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木を見て森を見ず

 来年度の国家予算の質問や答弁を聞いていて何れも(木を見て森を見ず)だと思った。
 少子化・郵政・ダム建設など割合具体的な問題から、予算編成の全体的な仕組みに至るまで質問する人も答弁する人も(有限な地球)ではなく(無限な地球)を前提にして話している。
 (コンクリートから人へ)(地域グリーン政策)(命と暮らし)
 夫々の言葉は尤もだが、結局質疑は 
 産業的には従来の形のまま或いは新しく環境問題までGDPに繋げようとしている。
 (病人が出れば薬屋と病院が儲かる。人が死ねばお寺と葬儀屋が儲かる。)式の論理に道徳的な不純さすら感じる。
 
 超大国アメリカも財政赤字解消のため国家予算を切り詰めるようだが、
 国防費は義務的予算?として始めから除外して特別な予算として組んでいる。
 国民の命と暮らしを守るのが最優先される責任と義務ではなかったのか?
 ここでは国防が国や国民より大きく見えているにちがいない。
 日本では 蛇口をひねればなんぼでも水が出てくると思っているにちがいない。
 有限な地球のことは誰でも知っている。 
 しかし、知識を持っていることと、それを念頭に考え行動する事とは全く違うことを知らないから、とんでもないことになる。
 
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