久しぶりに暖かくなって、春風が心地よく感じられていた今日の斐川町ですが、皆さんの住んでいる地域はいかがでしょう?
斐川町を含む、出雲平野は今、田植えの真っ最中なのです。
ほんの数日前まで耕され、土くれだっていた田んぼには、一面に水が張られ、まだ小さい苗が整然と並べられて、田から水田へと変化し、田舎の風景を、その水面に見事に映し出すのです。
今度の土、日には、一気にこの作業も進むことでしょう。
一年の中でも、私のもっとも好きな季節の到来が、自分自身を励ましてくれるのが、とてもよくわかります。
昨夜の自転車帰宅の風は、はっきりと冷たさを感じるほどの空気でしたが、これからはカエルの声を聞きながらの通勤となりそうで、とても楽しみにしているヒゲ専務なのですよ。
それはともかく、ミャンマーのサイクロンに続き、中国内陸部での大地震と天災がつづき、「地球が怒り出しているな」と、朝の出勤前に娘に向かってつぶやいて見ました。
一瞬目を丸くしてこちらを見た中1の娘には、何もしないこと、何も考えないことが、良いことではないんだよと教えたかったのです。
一方、今朝の新聞に、国産木材の需要が高まっていることが、掲載されていました。
中国はじめ、他の国々に外国産材が回され、国内に入りにくくなった事が原因のようですが、それはとても大きなチャンスなのかも知れません。
私も徐々に、輸入木材から国産材へとシフトしていく姿勢でいたのですが、ネックとなっていた価格差も無くなって来た今になっては、考える余地もありません。
ピンチこそチャンスって、まさしくこのことなんですよね。
日本の林業が元気になり、輸送による膨大な化石燃料の消費も削減でき、地域環境の中で育った、地域産の木材を、適材適所で使っていく。
なんだか嬉しくなりませんか?
官製不景気と言われるこの時期に、こんな小さな話題から元気をもらいながら、今日も走り回っていたヒゲ専務なのでした。
が、そうでなくとも硬い文章が、こんな事を話題にすると、ますます硬くなるのが、とっても怖い!!
だよね!