2007.07.19
本日朝、一泊した招待所(まあ俗に言う安宿です)をチェックアウトして日本人経営のジンジンカフェの持っている安宿に移動する。
今日のメインターゲットは「莫高屈!」、仏教遺跡で世界遺産にも指定されている。
井上靖氏の「敦煌」の題材にもなった場所だ・・・
私のよう「プロフェッショナル」としては、ここを訪れることは「やらなければいけない消化試合」であろう・・・
少々雨が降っていたが・・・そのあたりはまあいいだろう、それに最近天候が不順で明日晴れるという保証もない。
朝1100のミニバスに乗り、到着は1140、入場券を買うときに「英語ガイドがいるいない」で入口と往復させられたものの1200時からの英語ガイドに何とか間に合う・・・
でも私以外いなかったので人が集まるまで待たされた・・・
180元(ちなみに3000円ぐらい、中国語ガイドなら160元です)も出しているのに・・・
このあたりが「ティー・アイ・シー(This Is China)」だが・・・
莫高屈は想像以上に良く、今まで見た仏教系の遺跡の中で「ゴルコ認定No.1」の称号を与えてもいい萌え度であった・・・
中での撮影禁止が無念であるほどだ・・・
ちなみにこれが一番有名な9層楼(第96屈)の押し出し・・・
中には莫高屈No.1の33.5mの仏像(崖を削り出して、その上に泥をかぶせて作ったもの)がある。
入口付近、もう整備されているがこんな感じの屈が700ぐらいはあるらしい、公開されているのは30前後で1回のツアーで見れるのは10屈(ガイドが選んだもの)。
気分を良くして駐車場に戻る、公共バスはまだ来ていないが、まあ余韻に浸って待てば良いだけの事だ!
でも・・・なんか人が溜まっているような・・・
それにさっき駐車場に戻る途中で兵隊が何か真剣に私に訴えていたような気も・・・
少々気になったので駐車場の係りにバスの時間を確認する・・・
すると・・・
意外な事実が・・・
彼は紙に中国語でこんな意味の事を・・・
「大雨・・・不能・・・車・・・橋・・・壊・・・歩・・・・川・・・沿・・・・(中国語に変換できないので意味を日本語の漢字に変換しています)」
「・・・」
「・・・!!!」
って事は・・・
歩くのですか?歩くのですか???
この「エレガント」な私が・・・歩いて市内に戻れというのですか(ちなみに市内まで約25Km)・・・???
一瞬肝を冷やしたが、英語のできる人に確認すると、壊れた橋の所まで歩けばそこに公共バスがくるらしいが・・・
まあ市内はいくらなんでも無理だが・・・これくらいなら歩けるだろう・・・
「でも!どのくらいなんだ???」
これは駐車場に止まっていた車・・・
誰だ!こんな所にVIP丸出しで来た奴は!!
俺じゃないのか??
俺ではなかったのか???
仕方なしに歩き始める・・・
幸いにして現地の観光客もそこそこの人数が歩いていたので不安は少なかったが・・
歩く人々、左側に泥流となっている川は私が到着したときは枯れて水一つなかったのにぃ~
歩き始めて10分もしないうちに道はなくなり、ただの砂漠と化す、今日の夜・・・砂漠ツアー(日帰りの簡単な物、夕日を見に行くだけ)を取っているのに・・・日中から望んでもいない砂漠を歩かされるとは・・・
30分・・・あたりは砂と歩く人だけしか見えなくなり・・・
うううぅ・・・・どこなのですか?ゴールは一体どこなのでせうか・・・???
そして約1時間・・・
あっ!あれだっ!!
決壊した橋・・・
コイツが・・・コイツが壊れたから・・・この私が「歩く羽目」になったのか・・・!!
とは言うものの、歩いたのがたった一時間くらいだったので結果的にはいい散歩になったのだが・・・
それにしても砂漠の雨、恐るべし・・・
濁流と化して、例え手抜きの疑いが多いとはいえ「純中国製の橋」を決壊させてしまうとは・・・・
そして他人事ながらこうも考える・・・
「これから観光まっさかりのシーズンに入るのに・・・、橋など決壊させても大丈夫なのだろうか・・・??」
と・・・
そして分かっていることは・・・
「どうせ中国だから人海戦術でなんとかするんじゃないのか!」
ということだ・・・
あっ!
