食・飲・読の日記

日々の食べたり読んだりを綴ります♪

私の男@桜庭一樹

2014-10-17 16:29:43 | 本(さ)
  私の男@桜庭一樹 

あらすじ(「BOOK」データベースより)
落ちぶれた貴族のように、惨めでどこか優雅な男・淳悟は、腐野花の養父。孤児となった十歳の花を、若い淳悟が引き取り、親子となった。そして、物語は、アルバムを逆から捲るように、花の結婚から二人の過去へと遡る。内なる空虚を抱え、愛に飢えた親子が超えた禁忌を圧倒的な筆力で描く第138回直木賞受賞作。




なんともダークな印象の小説。淳悟と花の出身地、北の描写も、ふたりの関係もなんともダーク。
第1章で花はお嫁にいき、淳悟と離れ離れになる。このふたりの濃いつながりを確信させる第1章を読むと、次々にどうしてどうしてと、小説を読み進めざるを得なくなる。その内容がにわかには信じがたい事実であっても。どんなに許しがたい事実であったとしても。生理的に受け付けない事実であったとしても。ふたりの描写は私にとって気持ち悪くさえあった。
淳悟と花は、お互いに家族の愛を求め続けて探し続けていたところに、必然的に出会って、がっちりと抜き差しならない関係になったように思う。心の闇を抱える者同士だからこそ、より強く結びついたのだと思う。
それでも私が一番印象に残ったのは、ふたりを見守っていた大塩さんが死を目前にしながら花に言った言葉「世の中には、けして、してはならんことがある。」
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寄せ鍋

2014-10-17 07:47:11 | おうちでごはん
谷中銀座商店街へ行ったときのお目当てが「七福猫

朝10時に到着したときは、人も少なくお店も開いてないところがあったりして、キョロキョロキョロキョロと「七福猫」を探しました。










はい、6匹の猫です  どうしてか、あと1匹が見つからない


メンチカツとビールをいただくため(←!)11時30分ころ再び谷中銀座商店街へ戻ると人・人・人・人・人
人に酔いそうなほど、狭い商店街には人・人・人・人・人

あと1匹を探すためキョロキョロしましたが、見つけれませんでした  無念

ちなみに本物の猫ちゃんも散策中にチラッと見かけたりしました



この日の晩ごはんはたこ焼き。
夫君がたこ焼き粉に入れる水の量を間違えまして、ゆるくなり過ぎたため、なかなかたこ焼きが丸く焼けず‥
えぇえぇえぇえぇ写真なし。それどころじゃありませんでした。


次の日のまたまたの晩ごはん
 
・寄せ鍋 具材は鶏肉、白菜、もやし、油揚げ、しめじ、豆腐、マロニー
・えび陣笠 大根おろし添え
・きゅうりと梅干し


またまたの鍋でございます  この日は寒くて、夫君も汗をかかずに鍋をおいしそうに食べておりました。
今年の鍋は、マロニーがわが家のブームです
えび陣笠は買ってきたもの。半額だったものでね。ちょっと甘みが強かったので、大根おろしにポン酢がちょうどいい感じでした
きゅうりと梅干しは私だけ。いつもは鍋の時は鍋のみなんだけど、私、ちょっと飽きているので副菜(←って言うほどのものじゃないけど‥)を添えました。

〆はうどんでおなかいっぱい


「七福猫」、あと1匹見つけられなかったのが心残り‥
夫君は興味なしで、ちっとも探してはくれませんでした。ふんっ
コメント (2)
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