火葬

出会いがあれば、別れは必ずやってきます。

今日、さくらさんを火葬してきました。

一緒に焼いた物は、花束と生前食べていたエサで、つくも神が憑きそうなくらい長年使っていたタオルでくるんであげました。



泣くまいと決めていたけど、最後に冷たくなった体を撫でてやり、火葬炉に入れる前はさすがにこみ上げるものがあり、泣いてしまいました。

やっぱ歳を取るとダメですね。涙もろくなってしまいます。

ちょっとでも気を抜くと声を上げて泣いてしまいそうです。

今でも14年前に初めてさくらさんが来た日のことをハッキリ覚えています。

いろんな思い出が、正に走馬燈のようによみがえります。

楽しかったこと。言うことを聞かなくてイラついたこと。一緒に歩いた道。一緒に見た花。

書き出せばきりがありません。

もしも天国というものがあるとすれば、また元気に走り回ってほしい。

もしも来世というものがあるとすれば、今度はもっとマシな飼い主に飼われてほしい。

それが、良い飼い主ではなかった者からの、せめてもの願いです。


最後に。

今までこのブログを読んでさくらさんを気にかけてくださってた方々、ありがとうございました。

無事に旅立ちましたので、ご安心ください。