社長の独り言

資産運用コンサルタントの社長日記です

無責任な日本メディア

2008-08-26 23:52:26 | 日常
昨夜の日本テレビの「news zero」に出演した
星野氏、番組内でのキャスターとのやり取りは
全くの「茶番劇」でした。

この番組にはオリンピック前から、出演していた
星野氏、番組キャスターも「腫れ物に触る」様な
対応でした。まず、問題になっている様々な質問
をキャスターがするのですが、その答えはただの
詭弁にしか聞こえませんでした。
まず、仲良しコーチ陣の起用問題についての質問
に対しては、
星野氏は「仲がいい事が何が悪いのか?お互いに
自由に意見をぶつけ合えることが出来る。反対に
年下のコーチでは意見の交換が出来ない」とのコ
メント。
質問の意味すら理解できていないようです。
また、投手起用について「何故、調子の悪い選手
エラーをした選手を使い続けたのか」の問いに対し
「失敗を取戻させる選手起用が俺のやり方」と訳の
分らないコメントでした。

結局、日テレは星野氏の面子を回復させようと、
番組を企画しただけでした。予め、質問も回答も
用意し、世間のバッシングを少しでも和らげよう
と工作をしただけです。この番組のキャスターも
情けないですが、一番情けないのはプロデューサ
ーです。どうせ、星野氏のご機嫌取りでもしたつ
もりでしょう。自分の番組で「星野ジャパン」を
持ち上げ、その挙句が4位という惨状に困窮した末
の苦肉の策だったのでしょう。改めて日本のメデ
ィアのレベルの低さを感じました。嘆くというより、
お笑いです。

この北京オリンピックを海外のメディア関係者は
厳しく評価しています。ところが日本の関係者は
以外にも高い評価をしていました。「本質」は何
なのかを見極める「眼」を養うべきです。薄っぺら
な視聴率争いしか出来ない日本のメディア。
視聴者を甘くみると、いつかはしっぺ返しされる
でしょう。

星野ジャパン

2008-08-25 18:09:31 | 日常
「敗軍の将、兵を語らず」「強いものが勝つの
でなく、勝ったものが強いのだ」等と訳の分らぬ
発言をした野球オリンピック代表監督、星野氏に
はがっかりしました。

そもそも、選手選考の時に選考基準がおかしいと
以前のブログにも書きましたが、その懸念がその
まま惨敗という結果になりました。敗因の第一の
要因は監督の采配ミスでしょう。やはり現場を離
れた人が監督が勤まるわけがありません。今回も
要所でミスがありました。
第二はチーム体制の創り方です。星野氏にしても
国際経験など全くありません。それなら完璧な情報
収集が出来たのか?それを巧く活用できる体制創り
が出来ていたのか?疑問だらけです。
何故なら、コーチは大学時代の仲良し3人組です。
山本、田淵両氏が選手達へのサポートが完璧だった
とは思えません。有名な一流選手だけではコーチは
勤まりません。むしろその肩書きが邪魔をしたので
は?

第三には「志」です。ソフトボール代表の様な、オ
リンピックに懸ける想いがあったとは到底思えませ
ん。負けず嫌いだけで金メダルが取れるほど甘いも
のではありません。選手の顔ぶれを見れば、日本
の実力は一番でした。アメリカなどはマイナーリーグ
の選手だけです、しかしそのアメリカには2回共負け
ました。その「志」をもてなかったこと、それも
星野監督の責任です。

一方、選手達のショックは大きいでしょう。一方不満
も多いと思います。事実上原投手は投手起用について
不満のコメントをしています。精神的ショックを受けた
選手のフォローが大切なことです。その意味では星野
氏の責任は重いです。

JUDOと柔道

2008-08-15 16:18:10 | 日常
北京オリンピックで、日本のお家芸「柔道」が
苦戦を強いられています。世界的に普及した
柔道競技、日本古来の武道が広く世界に普及
したことは嬉しいことです。しかし、反面
競技としての「JUDO」は本来の武道である「柔道」
から離れつつある様です。

武道とは本来、精神を鍛錬するものでした。日本
古来の「柔道」も、相手の力を巧く利用する、
小さいものでも大きなものに立ち向かう等、「技」
を競い合うものでした。それが世界に普及し競技
となるにつれ、その形はだんだんと変わっていき
ました。精神よりも勝負に拘るものとなり、その
結果ポイント制の導入というものになりました。
今回のオリンピックにおいても、外国人選手の中
には、技をかけるより、ポイント狙いという選手
が多く見られました。中には全く「技」をかけず
ポイントだけで勝ち抜く選手もいました。
しかし、この現実を嘆いているだけでは何の解決
にもなりません。

今大会で日本選手が惨敗しているのは、選手だけの
問題ではありません。それより、協会やコーチ達の
責任のほうが大きいのでは?それは世界の「JUDO」
という現実を研究せず、それに対する施策を怠った
ことです。日本の「柔道」に拘るあまり、世界の
「JUDO」を分析していまかったからです。日本だけが
「柔道」に縛られていては、世界では勝てないのです。
その中、重量級の石井選手が見事金メダルを獲得しま
した。彼が今まで実践してきたことが「JUDO」でした。
積極的に海外武者修行に出かけ、外国の「JUDO」の
経験を積んできたのです。「練習の鬼」と言われる
彼ですが、ただ練習をしてきた訳ではありません。
何をすべきかを自分で考え、自ら練習方法を考えて
きたのです。金メダリストの古賀選手も言うように
「言われるままの練習をするだけでは強くなれない、
自分で工夫しかんがえることが大切だ」と。

