーシングの一形態である。
行政が人手不足等の理由でアウトソーシングするなら、アウトソーシング先は競争によって決めなければいけない。
あるいは、複数の業者に競わせて、国民に選んでもらえば良い。
コンピュータやインターネットの活用も有効である。
ネットオークションやオンライントレードに見るように、仲 . . . 本文を読む
●士業ビジネスモデルの崩壊
士業は、一種の行政アウトソーシングである。
本来の行政手続は、行政が国民に対してわかりやすく説明し、わからない場合は、書き方も丁寧に教え、必要があれば代わりに書いてあげる。それが行政の仕事である。
ところが、本来は行政がするべき仕事を士業にやってもらっていた。
国民は、士業に対して、手続代行・代書の対価を支払う。
これが、士業ビジネスモデルの基本である。
そ . . . 本文を読む
今回は、「士業の業務独占を廃止し、行政手続の仲介・代行サービスを自由競争とする」の提案について解説する。
●士業における電子政府への対応
電子申請や電子申告が実現する過程で、士業の間には様々な思惑・葛藤・期待・不安があった。
誰でも簡単にできるようになれば、自分たちの仕事が無くなるのではないか。
いやいや、早めに手を打って、電子申請や電子申告を取り込めば、業務独占を強化できるはずだ。
. . . 本文を読む
今回は、「電子政府に関する事業やインフラについて、外郭団体の関与を禁止する」の提案について解説する。
●外郭団体と電子政府の関係
現在、様々な電子政府に関する事業(調査研究や実証実験を含む)やインフラ(各種ネットワークや認証基盤など)の構築・運営について、競争入札も無いまま外郭団体が関与し利益を受けていることは、以前指摘したとおりである。
こうした外郭団体を「中抜き」すれば、電子政府の維持費 . . . 本文を読む