自然を体験する旅

エコツーリズム・プロデューサーの壱岐健一郎がお届けする旅に関するスローなブログ

四万十川に生きる!

2008-06-06 09:15:48 | 農村

先週、ボルネオから帰った翌日、四国高知県四万十町に行ってきました。
仕事柄、国内海外を旅していますが、意外に縁遠かった四国。
大手旅行会社に勤務しはじめた四半世紀前、行ったきりでした。
当時とは自分自身の価値観やライフスタイルが一変しましたが、
今の自分にはつい先日までいたボルネオのキナバタンガン川流域に
住む人々と共通する川との深い繋がりと家族、ご近所の飾らない
つきあい(それなりに気はつかっている)に共通点を感じました。
関西から移住してきたスギモッチャンファミリーはイカシタ若夫婦と
子供4人。日本版「大草原の小さな家」のような暮らしを楽しんで
いるようでした。こんな受講者の皆さんとこれから4ヶ月
四万十川流域でのグリーンツーリズムのプログラムを作っていくことに
なります。皆さん  どうぞヨロシク!


四万十川にはたくさんの沈下橋がかかっています。水量が多くなると
「沈下」するからその名前。車で渡ると時はガードレールがないので
ちょっと緊張します。しかし、洪水になっても50年モッタのはそのアイデアの
おかげでしょう。


さて授業はこんな感じ




見慣れた地元を一緒に歩いてグリーンツーリズムの資源を再発見。
皆さんにプランを作ってもらいました。

途中、こんな遭遇もありました。


宿泊した農家民宿かわせみさんは意外(失礼!)に立派な宿でした。
1人で貸切となってしまいましたが、ご夫婦の人柄にもよるのでしょう。
清潔でしっかりした建築、そしてなにより上手い料理(食材)でした。
最後に見るだけどうぞ

ご主人が釣った天然うなぎ

ご主人が捕った猪のすき焼き

鮎つり名人だからもちろん鮎も 

極め付きは その日捕れた鹿肉の刺身。
ニンニク醤油で熱いご飯に載せて食べたらとろけました。

さあ 次回からの出張授業が楽しみになってきました。
人に会うのも  美味いものにあうのも