社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

ゴールド免許って何?

2007-10-23 23:22:23 | 日常
今年、免許の更新年です。
私の場合、今の免許はブルーです。
つまり、優良運転者ではありません。
しかし、この免許制度どこかおかしいと
思っています。

免許更新の際に、更新手続きが区分されています。
一番良いとされているのが、優良運転者所謂ゴールド免許です。
免許更新の過去5年間に無事故・無違反の
運転者のことです。
次が一般運転者、過去5年間に1回違反点数3点以内の
違反をした運転者です。
以下、違反運転者と続きます。
さて、このゴールド免許どんな人達でしょう。
私の知っている限りでは、ほとんど車を運転しない人、
若しくは、1月に1.2回運転をする人です。
中には毎日運転してゴールド免許の人もいるでしょう。
しかし、ゴールド免許の80%以上は普段ほとんど運転を
していない人です。
つまり、ゴールド免許は優良運転者ではなく、
運転技術未熟者なのです。
警察の免許制度自体に疑問を感じるのは私だけでしょうか?

こんな光景が良くあります。
制限速度40キロを道路があります。
多くの車は50キロで車を走らせています。
つまり、50キロのスピードで車の流れがあります。
その中で1台だけ40キロで走っている車があります。
その車の後ろでは、渋滞になり車の流れが乱れます。
無理に車線変更をしようとし、車の接触事故が起きそうになります。
この40キロ車の運転者はゴールド免許なのです。
きっちり制限速度を守り、違反をしていません。
しかし、自分の車が原因で渋滞を引き起こし、
ひいては事故まで起きそうな始末です。

車を運転することは、規則を守るだけではありません。
自分の周りの車に気を配り、周りに迷惑をかけないこと
このほうが、重要なことと思います。
トロトロ運転、違法駐車、等は論外です。
スピード違反の取締りを行う暇があるなら、
違法駐車、飲酒運転を徹底的取り締まるべきです。
ハッキリ言って、ゴールド免許など無意味です。
実態を把握出来ない警察機構。
検挙率低下も、実態把握、時代に即応した
柔軟な考え方が出来ないことが原因かも?

スカイラインGTR

2007-10-23 08:53:27 | 日常
日産自動車が今年のモーターショーで、
あの「スカイラインGT-R」を復活させるそうです。
最新の技術を盛り込んで、伝説のスポーツカーを
復活させます。
不振に陥った日産を「GTR」が救えるか?

日産といえば、かつてはこの「GTR」を初め
フェアレディZ,等の車で若者を魅了してきました。
その基本には、楽しい車を創るという技術者の
理念が生きていました。
しかし、その後の日産はトヨタの真似ごとに
失敗し、どんどん落ち込んでいきました。
それはあたかも昨今の各業種で問題になっていること
と同じようです。
つまり、良い物を創ることが使命の会社が
お金を儲けることが使命になることです。
物創りをナオザリにし、売上拡大、利益拡大に
走る時、企業の本質が見失われます。

その堕ちた日産を救ったのが、カルロス・ゴーン氏です。
「再生屋」と呼ばれた彼は、徹底した経費削減等の
経営手腕を発揮し、日産を復活させました。
いわば「膿」を出し切ったのです。
しかし、その手腕を使っても昨年来、
販売台数の減少という新たな局面を迎えています。
会社の体質は改善されました、
でも魅力ある車は創れていませんということです。

今回の「GTR」は、その意味でも重要な意味があります。
今後、日産が目指す「車創り」を意味しています。
「売上」にこだわるのか?
「車創り」にこだわるのか?
どちらが企業にとって一番大切か?
その答えは、すでに出ていると思いますが・・・。