TAMAちゃんダッシュ

愛犬タマとマル民の私の毎日です

嫁の仕事

2007-07-03 | 地方
 ハッキリいって嫁の仕事をしていない私。70%居候といっても過言ではない。
 が、しかし、時々は、主に外向きにしていることがある。家庭内は義母も主人もすでに諦めモードに入ってるかも。

 この時期と春先、秋口に不定期に嫁の仕事が入ることがある。気候の変わり目でございます。多分、瑠葉地区限定でしょう。
 
 近隣の通夜、葬式に参列することなんですよね。これ男の人でなく嫁の仕事になってます。
 瑠葉地区はとにかく、近所の人が入院したり亡くなったりするとスゴーイ速度で伝わります。さらにそんなに通夜、葬式があるということは、かなり古い人ばかりが集っている地域です。私は明らかに若者です。

 そして、参列も過ぎると悲しさはほとんどありません。祭壇の大きさとか花輪の数とか、霊柩車の種類とか、バスが何台用意されているかとか、通夜菓子が何かとか。式の最中に興味があるのは故人の死因と享年だけでしょうか。あと、お坊さんのお経間違いとか。

 でも時々は本当に悲しい、残念だと思う式もあります。
 ある意味、生まれた時はその人として生を得てもその人だと、生まれてきた人も周囲も理解できることはありませんが、亡くなる時は終わった生を見届ける場に居合わせるわけですから貴重なのかもしれないと最近思い始めたところです。身内であればこうはいかないですが、こんな風に感じられる嫁の仕事は面倒だけどナカナカのものだと思っています。生を終えた人に手をあわせてお経を唱えて、お疲れさまでしたと送り出すことの何かを、最近感じ始めたところです。


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