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GUINNESS BOOK

英国系パブ&ビール飲み歩き日記+α

蕎麦処もとき (松本、東京)

2004-10-31 | 日本で飲む/食べる
松本のガイドブックに大きく載っていた『蕎麦処もとき』。
松本城を超えて北に少し上ったところにある、大きなお店です。
松本城のそば博を横目で見ながら、
「まずは地元のちゃんとした蕎麦を食べないと…」と思って向かいました。

石臼で蕎麦の実の中心3割だけを挽き出したという『吟醸もりそば』(2枚で1200円)を注文。
(日本酒の精米なら、そこまで磨けば『大吟醸』ですが)
短い蕎麦は白く透き通っていて、所々に黒い粒が見えます。(写真上)
硬くて弾力ある、かなりシャープな食感。
蕎麦の短さも手伝って、何となく「しらたき」を思い出します。
味は洗練されすぎているのか、やや弱めな気もしますが、個人的には悪くないと思います。
信州らしい、せいろ2段重ねのボリュームも嬉しい。
東京の蕎麦屋はホントに少なくて、その上「蕎麦は腹一杯食うもんじゃない」みたいなノリがあるようですが、そんなに粋がらなくても…と思います。

あと、「そばつゆは少し」ってのも、個人的には結構疑問。
今回も、そばつゆの漬け方を0~箸の根元までと色々試してみたのですが、全然漬けずに蕎麦の味を楽しむか、しっかり目(箸が蕎麦猪口に入らない程度)に漬けて、つゆを楽しむか、どちらかが美味しかったように思います。
一口で終わりではないので、漬け方を色々変えて頂きました。

東京店の割引券をもらったので、東京店にも出かけてみました。
日比谷公園そば、日本プレスセンタービルの地下にあります。
「東京店は同じ値段で量半分なんだろうな…」
と覚悟していたのですが、松本と同じ『吟醸もりそば』は2枚で1000円、しかも板わさの天ぷらと野沢菜の漬物付き。
盛り方は松本のほうが綺麗で美味しそうでしたが、松本と同じ短く透明で硬い蕎麦でした。
東京だと蕎麦一枚1000円は普通なので、かなりお得だと思います。
今度行った時には、お酒も頼みたいなぁ。

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