社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

猿橋NOVA社長

2007-10-31 08:28:58 | 日常
NOVAの猿橋社長の社長室、
茶室、バーカウンター、ジャグジー、
高級家具、・・・。
何を思っていたのか。
実に7000万円も使っていました。
会社を私物化したとんでもないことです。
一刻も早く、特別背任罪で告発するべきです。
こういう輩は、牢屋で頭を冷やすべきです。

問題を起こす経営者の典型的なパターンでしょうか?
自分の儲けだけしか考えていないこと、
コムスンの折口然り・・・。
貧乏人が急に金持ちになると、よくあるパターンです。
お金の使い道が分らないのです。

会社経営者の場合には特に、
会社の社会的な存在意義を真剣に考えるべきです。
自分達の仕事がどれだけ社会貢献出来るのか?
そこを考えるべきです。

お客様を食い物にして、自分だけいい思いをする、
そんな事件ばかりが目につきます。
ミートホープの偽装事件を契機に、
あらゆる業界で、内部告発が行われています。
その件数は数千件にも及ぶそうです。
今まで隠してきた問題が一気に表面化しそうです。
大企業病なのでしょうか?
トップの経営者と下の社員との間に
大きな溝が空いているようです。
知らぬ間に、社長は「裸の王様」になってしまうのです。
そんな、病んだ会社が日本中にあるのでしょう。

NOVAの猿橋社長も、自分で気づかぬ間に
「裸の王様」になっていました。
自分の愚行を笑われていとのも、気づかず
哀れな話です。

運転免許制度の疑問

2007-10-30 23:24:52 | 日常
日本の免許制度、どこかおかしいですね。

現在の運転免許証の制度においては、優良運転者(直近5年間で無違反の者)
なら5年に1度、そうでない者なら3年に1度の更新が義務づけられている。
 しかし3~5年という運転免許証の有効期間は、
無制限のこともある諸外国に比べて短く、国民の負担となっている。
実際、行政改革や規制緩和をめぐる議論では、しばしばヤリ玉に挙がってきた。
そのたびに警察庁は、「交通安全のためには更新という
再教育の機会を設けることは意味がある」として、
かたくなに有効期間の延長を拒んだのだ。
例えば、1992年の「臨時行政改革推進審議会答申」でも、
一時は「10年程度に延長」という意見が有力だったが、
警察庁の意向により「優良運転者に限り5年」とされた。

 ところが70歳まで運転免許証の更新がないイギリスや
終生更新がないフランスの方が、日本より交通事故が多いという証明はない。
すなわち運転免許証の更新制度は、年間500億円以上にものぼると思われる
警察の天下り団体「交通安全協会」に対する収入を保証するだけで、
警察が金科玉条のごとく唱える「交通安全」など
タテマエに過ぎないことは明白なのである。

 あるジャーナリストが「私は16年間交通違反だけを取材している。
そのなかで結局交通行政は警察のカネ儲けだということを痛感している。
年間約1万人が交通事故後24時間以内に亡くなっているという
不幸な現実がある一方で、警察は交通安全をお題目にして、
天下り団体に莫大なカネを流し込んでいる。
これはなんとかしないといけないと思う」と訴えた。

 また、「警察と交通安全協会の癒着は激しくなる一方。
ここ10年ほどの道路交通法の改正を見ても、
交通安全協会にカネが落ちるシステムを法律的に裏付けていっている。
今後、情報公開が求められて警察の裏ガネ作りが難しくなっていくなか、
交通安全協会などの天下り団体を潤わせ、そこで作られた裏ガネを
警察に流し込み、幹部が私腹を肥やすというシステムが
さらに強化されるだろう。この流れに歯止めをかけたい」と語った。

実際、3年とか5年の免許更新の際に講習を受けますが、
それが事故防止に役立っているとは到底思えません。
まして、優良運転者の講習はたったの30分、
受けても意味の無いものです。

この様に、普段疑問に感じないところに
多くの落とし穴が隠されています。
これは全てが税金の無駄遣いにされています。
つまり、免許取得者は税金を払っている上に、
またお金を払い、免許の更新をしているのです。
二重払いということです。
結局、国民は「お上」の言うことには
絶対服従という図式です。
いつの時代も、庶民の暮らしはままならないですね・・。

ついにNOVAも

2007-10-29 22:30:07 | 日常
NOVAが経営破綻し、会社更生法を申請しました。
ベンチャー企業から一躍時流に乗り、業績を拡大してきましたが、
今年に入ってから様々な問題が表面化していました。
猿橋社長のワンマン経営による弊害が原因と思われますが、
ついに、今回の事態となりました。
これも「初心忘れるべからず」でしょうか?

