春の新製品ラッシュも終わり、ランキングの変化も少なくなってきている。
「どの世代」の端末が売れ筋か?
DoCoMoのランキングの顔ぶれにあまり変化はない。FOMAはベスト10中6台と相変わらず好調を維持している。700iシリーズでは唯一P700iのみが9位に残っている。やはり割高感のある700iよりも、割安感のある900iSの方が人気がある。
auでは冬WIN端末と春WIN端末が合計6台ランクインしている。相変わらず三洋がベスト10に3台入り、強さを示している。
ツーカーも顔ぶれに変化はなく、最新のTT51が再び上昇してきた。
ボーダフォンはPDC(2G)とV3Gがベスト10に半々となっていて、世代交代のスピードがDoCoMoやauに比べて出遅れているのが顕著だ。そんな中、802SEが順位を上げ、702NKも10位と健闘している。安くなったとは言え、702NKのようなマニアックな端末が売れているというのは唯一のスマートフォンという点が評価されているのかもしれない。
その後今月に入ってからV3G端末がさらに値下がりしているので、今後V3G端末が順位を上げる可能性もあるが、そろそろV3Gの新端末V902Tに期待がかかってくる。冬のV3Gはすでに目新しさがないので、V3Gの新製品が春から夏にかけてもっと出て欲しいところだ。
しかし、V3G端末には機能のみに注目せずに、PDC同様の操作性を期待したいところだ。冬V3G端末の操作性では日本のユーザーに受け入れられないというのが販売実績からも明確になったのではないだろうか?そこの判断に迷いがあって、次のV3G端末の新製品の開発に時間がかかっているのかもしれないという見方ができる。
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NTTドコモ |
au |
ツーカー |
ボーダフォン |
1 | → | N900iS | → | W22SA | → | ツーカーS | → | V603SH |
2 | ↑ | N901iC | → | A5507SA | → | TT31 | → | 802SH |
3 | ↓ | P901i | ↑ | A5509T | → | TT32 | → | V603T |
4 | → | N506i | ↓ | W21CA | ↑ | TT51 | → | 802N |
5 | → | P506iC | → | A1404S | ↓ | TS41 | → | 902SH |
6 | ↑ | F672i | → | W21T | ↑ | TK40 | ↑ | 802SE |
7 | ↓ | SH901iC | → | W22H | ↓ | TK41 | ↑ | V602SH |
8 | ↑ | D506i | → | W31SA | → | TK40(*) | ↓ | V602T |
9 | → | P700i | → | W31K | → | TK31 | ↓ | V601T |
10 | → | F880iES | → | A1403K | ↑ | TK31(*) | → | 702NK |
(*)表記は「プリケ―セット」(**)表記は「プリケーロングセット」対応端末 |