昨日の続きです。
まず、各調整を行う前に、ピックアップをドライブするゴムベルトを交換しました。
ゴムベルトは千石電商で買った太さ1.6ミリ、直径35ミリの角ベルトが丁度いいサイズでした。トレイベルトもこのサイズです。
さて、サーボ系の調整ですが、私の持っている「ビデオとテープレコーダ」という本によれば、サーボにはフォーカス、トラッキング、スライド、スピンドルの4つがあるそうです。この他サーボ系以外の調整箇所として、ピックアップ出力なんかがあります。以上で合計5つとなりますが、この機種では半固定VRが6つあり、それぞれ何の調整に使うのか皆目見当つきません。
仕方ないので、素人なりの勘を頼りに少しずついじっていきます。いじる前に予め半固定VRにマジックで印をつけておき、それらの写真を撮っておきます。これはいつでも元の状態に戻せるようにするためです。
6つもある半固定VRを回して、音の出るポイントを探していきます。ほとんど手探り状態です。やっと音が出たと思っても、音飛びしたり、シーク時間がやたらと長かったり、順送りの選曲はOKでも逆送りの選曲が出来なかったり・・・
一時間程いじっていたでしょうか、正常動作するポイントが見つかりました。しかし、それも束の間、一旦電源を落として再度CDをかけたところ、またもや再生せず。すんげえシビア。いらいらします。キーッとなってしまいます。
それでも根気よく探っていったところ、自分なりに「ベスト」と思えるポイントが見つかりました。音飛びもしないし、イントロスキャンやA-Bリピート等のトリックプレイもOK。試しに長時間ディスクもかけてみましたが、問題なく最後まで再生。一旦電源落とすと再生しなくなるということもありません。ということでこれでFIX。2時間以上費やしてしまいました。
録音がいいドナルド・フェイゲンの「ナイトフライ」をかけてみましたが、音はやはり「当時のCDPの音」です。中低音は聴きやすい音色ですが、高音域は繊細さに欠けます。トラッキングエラーがかなりあるのかもしれません。でも、いいんです。トレイの小窓から回転するCDが見えるのも、いかにも「当時のCDP」って感じがしてアタシャ好きです。
余談ですが、付属していた取説の裏に、当初オーナーが購入した日と思われる日付が記入されていました。奇しくも丁度26年前。壊れてドフの片隅でホコリをかぶっていたこのXL-V500、まさか26年後に再デビューするなんて思ってもいなかったでしょうねえ。
まず、各調整を行う前に、ピックアップをドライブするゴムベルトを交換しました。
ゴムベルトは千石電商で買った太さ1.6ミリ、直径35ミリの角ベルトが丁度いいサイズでした。トレイベルトもこのサイズです。
さて、サーボ系の調整ですが、私の持っている「ビデオとテープレコーダ」という本によれば、サーボにはフォーカス、トラッキング、スライド、スピンドルの4つがあるそうです。この他サーボ系以外の調整箇所として、ピックアップ出力なんかがあります。以上で合計5つとなりますが、この機種では半固定VRが6つあり、それぞれ何の調整に使うのか皆目見当つきません。
仕方ないので、素人なりの勘を頼りに少しずついじっていきます。いじる前に予め半固定VRにマジックで印をつけておき、それらの写真を撮っておきます。これはいつでも元の状態に戻せるようにするためです。
6つもある半固定VRを回して、音の出るポイントを探していきます。ほとんど手探り状態です。やっと音が出たと思っても、音飛びしたり、シーク時間がやたらと長かったり、順送りの選曲はOKでも逆送りの選曲が出来なかったり・・・
一時間程いじっていたでしょうか、正常動作するポイントが見つかりました。しかし、それも束の間、一旦電源を落として再度CDをかけたところ、またもや再生せず。すんげえシビア。いらいらします。キーッとなってしまいます。
それでも根気よく探っていったところ、自分なりに「ベスト」と思えるポイントが見つかりました。音飛びもしないし、イントロスキャンやA-Bリピート等のトリックプレイもOK。試しに長時間ディスクもかけてみましたが、問題なく最後まで再生。一旦電源落とすと再生しなくなるということもありません。ということでこれでFIX。2時間以上費やしてしまいました。
録音がいいドナルド・フェイゲンの「ナイトフライ」をかけてみましたが、音はやはり「当時のCDPの音」です。中低音は聴きやすい音色ですが、高音域は繊細さに欠けます。トラッキングエラーがかなりあるのかもしれません。でも、いいんです。トレイの小窓から回転するCDが見えるのも、いかにも「当時のCDP」って感じがしてアタシャ好きです。
余談ですが、付属していた取説の裏に、当初オーナーが購入した日と思われる日付が記入されていました。奇しくも丁度26年前。壊れてドフの片隅でホコリをかぶっていたこのXL-V500、まさか26年後に再デビューするなんて思ってもいなかったでしょうねえ。
実は自分もこのCDプレーヤーを探しておりますが残念なことに見当たりません。
なぜこの機種にこだわるかといえば、当時CDが始まったばかりで多種のメーカーがCDPを競って発売していました。自分はSONYの
20キイのCDPが欲しくて店に行ったところ
入荷待ちということで無かったのですが、入荷するまで店に展示してあるXL-V500を貸し出しますということで2週間ほで借りて家で聴いておりましたがその音質に驚いておりました。SONYの方はこれよりもハイスペックであり、最新型ということで入荷した物を早速聴いたところ、VICTORの時の感動はありませんでした。そのときがっかりしましたが、使い易さからしばらく使っておりました。その後
VICTORのXL-Z900に買い替え、現在は
LUX MU-7 CEC TL51X等です
しかしあのVICTOR XL-V500の感動は
いまだに忘れることは出来ません。
末永くお使いください
しかし、貸してくれた電機屋さんも罪づくりですね。XL-V500を聴いたばっかりにソニーモデルへの欲求不満が募って、その後のXL-Z900につながっていったんですものね。定価39万って・・・自分にはとても手が出ません。
自分も初めてCDPを手にした時はその音質に驚愕しました。サンスイの普及機(ゴッキュッパ)でしたが・・・やっぱり初体験はもっといい機種で経験したかったなあ。
でもなんとかがんばって再生してください。
お詫びです。
先回の回答内容で訂正があります
LUXのCDPの型番はDU-7が正しいです。
しつこいようで恐縮ですがV500の音の良さに感激したというの今思えば現在のCDPには無い何か特別なスペックが採用されていたとも考えられます。特にV500の音の張り出し方(盛り上がり方)が特にすばらしく、聴いていても直ぐに曲が終わってしまうような感じをもっていました。これはレコードにもない魅力の一つでレコード再生とは違う大きな魅力と感じていて、CDのすごさを見せつけられた訳ですが、
それよりも最新型のS社のCDPに新しい魅力を期待していたはずがこれには完璧に裏切られました。魅力が操作性だけではまったくダメです。その後CDに対する不審がずーと続くことになりました。現在のCDPはレコードに近い
再生音を目指すといっていますがV500はそれをすでにもっていたとも思えます。何が違うのかV500のメーカースペックを再度詳細に勉強したいと思っております。