NOVAは全国に900以上の店舗展開をし、
急拡大をしました。
ここに、無理があったのでしょう。
身の丈に合うことをしなければ・・。
その結果、資金繰りが厳しくなりました。
受講生へのキャンセル料未払いが重なり
訴訟問題に発展しました。
また、外国人講師の待遇問題などを引き起こしました。
全ては、猿橋氏の経営感覚から外れた拡大路線に
間違いがありました。

急拡大に伴い様々な障害が起きました。
講師不足による授業内容の低下、
スタッフ不足による、サービスの低下。
全ては、顧客に対するサービスの低下のという
結果となりました。
最近の企業の事件を見ると、
そのほとんどが顧客不在、自分勝手な経営、
自分だけ儲けようとした結果です。
こういう経営者には、社会的制裁が必要です。

世田谷線にアテンダント?

2007-10-26 08:39:48 | 日常
関東圏内で一番印象がいい鉄道は?
多くの人が東急電鉄の名前を挙げます。
沿線の雰囲気、街創り、電車の雰囲気。

先日、久し振りに東急世田谷線に乗りました。
世田谷線は、三軒茶屋から下高井戸を結ぶ路線です。
駅数は10数駅、時間にして30分程度の短い路線です。
2両編成の短い電車が都会の町並みを掻い潜るように
トコトコ走ります。
路面電車なので、スピードもあまり出ません、
せいぜい30キロくらいです。
乗っていると、ほのぼのとした気持ちになります。

ある駅で一つの張り紙が目に留まりました。
東急電鉄の求人広告です。
それは、「車内アテンダント」募集というものでした。
車内アテンダント?
飛行機のスチワーデスのことを
キャビンアテンダントと言いますが?
これ実は世田谷線の車掌さんの募集でした。
世田谷線に乗ると、女性の車掌さんがいました。
彼女達が車内アテンダントだったのです。

家に帰り、東急のホームページでこの内容を
見てみました。
彼女達は、契約社員でした、それも時給1500円です。
応募資格は特になく、誰でも応募できます。
この内容をみて、東急の賢さに感心しました。
世田谷線という雰囲気にぴったりの仕事だと思いました。
これが、幹線の東横線や田園都市線では無理です。
「車内アテンダント」の仕事は主に電車に乗務し、
料金の収受、車内アナウンスなどの補助的な仕事です。

今、女性の社会進出はめざましいものがあります。
世界から遅れていた日本でも、ようやくいろいろな職場で、
女性の活躍する場所が広がりを見せています。
最近は交通運輸の職場で、活躍する女性が増えています。
女性特有の雰囲気、きめ細かさ、
を大いに活用し働く場をもっと広げて欲しいと思います。

職人気質

2007-10-25 08:35:51 | 日常
「職人気質」と言う言葉が消えつつあります。
最近の食品問題、特に老舗と言われた
食品での偽装問題が相次いでいます。
そのほとんどは、内部告発によるもの、
悪行は長続きしないものです。

食べ物職人の意気を懐かしむ名文があります。
「ある老人の売る煮豆は絶品だった。
ところが、家が焼けて竈も釜も失った。
新しい設備で煮たが、味に納得がいかない。
煮ては捨て、煮ては捨てて、決して売り物にはせず、
ついには、廃業してしまった。」
遠く明治時代の話です。
儲けにかまけモラルを失った、現代の老舗の経営者
には耳の痛い話でしょう。
物創りより、儲けに目がくらんだ
現代の老舗経営者達。

どの会社にも、夫々職人はいる筈です。
経営者達は、彼らの職人気質をどれだけ理解出来ていたか?
彼らの気持ちを踏みにじり、儲けに目がくらんだのでしょう。
こんなアホ経営者達が、日本伝統の技術
職人達を減らしています。
いわば「社会悪」と言っても過言ではありません。
伝統の味を失くすだけではなく、
それを伝える職人まで失くしているのです。
今こそ「職人気質」を見直してもらいたいです。

ゴールド免許って何?

