新 ゆ~ゆ~日記

一生独身を決めた男の自堕落で貧乏くさい日記

涌蓋山(わいたざん)

2014年04月02日 | 登山
先日の日曜日に小国の涌蓋山に登ってきました。

前日からの雨で、どうなることかと思いましたが、天候が回復しそうな感じなので決行!
約束の朝8時に友人を迎えに行くと、全然出てこない・・・。
遅いなぁ、と思いながら待つこと15分頃、ひょっこり出てきて「あれ?今日行くと?」。
どうやら天候が思わしくないので中止と思いこんでたもよう。
「たぶんもう降らんよ。」と行く気満々でいると、友人が「行くなら行ってもよかばってん」ということで準備を待ち、8時半出発!

カーナビに指示されるがままに車を走らせていると、なぜか菊池経由で誘導され、途中で小国の「ゆうステーション」に寄り道し、ハゲの湯を通って11時牧野入口到着。


11時10分登山開始。ここからしばらく舗装道を登ります。チョイ先に行くとトイレ完備。


道端に所々フキノトウが顔を出しており、それに見とれていたら本来のコースから外れ、枯れ沢登りをするハメに。(後で調べたら、左へ曲がる小さな黄色い案内板があり、それを見落としてたみたい)


スマホのGPSを頼りに、林道を目指して枯れ沢や牧草地を直進。治山ダムを2つほど越えた先で、ようやく本来のコースである林道へ出ました。


13時、ようやく涌蓋山登山口到着。ワケのワカラン道を通って来たため、1時間50分かかりましたが、本来は1時間足らずで来れるみたいです。


再び登り始めると、結構急な勾配で足元はヌルヌルの黒土で何度も転びました。膝も強打し、雲の中で景色も全く見えず、カラマツとクマザサばっかりの景色でテンションガタ落ち。
で、カラマツ終わったかと思えば、今度は灌木とクマザサばかりの景色。相変わらず雲の中で地味に濡れるしイヤな感じ。
頂上も全く見えず、一体あとどれくらい登ったら着くのか検討もつかなかったので14時頃、途中の灌木の中で昼食。
ずっと同じ景色に飽き、もういい加減クマザサは見たくないと思っていると、15時40分、ようやく頂上到着。

登山口から頂上までガイド本によると1時間で登れるみたいですが、なんと2時間40分もかかってしまいました。
途中で20分ほど昼食休憩をしたとはいえ、あまりにも差がありすぎ。
毎度の事ながらあの本書いた人、もの凄い体力の超人でノンストップでガンガン登ったとしか思えません。それか距離だけ見ての適当か。

残念ながら景色は全く見えず。


晴れていたら倒れている棒の先に、それぞれの景色が見えるみたいです。


時間も遅いので、休憩もそこそこに16時、下山開始。
帰りももちろん急勾配でヌルヌルの黒土なので数え切れないほど転びました。しばらく動けなくなるくらい腕を強打もしました。
林道を通って、本来通るはずだった道を通って帰っていると、またしても正規ルートを逸脱し、斜度45度以上はありそうな超急斜面の牧草地を下り、どうにかこうにか牧野入口に到着。
車に辿り着いたときは、ようやく帰れる安堵感で下山時刻を見るのを忘れてました。暗くなる寸前だったので18時過ぎくらいでしょうか。
下りも本によると1時間足らずで下りれるみたいですが、とにかくヌルヌル黒土で転ばないように慎重に下りたので2時間以上かかってしまいました・・・。

全行程約7時間(昼食休憩&登山道逸脱含む)。
何度も転んで、あちこちを強打したので、帰ってから全身筋肉痛で酷い目に遭いました。もう今度から天気が悪いときには登らないようにします。