今日テレビで放送された「いぬのえいが・特別版」を観た。
ショートストーリーを集めたオムニバス映画で、その中の「ねぇ、マリモ」で大号泣。
犬を飼っていればいつかは来る別れの日。
さくらはいつかは死ぬ。僕もいつかは死ぬ。そう、あなたもいつかは死ぬ。
人間より寿命の短い犬。今は元気なさくらも、多分僕より先に死ぬと思う。
そして僕もその時思うだろう。
「犬なんて飼わなければ良かった」
いたずらばかりして、全然人の言うこと聞かなくて、食い意地ばかり張ってて、何にも芸が出来なくて、すぐ人に飛びついて、毛がたくさん抜けるので掃除が大変で、時々オシッコ我慢できなくて、散歩中 変なところの臭いばっかり嗅いで、帰るとゴミ箱ひっくり返してて、恐がりで、寂しがり屋で・・・。でも、可愛い。居なくなると思うと涙が溢れる。
さくらが死んでしまったらどれほど辛いだろう?胸が締め付けられるくらい痛いだろう。
しかし、どんなに切ないおもいをすると分かっていても、どんなに心が痛むと分かっていても、やっぱり僕も「また犬を飼いたい」と思うんだろうなぁ。
今は別れの時は、まだまだ先だと信じ、さくらを精一杯可愛がってやりたいと思う。