HTC Nipponとボーダフォンは、2006年内にもHTC社製の3Gスマートフォンを発売することで合意した。
両社は、OSにWindows Mobileを採用した3Gスマートフォンの開発・供給に関して契約に合意した。HTCは、NTTドコモを利用する法人ユーザー向けにスマートフォン「hTc Z」(写真)を発売しているが、今回発表された端末がどういったものになるのかは公表されていない。また、ボーダフォンブランドで提供されるのか、hTc Zのようにメーカーブランドとして提供されるのかについても検討中とされている。
HTCとボーダフォン、3Gスマートフォンを年内発売
年内発売なのにまだ何も決まっていないのか発表できないのか?それなら詳細が決まってから発表すればいいのにと思うが、とりあえず発表だけでもしないと今のボーダフォンではユーザー離れを食い止められないという状況なのだろう。
HTCはすでにDoCoMo向けに端末を提供しているので、同じWCDMA方式のボーダフォン向けにも比較的簡単に端末提供できそうなものだが、ハード的な手直しはほとんどなくても、ボーダフォンライブ対応などのソフト面での手直しに数ヶ月かかるのだろう。
DoCoMoのように法人向けだけでは意味がないので、是非とも個人向けに販売して欲しいところだ。値段もW-ZERO3を意識して、4万円前後と十分に対抗できる価格設定にして欲しいところだ。(もしもスーパーボーナス必須で4万円では全然安くない・・・)
ウィルコム、DoCoMo、ボーダフォンがスマートフォン市場に投入しているが、これでauだけがスマートフォント呼べる端末がない状況となる。いつになったらauはアキレス腱となっているスマートフォン市場にどんな端末を投入するのだろうか?とても気になる。
ウィルコムのW-ZERO3はスマートフォンでのWeb閲覧もパケット定額制で利用できるからこそ、爆発的にヒットしたのだが、DoCoMoのHTC端末はパケット定額制は適用にならないために料金面での問題がある。ボーダフォンはパケット定額制を適用するのか?この点がユーザーに受け入れられるかどうかの最大のポイントになりそうだ。