TAMAちゃんダッシュ

愛犬タマとマル民の私の毎日です

GARNET CROW プレミアムライブレポ 2

2005-12-18 | 言霊
ライブレポ2はライブで披露された曲について。主にBEST版からの選曲で個人的に好きな曲目が3曲もあり選曲としてはまずまずといったところです。贅沢を言っちゃいけませんよね。
1.Mysterious eyes
2.flying
3.夏の幻

 テレビアニメとタイアップしたりCMで用いられた代表的な3曲からのスタート。私のようにライブ初心者やファン歴の浅い人をGARNET WORLDに誘う導入としては充分でしょう。
4.Timeless sleep
5.夕月夜
6.未完成な音色

以上の3曲はギターを中心にきかせる楽曲でした。いつもは作品トータルとして聞くのでなるほどと納得しました。夕月夜は確かにギターサウンドなしでは考えられない曲になっていますよね。
 ギターの次はピアノ。今回演奏されたなかった忘れ咲きなどを予想したのですが披露されたのはこちらでした。
7.水のない晴れた海へ
8.Holy ground

 夕月夜あたりから完全にスクリーンに浮かぶ詩と由利さんの歌唱に入り込んでしまっていたのですがHoly groundで感極まってしまいました。もう涙が止められなくなってしまいました。最前列だったのでこれ以上続けられるとどうしようかと思っているとベストタイミングで由利さんのお喋りが。
 GARNET CROWとともに5周年を迎えたおかもっち。ここでおかもっちのソロが披露される。全開のライブのLAST LOVE SONGと比較してこの日披露した曲の方が難しかったように思うのですが、そう思ったのは出だしの部分だけでギターソロも素敵に仕上がっていました。途中♪La La tu lu Rah Ta…♪の部分はコーラスに由利さんも入り七さんも手拍子。由利さんはクリスマス仕様の星型のタンバリンでのっていましたね。♪La La tu lu Rah Ta…♪で始まるのは
9.クリスタル・ゲージ
続いたのは
10.call my name
11.in little time
12.永遠を駆け抜ける一瞬の僕ら

永遠を駆け抜ける一瞬の僕らは前作のDVDで由利さんの可愛さを垣間見ることのできた仕上がりで今回も期待してましたが、可愛く曲にのっての踊りも見られましたしあの何とも言えない曲を純粋に楽しんでいる微笑みがみられ大満足でした。
 そして由利さんから5周年にあたる今年を振り返っての話。メンバーそれぞれの5周年はどんな1年だったかを生の言葉で聞くことが叶いました。
古井さん「LIVEから始まって、写真集、DVD、BEST ALBUMととても記憶に残る年になったと思います。」
おかもっち「雑誌などで”この曲はどうですか?”と過去の楽曲についてよくインタビューされる機会があって、まじめに振り返ることが出来てよかったと思います。」
七さん「ネ~。色々ありましたね、アッという間でした。楽しい年を過ごせました。」
ゆりっぺ「5年分の想いを込めて、GARNET CROWで一番大切にしている曲を歌いたいと思います、みなさん聴いてください夢みたあとで
 ~ハマヂさんの文章を引用~
13.夢みたあとで
14.千以上の言葉を並べても…
15.晴れ時計
16.二人のロケット

ここで新曲が登場してきました。そしてメンバー紹介の後にアップテンポでありながら重厚なクラシック曲のアレンジが。古井アレンジ恐るべし。違和感なくスムーズに僕らだけの未来に繋げます。
17.僕らだけの未来
18.君の思い描いた夢 集メル HEAVEN