日航123便

2008-08-12 09:15:30 | 日常
日航機墜落から23年目の日を迎えました。
23年前の8月12日、羽田から大阪に向かった
日航123便は群馬県堺の御巣鷹山に墜落し、
520名という多くの犠牲者を出したのです。
当時、社会人1年目でしたが、車のラジオで
この事故のニュースを聞いたことを鮮明に
覚えています。

この事故については、事故調査委員会の最終
報告書がありますが、日航の機長組合はその
内容について、今だに抗議の姿勢を貫いてい
ます。この事故報告書には、解明されていな
い多くの疑惑が隠されています。その一つが
急減圧があったかどうかです。事故報告書で
は最初に圧力隔壁が破壊され、その後尾翼が
破壊されたとなっています。ここで疑問なの
は、生存者の客室乗務員が客室では急減圧は
無かったと証言していることです。また、
この時パイロットも酸素マスクをかけていな
かったのです。ベテランパイロットなら急減
圧があれば、すぐに酸素マスクをします。何
故なら何度も訓練をしているからです。
では、何故尾翼が破壊されたのでしょうか?
ここが機長組合が疑問視している一番のポイ
ントです。では、何故事故調査委員会はこの
事実に対し何の疑問も抱かなかったのでしょ
う?

その他にも多くの疑問がありますが、まだ何
も解明されていません。この事故を題材にし
た映画「クライマーズ・ハイ」が上映されて
います。この映画でもこの問題に対し、疑問
を投げかけています。事故調査とは、同じ過
ちを繰り返さないことが一番の使命であり、
「犯人探し」ではありません。日本の事故調
査において、悪者探しに終始している感は否
めません。その様な体質が事故調査の弊害に
なっているなら、残念なことです。多くの犠
牲者、遺族達の無念さを癒すことができるな
ら、それは本当の真実を知らせることだけで
す。

勝負脳

2008-08-11 19:16:02 | 日常
水泳100メートル平泳ぎ、北島選手が世界新記録
で金メダルを獲得しました。アテネに継ぎ2連覇
の偉業を成し遂げました。しかしここに至る道の
りは険しいものだったでしょう。

アテネの金メダル以降、北島選手は怪我、体調不良
精神的ストレス等、多くの苦難がありました。そん
な中、メンタルトレーニングの権威である第一者に
巡り逢います。その先生からの教えが「勝負脳」で
す。簡単に言えば、プラス思考です。究極のプラス
思考を持ち続けることです。

これについては、スポーツだけではなくビジネス、
人生にも共通するところです。つまり、「いいイメ
ージ」を持つことが成功への鍵なのです。逆に言え
ば「悪いイメージ」をもつと全てが悪い方向に行っ
てしまうことになります。人間の深層心理にある「
イメージ」が全ての行動の基になるのです。
今回、北島選手は「もしかしたら・・・」とか「負
けたら・・」等という否定的な思考を一切排除し続
けました。どんなに調子が悪い時でも、気持ちを切
り替えプラス思考「勝負脳」を信じ、貫き通しました。

スポーツに限らず、人生において失敗や巧くいかない
事は沢山あります。その際にどんな考え方をするかで
全てが違ってくるのです。マイナス思考を引きずれば
全ては悪い方向に行きます。気持ちを切り替えプラス
思考になり、前向きに歩けば全ては良い方向へと向かう
でしょう。この北島選手の金メダル獲得から、プラス
思考の大切さを、改めて実感しました。

原爆記念日

2008-08-07 08:46:13 | 日常
8月6日は、広島に原爆が投下されてから63年目
を迎えました。約25万人もの犠牲者を生み出し
た恐ろしい出来事です。そして今も放射能の後
遺症に苦しんでいる被爆者が沢山います。放射
能を浴びたことによる原爆症の認定について、
日本政府はもっと真剣にかつ迅速な対応をする
べきです。国家の犠牲となった国民に対する対
応としては大きな疑問と怒りを憶えます。

そもそも、戦争を起こしてのは日本という国家
なのです。その被害者となった国民に対し、真
摯な対応をすることは当たり前でしょう。多く
の被爆者達は、その後遺症に苦しみ、人生まで
も狂わされけしましました。それなのに原爆認
定の裁判は、遅々として進まない現状がありま
す。福田総理はこの事態改善の施策を発表しま
したが、もっと明確なメッセージを伝えて欲し
いです。つまり、原爆認定を全面的に認めると
いうことです。それが国家が犯した過ちに対し、
国民への謝罪のメッセージなのです。

原爆資料館には、恐ろしい記録が沢山あります。
この恐ろしい事実を後生に伝えてゆくことを怠
ってはいけません。唯一の被爆国、日本が世界
に向け発信し続ける責任があるのです。国連常
任理事国のうち5ケ国が、核保有国という事実に
対し、疑問を抱きます。核兵器を持つ国により
世界平和が保たれている事実に、恐ろしさを感
じます。今なお、世界は核というもので平和の
バランスが保たれている恐ろしい現状にありま
す。本当の恐さを知らない人達に「平和」を語
る資格はありません。