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あらすじ(「BOOK」データベースより)
小学生の百音と統理はふたり暮らし。朝になると同じマンションに住む路有が遊びにきて、三人でご飯を食べる。百音と統理は血がつながっておらず、その生活を“変わっている”という人もいるけれど、日々楽しく過ごしている。三人が住むマンションの屋上には小さな神社があり、断ち物の神さまが祀られている。悪癖、気鬱となる悪いご縁を断ち切ってくれるといい、“いろんなもの”が心に絡んでしまった人がやってくるがー
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いわゆる「普通の人」がクローズアップされていないお話。百音、統理、路有、桃子、基、それぞれがそれぞれの立場でそれぞれの悩みや不安を抱えていて、彼らはそれらを認め、時に濃く、時にさりげなく、かかわりあい寄り添いあっている様子が自然で、人間同士のすてきなつながりを感じました。百音はまだ小学生だけど、統理や路有の話すことを理解して、時には理解しようとして、がんばっている姿がよかった。その逆に統理や路有が百音を小さな子供ではなくひとりの人間として向き合っているのもよかった。マンションの屋上の神社やお庭の様子もすてきで、この人たちの仲間になったら心穏やかな時間を過ごせるんじゃないだろうか、そう思いました。
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