自由の国アメリカ。祖国日本と同様にわが愛すべき第二の故郷でもある。だがしかし本当に「自由の国」なのだろうか。抑圧する自由、差別する自由もそこには存在している。そしてそれを「表現の自由」として保護する現実もある。「自由」とは簡単に言うが、これは政治的自由だけではないらしい。個人として発言する権利を与えられるのは確かに政治的自由であるが、それが時として誹謗中傷にも使われうるという事実を私たちは見据えなければならないだろう。誹謗中傷合戦は特に顔の見えないネットの世界で多いことは悲しいかな日米共通のようである。但し、こうした「自由な発言活動」自体を抑圧・阻止しようという動きがある事は、誠に由々しき自体である。逆説的だが、まだ誹謗中傷が飛び交っているうちは平和なのである。これが権力機構や司直などによって管理され始める時、ファシズムはすぐそこまで迫ってきている。そして大抵の人間はそれに気が付かないのである。私もおそらく大衆の盲点に安住し続け、異変に気が付かないのであろう。さて気になる以下の記事を見てみよう。テロ事件で抑圧されるウェブ上の言論の自由(上)とテロ事件で抑圧されるウェブ上の言論の自由(下)を比較参照。[続く]
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