自然を体験する旅

エコツーリズム・プロデューサーの壱岐健一郎がお届けする旅に関するスローなブログ

サキシマハブ発見

2007-03-31 09:18:05 | 

カヤックを降り、しばらく歩いた先にある滝の上の岩盤の裂け目に
休んでいらっしゃいました。回りには大小のストーンホールが
点在し、その中には無数の蛙の卵やオタマジャクシがいました。
イリオモテヤマネコのマーキングの場所でもあるとのこと。
自然界の食物連鎖を連想しました。それにしても、豊富な水量が
小石を動かし、長い年月をかけて、岩に穴を開けたとは、
時空を越えたゆったりした気持ちにもまりました。


おにぎりとソーキ味噌汁は絶品でした。やはり環境が全てでしょうか。


野生動物が多いということは蛭(ヒル)もいるということでしょう。
西表島にはイノシシもたくさんいるようです。1人の足に吸い付いていました。
ボルネオのダナンバレーや屋久島の西武林道ほどの量ではありませんが、
献血した人は今回1人だけでした。無理に剥がすと出欠が止まらないので、
消毒薬を吹きかけて、ヒルが自分から剥がれるのを待ちました。
麻酔効果のあるヒルの液のため、本人は噛まれたことをまったくキズカナイノデス。
人間も食物連鎖の中に入れてもらったのかな?