本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

A&D DP-9000 (その2)

2011年09月20日 21時09分38秒 | CDプレイヤー
 昨日の続きです。

 電解コンデンサを交換してもハム音しか出ないのは変わりませんでした。ピックアップはきちんとCDをトレースしているので、アナログ回路に問題があるようです。で、上段の基板を確認してみたところ、はんだクラックがあることが判明。


 このトランジスタがグラグラしていました。はんだ修正するときちんと音が出るようになりました。パチパチパチ。


 せっかくなのでヘッドフォンボリュームも分解清掃。軍手をしていますが、これははんだ吸取線を使うときに手が熱いからです。


 改めて内部観察。底板と側板は一体型でやはりゴツイ。しかも底板部分はハニカム構造。


 電源トランスはアナログ・デジタル別。アナログトランスはトロイダルですね。また、アナログ基板は銅メッキされた箱に入っています。ネジも銅メッキ。徹底してる。
 

 インシュレーターはセラミックを使った豪華なもの。125グラムもありました。


 組み上げて再生テスト。トレイもアルミダイキャスト製です。クローズするとCDをクランパーが挟みます。徹底した共振対策。


 ヘッドフォンでしか確認してませんけど、音は低音が力強く、ベースがリアリティを持って響きます。満足。


 夏休み4日目ですが、もう腰が悲鳴をあげてます。座り続けるのはツライです。あと何台修理できるやら・・・


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