O … BELLAGIO (Las Vegas)

ラスベガスに着いて最初に観たショーが“BELLAGIO”ホテルの“O”。

サルティンバンコのシルク・ド・ソレイユ演じる、水をテーマにした舞踏ショー。
この劇団は、ラスベガスの4つのホテルに専用劇場を持つほどの人気です。

ラスベガスの中でも高級なベラージオ。
ホテルも劇場も巨大で豪華です。
迷うほど大きなカジノフロアの一角に、バカデカい劇場。
コレがホテルの設備なの？と言いたくなります。

人気公演らしく、チケットは売り切れ。
でも毎回必ずキャンセルが出るので、早く並べば座れるそうです。
キャンセルになる席は上客向けのご招待席だったりするコトが多いらしく、ヘタに日本で予約するよりいい席が取れる、と、ラスベガス通の友達が教えてくれました。

そうやって並んだ席は、正面のなかなかいい席。
舞台には大きな幕がかかり、中は見えません。

上演直後は、お笑い系の軽い位客いじり。
まだ幕は開きません。
遅れて入ってくる人もいるからなんでしょうか。
いつ始まるんだ…と思いかけた瞬間、


ブワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！

もう、
ブワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！
としか言えない、もの凄い幕開けでした。

2頭の竜が飛び去るように幕が消えると、大きなプールのような舞台が現れます。
“O”専用の舞台だけあって、とにかく大仕掛け。
舞台が地面や池や飛び込み台へと、どんどん変わっていく中、アクロバティックな演技が繰り広げられます。

確かに凄い演技。
でも舞台の凄さに、人間がちょっと押されているかな…とも感じました。

英語は最初の客いじり部分に少しあるだけで、あとは全てが音楽と舞踏。
芸術的、幻想的なパフォーマンスが好きな方なら、誰でも楽しめると思います。

でもちょっと芸術的すぎて、旅疲れからちょっとウトウトしてしまうところも…。

写真は開演前の天井。
こんな写真しかありませんでした…




開幕前にベラージオのスナックコーナーで食べた、体も頭も悪くなりそうなハンバーガー。