社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

マクドナルドの癌

2008-12-28 17:15:22 | 日常
またまた、マクドナルドでインチキが行われ
ました。新発売のメガマックの発売開始の日
に「さくら」を1000人以上集め、客寄せを行
ったということです。昔から、この手法を多
くの新商品発売時に行われてきたものです。
しかし、天下のマクドナルドが行うとは、と
んだ勇み足といか言えません。

以前から、マクドナルドの原田社長の経営能力
には疑問視をしていました。その理由ですが、
自分の保身しか考えていない様な、あの顔つき
です。最近では、店長職の残業問題などもあり
ました。これらの問題に共通するものは何か?
それは、社長がどこを見て仕事をしているか?
です。社員を使い捨てにしても利益を追求する
ことは、真に従業員を想っているとは考えられ
ません。「さくら」を雇い、売上を水増しする
ことで、自分の立場、手柄を得ようとでもした
のか?これらは、自分の立場を上層部に良く見
せようとしたものに過ぎません。

原田氏の経営感覚に疑問を抱いたのは、今年の
年初でのテレビ番組でした。その中で、今年の
株価予想の質問がありました。彼の答えは、
何と「20000円台」でした。今の株価は8000円台
です。驚きの回答でした。この答え一つで、彼
の資質は分りました。到底まともな経営者では
無いことが、その時わかりました。その後の様
々な問題はご存知の通りです。

つまり、マクドナルドの癌は、社長である原田氏
なのです。そんな資質が無い人が社長でも売上が
ある会社。なんともお目出度い会社ではありませ
んか。世の中、本当に素晴らしい経営者も2;8の
法則に当てはまるみたいです。

JAL

2008-12-17 09:05:01 | 日常
JALの社長が海外で話題になっている様です。
CNNの報道番組がキッカケになっている様ですが、
その謙虚な姿勢が欧米でも、大いに評価されいる
とのことです。

通勤はバス、昼食は社員食堂、年収は960万円、
それも世界有数の航空会社の社長ということで
驚くと同時に賞賛の声があるようです。欧米の
経営者では考えられない様です。確かに欧米の
経営者は、年収数億円、いや数十億円、通勤は
専用車で送迎、豪華なランチミーティング等
大きな違いがあります。

この話題のキッカケも、アメリカの経済危機に
端を発したものです。救済されなければ破綻寸前
の会社の経営者の傲慢な態度に、欧米の国民も
呆れ果てたのでしょう。日本式経営が見直された
点では大いに歓迎しべきものです。

ビッグ3救済法案

2008-12-12 23:03:50 | 日常
ビッグ3救済法案が事実上の廃案となりました。
これによる、株価下落、急激な円高が進行して
います。世界経済は混沌としてきました。

ビッグ3救済法案については、共和党議員から
厳しい意見が出ていました。その為米上院での
採決には厳しいとの見方がありました。今回
の廃案と要因としては、UAWと議会との意見の
溝が広がったたことです。米国トヨタの従業員
の時給と比較し、ビッグ3の時給は1.5倍にもな
ります。この給与の見直しにUAWは同意しません
でした。結局彼らは、自分達の主張を誇示する
ことにより、自分達の首を絞めることになりま
した。

アメリカ社会の自己主張が強いことが、裏目に
でたのです。ここにアメリカという国の弱点が
あるようです。自分達の主張ばかりで、相手の
立場を考えない、常に利己主義になる傾向、
最近の日本でも垣間見えることですが、決して
歓迎されるものではありません。今回の様に
最期には自分の首を絞めることになります。

ビッグ3に救済の道はありません。

支持率

2008-12-09 09:04:15 | 日常
麻生内閣の支持率が急降下。風前の灯状態になった
麻生氏のこれからに注目です。

自民党内からも不協和音が聞こえてくるようになった
のは当然のことでしょう。もともと解散内閣としてス
タートした筈でしたが、リーマンショックに始まった
世界不況の波を被り、シナリオが狂ってきました。慌
てて打ち出した第二次補正予算も、準備不足か?知恵
不足か?分りませんがインパクトに欠けるものでした。
また、その実施すら見えない状況に追い込まれ、国民
の不信感はピークに達しています。

また、麻生氏の言動、行動にも疑念の眼が向けられて
います。二転・三点する軽率な発言。「つかみ」は
いいが、内身の無い演説。もともと、つなぎ役の総理
でしかなかった麻生さんに期待すること自体が無理な
ことです。しかし、その無能ぶりは想像以上で、ほと
ほと呆れたというのが、国民の想いでしょう。
もはや、支持率では小沢代表に逆転される始末です。
これには自民党内部でも頭を抱えていることでしょう。
解散総選挙をすれば、自民党は間違いなく負け、政権
政党を民主党に譲ることになるでしょう。それを見越
した動きも自民党内にあるようです。

いずれにしても、この経済状況を打破することに対し、
麻生内閣には期待していないことが、民意で表された
ということです。一刻も早く。国民に民意を問い、
国民生活を考えた政権の一日も早い発足に期待をした
いものです。

公僕

2008-12-02 09:00:40 | 日常
「公僕」とは、役人のことを表す言葉です。
その言葉通り、公に仕えるという意味です。
果たして今の役人が、公僕と言えるでしょうか?

先日、会計検査院が発表したお役所の無駄遣い
ですが、約1300億円というものでした。この金
額だけを見れば、凄い金額だと思います。しか
し遣っているお金、予算金額は幾らかと言えば、
約200兆円なのです。つまり、200兆円のうち、
1300億円しか無駄遣いを見つけられなかったと
ことになります。一般家庭に置き換えれば、年
収200万円の家庭で、無駄遣いが1300円だったと
いうことです。つまり、会計検査院は、建て前
の仕事しかしていないことです。一体何故でしょ
うか?ここにも官僚制度、天下りの弊害があった
のです。

現会計検査院長官は元大蔵省の官僚です。つまり
昨日まで予算取りをしていた人が、無駄遣いを取
り締まる側にまわっているのです。そんな人が長
官ではまともな仕事が出来る筈がありません。で
は何故そういう人が長官に任命されたのか?その
責任は自民党政権にあります。長官の任命は国会
の承認事項でありからです。ここに、政権と官僚
の癒着があることは疑いの無い事実です。

つまり、役人という「公僕」に使われているのが、
政権政党であり、そのツケを負わされているのが、
我々国民なのです。