謎の日常

 「観光」に”感動”などといった余計な”感情”は必要ない・・・
 ただ”事を終わらす”とだけ考えれば良い・・・

砂漠の街、世界最奥部へ・・・(ウルムチ・中国)

2007-07-22 19:31:13 | 2ndミッション+1 東・中央アジア
2007.07.22


 砂漠のへりにある街、ウルムチへと敦煌からの夜行列車で到着



 これが到着したウルムチ駅、中々にご立派なのです・・・






 このウルムチという街は”世界で最も内陸に位置する都市”として知られ、それはまた”海から最も遠い街”と言い換えても間違いはないだろう・・・

 しかしながら4方を水源に恵まれているので、乾燥地帯にもかかわらず、水不足には縁がないという好条件である。

 この新疆ウイグル自治区の首府でもあるウルムチはかつての交易の要衝でもあり、砂漠のヘリにある西域のオアシス都市ということも出来よう・・・





 こんな世界の最奥部に来れるのも・・・私が「プロフェッショナル」であるからに違いない・・・
 
 敦煌から列車一本乗っただけという感は否めないが・・・

 他の何人にこのような冒険が出来ようか・・・???









 私はこの「世界の最奥部・そして砂漠の街ウルムチ」を堪能することにした・・・









 早速目にした看板から、この街がどのようなものであるか想像が出来るだろう・・・

看板には上は小さいけど「アラビア(ウイグル)語、中国語、英語、キリル文字(ロシア語)」の4カ国ごで表記されている。ここがあらゆる文化の交流点であった事を示す良い証拠であろう・・・








 そして砂漠のへりの街・・・


 なんとロマンチックなのだろうか・・・???












 私は人一人いない、砂漠の道を歩く・・・













 人一人いない世界最奥部、ウルムチの通り・・・




















 そして、この砂漠の街の全景を見ようと紅山公園へと向かう・・・

 私が目指した山頂




 
 そして目にした景色は・・・







 広く良く舗装された道路に立ち並ぶ高層ビル群・・・・



 ここが砂漠のヘリの街であることを示すよい証左となろう・・・







 「・・・」







 「・・・・・・」










 それに砂漠といったらオアシスだ・・・!


 私もオアシスを求めて彷徨ってみる・・・











 あっ!これだっ!!!



















 これが砂漠の中にあるオアシス・・・















 「・・・」






 「・・・・・・」





 あまり・・・オアシス感が出ていないような気もするが・・・











 そうだっ!ここはイスラム色も濃い街なのだ!!







 イスラムと言えば・・・バザール(市場)だ!!

 市場に繰り出そう・・・!!!






 何でもガイドブックには「イスタンブールのグランド・バザール」を超える一大バザールがここウルムチにはあるらしいのである・・・






 テクテクと歩くと・・・あっ!これかっ!!









 国際大バザールと掲げてる・・・ 






 中心は・・・





 
 へっ?何これ・・・???バザールだろうけど・・・何かちょっと・・・









 中を覗いて見る・・・





 むむむっ!今まで見てきた中東のバザールと・・・何か違いすぎるのですよ・・・







 へっ?何これ??何でカルフール(外資系のスーパー)とKFCなんかバザールに入れてるの・・・???




 「・・・」




 「・・・・・・」




 「うむぅぅぅぅ~・・・・???」




 これじゃバザールというよりは・・・単なるショッピング・モールの形をしたテーマパークじゃ・・・



 奴等のセンスというものが・・・良く分からん・・・???







 














 まあいい、しかしこれでみなにもこの街がいかに

 ”世界の奥部にある秘境の地”

 と言う事が良く分かったことだろう・・・