食・飲・読の日記

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ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード 東京バンドワゴン@小路幸也

2016-12-01 16:46:49 | 本(さ)
  ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード 東京バンドワゴン@小路幸也 

あらすじ(「BOOK」データベースより)
老舗古書店「東亰バンドワゴン」に舞い込む謎を、大家族の堀田家が人情あふれる方法で解決する、人気シリーズの最新作。シリーズ開始からおかげさまでついに10年! 第11弾、書き下ろし。




東京バンドワゴンシリーズ第11弾
第10弾の読書感想文はこちら
最初にサチによる家族の紹介があります。第10弾の感想でも書いているけど、家族も登場人物も増えて、サチの家族の紹介でまず「そうだそうだ。うん、懐かしい」とまるで親戚のおばさんのような気持ちで、堀田家の輪の中へ入っていきます。
東京バンドワゴンの店主勘一のひ孫、かんなちゃんと鈴花ちゃんがもう5歳! 声を出して驚きました!

春夏秋冬と4話からなるおなじみのパターン。そして朝食の風景も、家族の会話のみで構成されているおなじみのパターン。この会話、大好きです。ただただ会話を「」でつなげて書いているのに、だれが何をしゃべっているかわかるって、ほんとすごい。

春のお話は、些事諸問題を解決しちゃう東京バンドワゴンらしさが全開で、楽しかった!
夏のお話では勘一たちがロンドンに行って問題を解決しちゃってびっくり! 問題を把握してすぐにロンドン直行! その行動力がすごすぎる。そして英語しゃべれるんだよ、みんな。ここ、うらやましい‥
秋のお話ではかんなちゃんと鈴花ちゃんの大人びた話しっぷりにびっくり! お友だち思いのふたり、さすが堀田家の一員だわっ! あっ二員か!?
冬のお話しね、私が大好きな藤島さんの心にジーンときちゃってうるうる。花陽ちゃんの「どうして?」にうるうる。人にはひとりひとりいろんな考えや思いがあって、でも思い通りにならなくて、だからひとりで生きられなくて、そして世の中には誰かが誰かを思う心がたくさん満ち溢れてるんだなぁ、なんて思ったのでした。

花陽ちゃん、医大に合格しますように。

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