 古井さんはかなり最初の方からノリノリでしたがこの辺りからヒートアップします。君の思い描いた夢 集メル HEAVENは個人的にライブでするとかなり盛り上がるだろうと思っていましたのでこちらも満足。それぞれの正しさを持って生きている人間がとりとめのない形の幸福をそれぞれが求めているのにその場に集っている偶然。その巡り合わせに皆が同じような幸福を感じてくれるといいのだけどという思いも込めていたのでしょうか。
 アンコールは君という光のメロディーに乗せて中央のスクリーンにGARNET CROW SINGLE HISTORYが流される。ステージから退場していたメンバーが再登場。
19.春待つ花のように
知らない曲だったのでGARNETファン歴はやっぱり浅いとか思って周囲を観察してみると皆一様にそんな様子で、ライブで初披露された曲だったんですよね。よそ見をしていたこともあり詩をしっかり全体として掴むことができなかったので今後収録された時に詩を追いかけようと思っています。プレミアムライブのために作った曲ということでしたができれば最初にことわって欲しかったなぁ。
印象的だったのがドイツの詩人・シラー「人生は退屈すれば長く、充実すれば短い」という言葉の引用。彼らが浅くなく私がはまってしまったのはこの辺り。自分の才能に溺れることなく人生を進んでいく姿勢が見えるところです。だからそれぞれの心に響くのだと改めて感じましたね。流れていくだけの毎日を日々是好日とするには小さな努力の積み重ねと自省の気持ち、前に進もうとする姿勢が必要だと今更ながらに感じました。
20.スパイラル
 ラストはスパイラル。これで本当にラストです。更にメンバー皆も会場も盛り上がったのは言うまでもありません。
 演奏が終わって舞台挨拶を中央、左手、右手のお客様にメンバーが皆でしましたが七さんが普段着慣れていないフォーマルなドレスだったこととかなり自分の中でできあがっていた様子で左手に挨拶にいった際にぽーっとしていて遅れていたことが最後に印象的でした。あんな詩をつくる人だからやはりどこか遠く感じていたのですが、一生懸命に私たちとともに楽しんでくれたことにそんなふとしたことで喜びを感じてしまいました。
 プレミアムライブが初ライブ参戦になりましたがもう抜け出せそうにありません。そして曲目は完全に飛んでしまっていましたのでかなりハマヂさんの記事を参考にさせて頂き感謝しています。次のライブにも期待しています。

GARNET CROW プレミアムライブレポ 1

2005-12-18 | 言霊
 中島の中央公会堂という場所の選定から今回のライブに対する思いを感じたような気がします。側には川がながれ開放感を感じる並木道と、広がる空には月が輝き大阪市役所から図書館、中央公会堂へとアンティークな雰囲気の建物が続く。陽がある時間の様子は確認することができませんでしたが並木に彩られたイルミーションは「晴れ時計」の中に登場するキラキラで、覚めても残るのは行き交う人の持つ輝きと集った人の熱…なんてことまで考えたとは思えませんが冴え冴えとした空気のこの季節をいっそう感じることすらできました。

 整理番号が16-34という事だったのでかなりの期待を持ちながら受付を待っていると順番に並んだなかにかなり会場に到着のなかった人が。結果どうなったのかというと前日の記事でも触れたように座席を探していくと最前列ではないですか!それも今までのライブDVDなどの様子で配置を考えると右側は七さん側。チケットがあたった時点でかなり興奮していましたので最前列七さん側ということは「ラッキー」だったね程度しか思ってないというかもう感覚が変になっていました。

 初日の混乱もあり予定より15分以上遅れて開演。目をひいたのはメンバーがそれぞれにドレスアップしていたこと。由利さんはウェストラインがはっきりとしたフリルの大きな膝丈ぐらいのプリンセスラインの淡い色合いのフレアーのドレス。黒のベルベットのケープに近い上着をつけてました。(後半はヒートアップしたために白いドレスへのお召しかえとこの上着を脱ぎます)曲の途中で晩餐会で披露するようなお姫様様なお辞儀を見せたりとドレス姿を楽しんでいたようでした。髪はアップにしてゆるくパーマをかけているように見えました。七さんは黒いシンプルなドレス。足首は見えていましたがふくらはぎが見えるか見えないかのAラインに近いロングドレス。胸元のラインストーン部分以外の肌の露出はありませんでしたので知的な感覚が一層ひかるようでした。おかもっちはハンティングハットをかぶっていたのが印象的で別人のように見えました。古井さんもフォーマルなダーク系のジャケットを着こなしていましたね。まさに衣装だけを見ても特別な夜の印象を受けました。
 おかもっちが途中で5周年をむかえての感想を聞かれたときに「今夜は特に緊張しています」とリップサービス。会場の収容人数と地元大阪とあってか私にはそんなふうには見えなかったのですけどね。七さんも2005ライブDVDの時には心ここにあらずという様子でしたが、今回は客席をよく見ていたような気がします。そういう意味でもあまり緊張してはいなかったのかもしれませんね。
 そんな細かなメンバーの様子までも見ることのできた最前列。とても幸せでした。そういえば整理番号の若い数字は女性ばかりでした。もしかしてこれは意図的なのでしょうかね。