どすこい山根康民日記

道路交通に関する事を中心に紹介しています。

三重県松阪市にある水屋神社と奈良県東吉野村にある丹生川上神社中社へ

2022-04-03 20:40:07 | 日記
4/2、今日は三重県松阪市飯高町にある水屋神社と
奈良県東吉野村にある丹生川上神社中社へのツーリングに出掛けました。



主な走行ルートは、白浜町→国道311号→新宮市熊野川町→国道169号→
奈良県十津川村→国道311号→三重県熊野市→国道42号→多気町→国道368号→松阪市飯高町→
国道166号→水屋神社→国道166号→奈良県東吉野村→県道16号線(吉野東吉野線)→丹生川上神社中社→
県道16号線→吉野町→国道169号→大淀町→国道370号→五條市→国道24号→和歌山県紀の川市→
国道424号→海南市→県道18号線→有田川町→国道42号→白浜町

走行距離 約474㎞


白浜を出発して、国道311号を走行。写真は、田辺市鮎川付近
天気は曇りですが、雨の心配は無い?予報でしたが…

田辺市中辺路町北郡(ほくそぎ)付近
どことも桜が咲いてキレイです。

田辺市中辺路町福定(ふくさだ)の🌸桜

田辺市中辺路町福定(ふくさだ)の集落
福定は、大銀杏(おおいちょう)が有名です。
写真中央左寄りに大銀杏が見えます。写真では分かりにくいかも知れないです。
https://blog.goo.ne.jp/dosukoiya/s/%E5%A4%A7%E9%8A%80%E6%9D%8F
過去のブログで、大銀杏を紹介させて頂いています。
ほぼ同じ場所から撮影しています。

田辺市中辺路町 小広峠バス停先の温度表示は0℃((+_+))
4月に入ったけど、山間部は寒い!
防寒着やカイロがまだまだ手放せないです(^^ゞ

尾鷲市役所前

三重県尾鷲市 松阪まで、あと88㎞
尾鷲は、雨が降りやすい地域ですが、何とか曇り空のまま天候が持ってくれています。

三重県紀北町 道の駅 紀伊長島マンボウ

まだまだ走りますよ(^^ゞ

紀北町(旧紀伊長島町)から国道42号は、上り坂が続く荷坂(にざか)峠を越えます。

荷坂トンネル手前の右側に、鉄道防備林の標柱を発見
この道は何度か通っていますが、これまで気が付きませんでした((+_+))

鉄道防備林 昭和25年12月新設 梅ケ谷1号林
何でこんな所に?と思いましたが、スマホで地図を見て何となく理解しました。
この下に、紀勢本線のトンネル坑口があるからでした。
鉄道トンネルを守るために、当時の国鉄が山林を所有したのかなぁ?と思います。

林内に立ち入らないこと 東海旅客鉄道株式会社

林内への入口。これ以上は進みませんでした。

荷坂トンネルを抜けると大紀町です。

ふり返ると紀北町のカントリーサイン

荷坂トンネルのすぐ右側に旧道が見えていますが、
ガードレールで進入出来ないようになっていました。

大紀町側から荷坂トンネルを写す

大紀町のカントリーサイン

熊野古道 荷坂(にざか)峠への案内
江戸時代は、この荷坂峠が紀州と伊勢の国境でした。
大紀町から大台町にかけて走りやすい快走路が続きます。
写真はありませんが、道の駅奥伊勢おおだい に隣接するマックスバリュ大台店で、
お弁当とお茶を買って昼食にしました。
松阪方面に走る際は、ここで休憩する事が多いです。

国道166号沿いにある道の駅 飯高駅



道の駅 飯高駅
ここで少し休憩しましたが、水屋神社まであと少し
国道166号は、紀州ー大和ー伊勢を結んだかつての和歌山街道とほぼ一致するそうです。

水屋神社前に到着
水屋神社は、国道166号沿いにある大きな赤い桶が目印になっていますが、
知人からこの神社を教えて頂きました。
この区間は、何年前だったかなぁ?ここから奈良県宇陀市まで走りました。
その時は、原付一種(50㏄)だったので、この先の三重と奈良の県境にある
高見山のトンネルまでの上り坂を登るのが、大変だった記憶があります。
今回は、原付二種なので、少々の上り坂なら登れます(^^ゞ



水屋神社 鳥居
私が訪れた時は、小さな子供を連れたご家族と年配の男女(ご夫婦かなぁ?)といった
数名の参拝者でした。

境内には大きな木があります





おおっ…これが、知人が話していた さざれ石かぁ!スゴイなぁ~感じてしまいます。



キレイな🌸桜やぁ~結び桜と書かれています。
根は一つですが、途中から2本に分かれています。だから結びなんですね!(^^)!





結び桜の全景。とても素敵な色合いでした。
桜の時季に行けて良かったです(^^♪

水屋神社 拝殿

とても高く大きな杉の木です



夫婦杉

本殿右側には、大きな楠の巨木があります



大楠社



大きな楠の木です



水屋の翁と国わけ伝説

むかしお伊勢さまが白馬に乗って珍らし峠にさしかかられました。
「誰か国ざかいを知る者なきや」とおっしゃいました。
すると水屋の森から鹿に乗った白髪の翁(春日の神)が出迎えました。
伊勢の神さまは「おお珍らしや春日の神ではないか。
あなたの国とわたしの国との境を決めよう」と申されました。

ふたりの神さまは笹舟を作りその止まったところを国境にしようと約束され、
大石を礫(れき)のように川中へ投げ込まれました。
波はたちまち滝のようにさか巻き、途中であわとなったり、
加わったり、瀬になって笹舟は川上に押しやられました。
舟は舟戸の里で止まりましたが、波は高見山を越えました。
「おっと過ぎたに、おっと過ぎたに」とふたりの神さまは叫ばれました。

両国の境は高見山と決まり、春日の神さまも水屋の森にお戻りになりました。
波留、滝野、珍らし峠、堺が瀬、礫石、さかさま、
粟野、加波、波瀬、舟戸、大和の杉谷などはこの話から生まれた地名であると
土地の者は今に語り伝えています。

水屋の大杉 樹高43m

これは?よく分かりませんがスゴイ!