2007-10-23 23:22:23 | 日常
今年、免許の更新年です。
私の場合、今の免許はブルーです。
つまり、優良運転者ではありません。
しかし、この免許制度どこかおかしいと
思っています。

免許更新の際に、更新手続きが区分されています。
一番良いとされているのが、優良運転者所謂ゴールド免許です。
免許更新の過去5年間に無事故・無違反の
運転者のことです。
次が一般運転者、過去5年間に1回違反点数3点以内の
違反をした運転者です。
以下、違反運転者と続きます。
さて、このゴールド免許どんな人達でしょう。
私の知っている限りでは、ほとんど車を運転しない人、
若しくは、1月に1.2回運転をする人です。
中には毎日運転してゴールド免許の人もいるでしょう。
しかし、ゴールド免許の80%以上は普段ほとんど運転を
していない人です。
つまり、ゴールド免許は優良運転者ではなく、
運転技術未熟者なのです。
警察の免許制度自体に疑問を感じるのは私だけでしょうか?

こんな光景が良くあります。
制限速度40キロを道路があります。
多くの車は50キロで車を走らせています。
つまり、50キロのスピードで車の流れがあります。
その中で1台だけ40キロで走っている車があります。
その車の後ろでは、渋滞になり車の流れが乱れます。
無理に車線変更をしようとし、車の接触事故が起きそうになります。
この40キロ車の運転者はゴールド免許なのです。
きっちり制限速度を守り、違反をしていません。
しかし、自分の車が原因で渋滞を引き起こし、
ひいては事故まで起きそうな始末です。

車を運転することは、規則を守るだけではありません。
自分の周りの車に気を配り、周りに迷惑をかけないこと
このほうが、重要なことと思います。
トロトロ運転、違法駐車、等は論外です。
スピード違反の取締りを行う暇があるなら、
違法駐車、飲酒運転を徹底的取り締まるべきです。
ハッキリ言って、ゴールド免許など無意味です。
実態を把握出来ない警察機構。
検挙率低下も、実態把握、時代に即応した
柔軟な考え方が出来ないことが原因かも?

スカイラインGTR

2007-10-23 08:53:27 | 日常
日産自動車が今年のモーターショーで、
あの「スカイラインGT-R」を復活させるそうです。
最新の技術を盛り込んで、伝説のスポーツカーを
復活させます。
不振に陥った日産を「GTR」が救えるか?

日産といえば、かつてはこの「GTR」を初め
フェアレディZ,等の車で若者を魅了してきました。
その基本には、楽しい車を創るという技術者の
理念が生きていました。
しかし、その後の日産はトヨタの真似ごとに
失敗し、どんどん落ち込んでいきました。
それはあたかも昨今の各業種で問題になっていること
と同じようです。
つまり、良い物を創ることが使命の会社が
お金を儲けることが使命になることです。
物創りをナオザリにし、売上拡大、利益拡大に
走る時、企業の本質が見失われます。

その堕ちた日産を救ったのが、カルロス・ゴーン氏です。
「再生屋」と呼ばれた彼は、徹底した経費削減等の
経営手腕を発揮し、日産を復活させました。
いわば「膿」を出し切ったのです。
しかし、その手腕を使っても昨年来、
販売台数の減少という新たな局面を迎えています。
会社の体質は改善されました、
でも魅力ある車は創れていませんということです。

今回の「GTR」は、その意味でも重要な意味があります。
今後、日産が目指す「車創り」を意味しています。
「売上」にこだわるのか?
「車創り」にこだわるのか?
どちらが企業にとって一番大切か?
その答えは、すでに出ていると思いますが・・・。


守屋前事務次官

2007-10-22 08:29:44 | 日常
守屋事務次官の業者とのゴルフ接待問題。
色々な疑惑がある人物が、ついに綻びを見せました。
これは氷山の一角に過ぎません、
まだ沢山出てくるでしょう。
ミラバル社との随意契約を強要するなど、
自分の利得だけを考えたその行いは卑劣です。

許せないのは、自分の地位を利用し、
業者と癒着していた事実です。
「せせこましい考え」です。
5年間で140回以上のゴルフ接待、信じられない数です。
守屋氏は、現防衛省では「天皇」と呼ばれる位に
権力を持っていたそうです。
あの風体からはとても想像出来ません。
ただの野暮ったい親父です。
カリスマの「カ」の字もも感じられません。
そんな人物に牛耳られていた防衛省。
さらに、4年もの長い任期を見過ごした点も問題です。
一事務官が、要職に4年もいたこと。
その背景にも、何らかの利権があることは
何かを感じます。

防衛に関わる軍備費は膨大なものになります。
今回の疑惑に関わるCX輸送機のエンジンも
1基20億円以上します。
全体では1000億円を越す費用になります。

この疑惑の解明を、徹底的に行って貰いたいです。
当然、守屋氏の国会での証人喚問は必須です。
彼の悪事の全容解明を期待します。
同時に、収賄贈賄での刑事告発も期待します。
これでは、時代劇の「悪代官と越後屋」そのものです。
現代社会でも、桃太郎侍か必殺仕置き人
が必要になるのでしょうか?

