『磐城誌料歳時民俗記』の世界

明治時代の中頃に書かれた『磐城誌料歳時民俗記』。そこには江戸と明治のいわきの人々の暮らしぶりがつぶさに描かれています。

子鍬倉稲荷の祭り その2

2007年04月29日 | 歴史
前回に引き続き、いわき市平に鎮座する子鍬倉稲荷の祭礼を
取り上げる。
大須賀筠軒(おおすがいんけん 1841年~1912年)は、
『磐城誌料歳時民俗記』(明治25年(1892)序文執筆)のなかで、
次のように書き記している。


城下甼々ハ、鎮守御祭禮ト書セル大幟二本ヅヽヲ立テ、
此幟ヲ立ル事ハ三社ノ祭日皆同ジ。
前日ヨリ両側ニ竹埒ヲ結ビ、
七日ノ朝ヨリ、神輿ノ行幸前ハ、人ノ入ル事ヲ許サズ。

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