水屋神社のすぐ裏手を櫛田川が流れています。







岩の先端まで行って見ました

水屋神社について、以下の松阪市つーしん でも紹介されています。
https://matsusaka-2shin.com/iitaka-mizuyajinjya/
水屋神社サイト http://www.mizuya.org/

水屋神社について知人に教えて頂き、お詣りする事が出来ましたが、
今回、来る事が出来て良かったです(^^♪
このあと国道166号を奈良県に向かって走るのですが、少し困った事が発生しました。
というのは、お天気です。

当初、予定では水屋神社にお詣りした後は、奈良県東吉野村から
国道169号を南下して、北山村を通って白浜へ帰る予定にしていました。
また昨日の天気予報では、今日は曇り時々晴れ 夜遅くに雨が降り出す。という予報でしたので、
早目に帰れば雨の心配は無さそう…という判断でしたが、
スマホの雨雲レーダーを見ると上北山村、下北山村の国道169号沿いでは既に雨が降っていました。
「弱ったなぁ~」いくら距離が短くなると言っても
雨の中を走るのは、辛いので予定を変更して
東吉野村から吉野川、紀ノ川沿いに走るルートに変更する事にしました。

その東吉野村を走っている時の事ですが、
私は、ツーリングの際、原付バイクを止めてからスマホの地図を見ますが、
見ながら走る事(ナビを聞く事)も無く、予め地図を頭に入れてから走っています。
そのため間違える事もありますが、それもまたヨシ!という感じです。

今回は、その間違いのため予定外の出会いがありました。
当初、東吉野村は雨が降る前に早く通過しよう!とだけしか考えていませんでしたが、
何と丹生川上神社中社前を走っていました。
あれっ?曲がる道を間違えた…と気付きましたが、
昔、一度来てみたいと思っていた丹生川上神社でしたので、
これは何かのお導きかも知れない?と思い参拝させて頂きました。







丹生川上神社中社 鳥居



拝殿

龍神

拝殿内部

龍玉(りゅうだま)

龍神の御力(おちから)にて穢(けが)れを取り去り、運気を開きます。
心の願いを玉に込め、穴に息を三度吹き込み
東の龍(龍神の瀧)に投げ入れてください。

東の瀧への案内地図



ご参拝の作法 これは分かりやすいですね。

恋うらない 占いの水

恋玉

幸せみくじ 恋うらない

占いの水



桧皮ご奉賛のお願い
当社の御本殿・東殿・西殿は、天正十一年(一五八七)兵火により焼失し、
文政十一年(一八二八)に再興され、現在まで幾度となく屋根檜皮葺の修理を施して来ました。
然しながら近年風雨・風説等により屋根桧皮の痛みが酷い状態ですので
桧皮屋根の葺替を計画致しました。
就きましては、ご参拝の皆様方には、何卒ご理解とご賛同を戴き
桧皮のご奉賛をお願い申し上げます。

奉賛金額 一束 大 一〇、〇〇〇円 小 五、〇〇〇円

桧皮

丹生のなでふくろう



ふくろうを撫でさせて頂きました。
丹生川上神社サイト https://niukawakami-jinja.jp/

たまたまご縁を頂き、丹生川上神社中社へお詣りさせて頂きましたが、
正直、私の心はどこか浮ついていました。
理由は、天気です。雲行きが怪しい…早く移動しないと…という焦りもあり
水屋神社をお参りしたように、ゆっくりと気持ちを落ち着かせて
参拝する事が出来ませんでした((+_+))

この事が、やはり神さまには通じたのでしょうか?
山間部を避けて海沿いのルートを走ったにも関わらず
印南町から白浜に着くまで、霧雨程度の雨でしたが
ずっと濡れながら走りました。
それまでは、少し晴れ間が見えた時もあったのですが…

今回訪れた水屋神社、丹生川上神社は、水の神さまですので
まぁ雨に濡れるのも良かったのかも知れません(ノД`)・゜・。
車ならワイパーを動かすだけですけどね(笑)

あと丹生川上神社からの帰り道、道路沿いにニホンオオカミの像がチラッと見えたのですが、
これも先程述べたように天気が気になり、立ち寄る事が出来ませんでした。
そういえば、どこかでニホンオオカミを最後に発見した…とか聞いた事ありましたが、
それが東吉野村だったとは。。。しかも道路沿いの分かりやすい所だったのに。。。
この事から、また後日改めて東吉野村を訪ねる事を決意しました。

こういった偶然の発見や出会いが出来るのも
原付バイクならではの旅の良さかも知れません(*´ω`*)
紀伊半島には、まだまだ知らないスポットが沢山あります。
そんな地域をもっと知りたい。学びたいという気持ちもあります。
様々な事情が許す限り、また相棒との旅を楽しみたいと思います(*´ω`)