オチが・・・オチが無い・・・・
本日朝、一泊した招待所(まあ俗に言う安宿です)をチェックアウトして日本人経営のジンジンカフェの持っている安宿に移動する。
今日のメインターゲットは「莫高屈!」、仏教遺跡で世界遺産にも指定されている。
井上靖氏の「敦煌」の題材にもなった場所だ・・・
私のよう「プロフェッショナル」としては、ここを訪れることは「やらなければいけない消化試合」であろう・・・
少々雨が降っていたが・・・そのあたりはまあいいだろう、それに最近天候が不順で明日晴れるという保証もない。
朝1100のミニバスに乗り、到着は1140、入場券を買うときに「英語ガイドがいるいない」で入口と往復させられたものの1200時からの英語ガイドに何とか間に合う・・・
でも私以外いなかったので人が集まるまで待たされた・・・
180元(ちなみに3000円ぐらい、中国語ガイドなら160元です)も出しているのに・・・
このあたりが「ティー・アイ・シー(This Is China)」だが・・・
莫高屈は想像以上に良く、今まで見た仏教系の遺跡の中で「ゴルコ認定No.1」の称号を与えてもいい萌え度であった・・・
中での撮影禁止が無念であるほどだ・・・
ちなみにこれが一番有名な9層楼(第96屈)の押し出し・・・
中には莫高屈No.1の33.5mの仏像(崖を削り出して、その上に泥をかぶせて作ったもの)がある。
入口付近、もう整備されているがこんな感じの屈が700ぐらいはあるらしい、公開されているのは30前後で1回のツアーで見れるのは10屈(ガイドが選んだもの)。
気分を良くして駐車場に戻る、公共バスはまだ来ていないが、まあ余韻に浸って待てば良いだけの事だ!
でも・・・なんか人が溜まっているような・・・
それにさっき駐車場に戻る途中で兵隊が何か真剣に私に訴えていたような気も・・・
少々気になったので駐車場の係りにバスの時間を確認する・・・
すると・・・
意外な事実が・・・
彼は紙に中国語でこんな意味の事を・・・
「大雨・・・不能・・・車・・・橋・・・壊・・・歩・・・・川・・・沿・・・・(中国語に変換できないので意味を日本語の漢字に変換しています)」
「・・・」
「・・・!!!」
って事は・・・
歩くのですか?歩くのですか???
この「エレガント」な私が・・・歩いて市内に戻れというのですか(ちなみに市内まで約25Km)・・・???
一瞬肝を冷やしたが、英語のできる人に確認すると、壊れた橋の所まで歩けばそこに公共バスがくるらしいが・・・
まあ市内はいくらなんでも無理だが・・・これくらいなら歩けるだろう・・・
「でも!どのくらいなんだ???」
これは駐車場に止まっていた車・・・
誰だ!こんな所にVIP丸出しで来た奴は!!
俺じゃないのか??
俺ではなかったのか???
仕方なしに歩き始める・・・
幸いにして現地の観光客もそこそこの人数が歩いていたので不安は少なかったが・・
歩く人々、左側に泥流となっている川は私が到着したときは枯れて水一つなかったのにぃ~
歩き始めて10分もしないうちに道はなくなり、ただの砂漠と化す、今日の夜・・・砂漠ツアー(日帰りの簡単な物、夕日を見に行くだけ)を取っているのに・・・日中から望んでもいない砂漠を歩かされるとは・・・
30分・・・あたりは砂と歩く人だけしか見えなくなり・・・
うううぅ・・・・どこなのですか?ゴールは一体どこなのでせうか・・・???
そして約1時間・・・
あっ!あれだっ!!
決壊した橋・・・
コイツが・・・コイツが壊れたから・・・この私が「歩く羽目」になったのか・・・!!
とは言うものの、歩いたのがたった一時間くらいだったので結果的にはいい散歩になったのだが・・・
それにしても砂漠の雨、恐るべし・・・
濁流と化して、例え手抜きの疑いが多いとはいえ「純中国製の橋」を決壊させてしまうとは・・・・
そして他人事ながらこうも考える・・・
「これから観光まっさかりのシーズンに入るのに・・・、橋など決壊させても大丈夫なのだろうか・・・??」
と・・・
そして分かっていることは・・・
「どうせ中国だから人海戦術でなんとかするんじゃないのか!」
ということだ・・・
あっ!
オチが・・・オチが無い・・・・