よなよなビールNIGHTで飲み比べ … THE GRAFTON (五反田)

ウッドカスク(木樽)の『よなよなリアルエール』を飲みに、五反田『THE GRAFTON』まで出かけてみました。
今日は金曜、しかも日本－イラン戦のため、キックオフ1時間前から満員状態。

「ギネスワンで～す!」 （一斉に）「Ye～s!」
ちょっと居酒屋の「喜んで～!」っぽいノリですが、店員さんは元気で丁寧。

『よなよなリアルエール』はウッドカスクとノーマル（ステンレス樽）の両方がありました。
両方が同時に飲める機会は今まで無かったので、飲み比べてみました。

・ウッドカスク
ノーマル版よりホップを多く使っているそうで、ホップの香りや苦味が強く、やや重めの印象。飲み応えがあります。
木のような香りも感じるような気がしたのですが、これが木樽のものなのか、ホップのものなのかは分かりませんでした。
・ノーマル
ウッドカスクの後に飲むと、かなりマイルドで軽め。甘味やフルーティーな華やかさは、こちらの方があるように思います。
・ノーマル(泡無し)
注ぎ口の先についている「スパークラー」（細かい穴が空いていて、ビールと空気を混ぜる。注ぎたてのエールが泡で真っ白なのは、このため）を外して注いでもらいました。
前から一度やってみたいと思っていたので…。
薄くて粗い泡が、いかにもイギリスのエールっぽい。
…美味い。思った以上に違いがありました。
泡付きよりも味がハッキリして、甘味をしっかり感じました。味も最後まで変わらず、飲み飽きません。

今回は「ノーマル泡無し」が個人的には一番でした。
『東京リアルエールフェスティバル』の時に「泡ありが好き」とか書いてしまいましたが、自分の舌なんていい加減なもんですね。

スパークラーは簡単に外れるみたいなので、来週の『INISHMORE』3周年記念・リアルエール大会では、「泡無しで」って頼んでみようかな。

カウンターの隣は、分かりやすいビール好き風な女性グループでした。
なんと『東京リアルエールフェスティバル』の司会の方。
こういう時、世界って狭い…
ブラックホールに吸い寄せられているだけ、という気もしますが。

サッカー中継中は大混雑。
後半キックオフ直後までいましたが、戦況が戦況だけに、ちょっと怒声混じりの盛り上がりでした。


『THE GRAFTON』は五反田駅から少し離れた裏路地にポツンとあります。
初訪問だったのですが、なかなか感じのいいお店でした。
普通の日にゆっくり寄ってみたいですね。