モルト弾薬庫 … Speyside Way (自由が丘)

先日HOBGOBLINを辞められた稲葉さんが、週イチで自由が丘のバー『スペイサイドウェイ』で勤務されるとの連絡を頂きました。
前から気になっていたお店なので、Orimoさんと友達のTOMMYさん、Oliver氏と出かけてきました。
長い1枚板で出来たカウンターの後ろには、ウィスキーのボトルが弾薬庫のように並んでいます。モルト関連では、日本でも有数のお店だそうです。
ビールはよなよなリアルエール、よなよな東京ブラックなどが揃っています。


折角だからウィスキーも…と思い、稲葉さんに
「若いウィスキーで、『火事場の水』みたいにピートが強いのを飲んでみたいんですが…」とリクエストしたところ、「待っててください」と言ったきり、なかなか戻って来ないなぁ…と思ったら、ボトルをズラッと持ってきてくれました。
「今全部テイスティングしてみたんですが、コレがピート最強でした！」
それで時間がかかっていたのか！　羨ましいなぁ…。

『ピート最強』と言われたIsle of Juraの5年（約60度）は後味がスモーキーで、チェイサーを飲んだ後味は確かに焼け跡のようでした。
でも先に飲んだラフロイグのような、正露丸系の刺激臭は抑え目でした。
（コレが抑え目というより、ラフロイグが強すぎ？）、
あの香りもピートから来るものなのかと思っていたのですが、ピートの産地や潮の香りなどによって、香りも様々なのだそうです。
この辺が分かるようになってくると楽しそうなのですが、ハマると底なし沼って感じがしますね…。


代表的なスコットランド料理、ハギス。
他の方は初めてだったそうですが、意外に好評でした。

お会いするのはほとんど始めての方ばかりでしたが（前回は飲みすぎで記憶が曖昧）、常連への険しい道話とか、愉しく過ごさせて頂きました。
でも皆さんあまりウィスキーがお好きでなかったようで、少々申し訳なかったかなぁ…
先に『O'Carolan's』に寄ってからでも良かったですね。

ウィスキー好きの方には、文句無しにオススメできると思います。
以前は5人以上の団体はお断りだったそうですが、今は特に制限が無いそうです。


PS.何故かトイレに『ZガンダムII 恋人たち』のポスターが貼ってありました。あの丸っこいサイコガンダムはちょっとなぁ…。