ま、いいか

日々の徒然を思いつくままに。

「スマホうつ」「「あいつらは自分たちとは違う」という病 不毛な「世代論」からの脱却」「快挙」

2014-05-19 22:43:40 | 
「スマホうつ」 川井太郎  秀和システム  2013.11.26

 著者は、筋系帯療法治療をしている人。

 スマホ、ガラケー、PCに向かう、体の歪みと精神の関係を簡明に述べる。
 当然、利用時間の長短も関係する。

 そうか、ガラケーの方がスマホよりは、下を向かないのか、成る程。
 まだ、ガラケーの私はちょっとだけ救われるかも(笑)


「「あいつらは自分たちとは違う」という病 不毛な「世代論」からの脱却
」 
    後藤和智 日本図書センター 2013.10.15

 何とも長いタイトルだ。

 著者は1984年生まれ。仙台出身。東北大学大学院工学研究科(都市建築学専攻)博士課程前期終了。

 現代の若者論を支配する最も強いイデオロギーは「新しさ」
 特にとの「新しさ」は、上の世代とは何かしら「劣った」存在であることが条件となっている。
 現代の若年層は、劣化言説に「従う」ことを求められている。
 そして、その「劣化」を前提として、そこからいかに「ポジティブ」な行動や思想を生み出せるか、
 ということを、新しい世代の「希望」として提示する。
 近年の若手論客の多くは、それによって支持を集めている。

 著者が疑問に思ったところを整理して、問題提起しただけ、とも言える。


「快挙」 白石一文  新潮社  2013.4.25

 何だか ダラダラした感じ。
 
 写真家を目指した男が、飲み屋をやって自立した女性と結婚。
 やがて作家を目指し、上手くいくかと思えたとき短刀編集者が亡くなったり、
 妻が浮気をしてたり、結核になったり、まあ色々あるのだけれど、

 帯に書いてあるように

  罪と罰を抱き、愛と共に生きる。
  それこそが、夫婦

 とか

  結婚に愛は存在するのか?

 など、大上段なテーマは、感じられなかった。
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