赤福

2007-10-21 09:00:42 | 日常
またも、老舗の会社の不祥事が発覚しました。
「赤福」という伝統ある老舗の食品にも
偽装という汚名がつきました。
消費者の信頼を裏切った行為を許す事は出来ません。

毎年お伊勢参りをしますが、
必ず赤福をお土産にしていました。
また、店先ではお汁粉などを食べるのが楽しみでした。
沢山の観光客でお店は溢れていました。

雪印から始まった、「食」の偽装問題。
とどまるところを知りません。
多くの伝統ある食品会社が何故このような
問題をおこすのでしょう?
ほとんどの会社は2代目、3代目という後継者が
社長になっています。
ここに問題があると言わざるを得ません。

創業者はどういう志で事業を始めたかという原点を
忘れているようです。
初めは、お客様に美味しいものを食べて欲しい、
お客様の喜ぶ顔を見たいというものでした。
しかし、事業が拡大していくと、
経営者と顧客の接点は徐々に薄れていきます。
会社が大きくなると従業員との接点も薄れます。
その結果、経営者は「はだかの王様」になっていきます。
また、食べ物を売ることより、売上を伸ばすこと
が優先するようになります。
つまり、「お金」が一番の優先順位になります。
いずれも、初心をわすれた愚かなことです。

赤福の社長の記者会見を見ても、哀れです。
はっきり言いますが、経営能力はゼロです。
彼が社長になった理由は、
創業一族にうまれたということだけです。
経営能力にないものが「経営者」になっている、
日本にはあまりに多くあることです。
だから、外国の企業が参入することに
過剰な抵抗をします。
この問題の一端を担っているのも保健所という
行政の管理責任です。
そういう日本のダメな体質が今日の問題を引き起こしているのです。
食品業界に限らず、建設、金融、不動産、交通
全ての産業で同様の問題を抱えています。

ダメな経営者とダメな行政、国、政治家。
国民は、「自分の身は自分で守る」という時代になった
ことを認識するべきです。
今回の件で改めて判ったこと、
「国も企業も自分勝手のご都合主義」ということです。



増税

2007-10-19 08:42:36 | 日常
自民党内で、増税議論が起きています。
社会保障費の財源をどう確保するかから
この議論が起きています。
具体的には、消費税を現行の5%から
引上げたいとのことです。

現在の保障水準を維持する為には、
2025年には14~31兆円の財源が必要になり、
消費税でまかなうには、11~17%まで
引上げる必要があるとのこと。
この議論に大きな疑問があります。
それは、財源を確保する為には
歳出削減をどこまでするつもりなのか?です。

目に余る税金の無駄遣い、ここを無くさなければ
増税に国民は納得しないでしょう。
相次ぐ政治と金、社会保険庁の問題、
天下りの現状、道路特定財源、挙げたらきりがありません。
これらの「無駄」を一掃して、かつ財源不足が生じるなら
増税議論はそれからです。

日本という国の方向性が見えないまま、
徒に目先の議論をしないで欲しいです。
はっきり言えば、今の社会保障制度が崩壊しているのは
明白です。
それを、傷口に絆創膏を貼るような、うわべの処置を
しようとする自民党。
傷口をそのままにして、違うところを処置しようとする
民主党。
いずれも、ヤブ医者の様なものです。
日本の社会保障制度を北欧の様な、福祉国家並みにするか、
アメリカの様な、自己責任型にするのか。
日本の現状は、あまりに中途半端です。
税金は増える、社会保険費も増える、
でも社会保障のサービスは低下する。
これでは、国民は納得出来ません。

国家の100年先を考えられる人が「政治家」です。
今の日本に政治家がいるでしょうか?
次の選挙のことしか考えていない人ばかり
の様な気がします・・・。