はるかに遠い夢

沢田研二さんにロ・メロメロ。
ジュリーの事を考えると頭の中がお花畑。
その花を押し花にしたいなぁなんて…

三年想いよ

2014年03月13日 | ジュリー 楽曲
素敵なレーベルですね
雲のお写真と同じく、この桜のお写真もジュリーが撮られたのでしょうか?

今回はジャケットにお金を掛けなかった分、レーベルに掛けられたのかも
櫻には心を和ませる何かがあります。

さて、「ジュリーの想いを受け止めることが出来るのか?」と、緊張しつつCDを聴いての感想です。

私は母親なので、“三年想いよ”の、
「本当に あなたと 替っていたなら」
を聴いただけでもうダメでした

あの小学校の、あの幼稚園の親御さんのお気持ちを想像すると、どんなに
「助けられたのに命」
と、思われたことでしょう。

“一握り人の罪”。
ジュリーは「ひとにぎりびとのつみ」と歌われているので、「ひとにぎり」は「人の罪」に対してではなく、「人」に掛かっているのだと感じました。
この曲の中で、「東電」をはっきりと歌詞にされています。
“F.A.P.P”の「当然」をライブでは「東電」と歌うレベルの気分ではなくなったということでしょうか。
そんな、オブラートに包んでいる段階ではないと。

さらに、シークレットトラック。
もう、私なんかが何も言うことはありません。
緩みなく、潔い方です
ただ潔すぎて付いていけるか、一瞬不安になってしまった。
でもこのCD制作に関わった方たち、鉄人バンドのみなさんも事務所のみなさんも、みんな付いていっているのですよね…。

初めて聞いた時はこんな感じで、ただただ圧倒されてしまったのですが、一晩おいて聴いてみると、ジュリーがライブで歌われている情景がまざまざと浮かんできました

ここはカズさんがソロを取られるんだろうなとか、淳さんが斜めにうつむいてアコギを鳴らしているさまとか、グレースさんが気合いのこもった表情でドラムを叩いている様子とか、泰輝さんが気持ちよさそうにキーボードを弾いている表情とか。

今まではCDとライブはどこか別物として聴いていたので、こんな風に感じたのは初めて。

それと、ど素人が勝手に感じただけですが、今回音作りがとてもシンプルで、その分というのか作曲者の個性が特に感じられる気がします。
“櫻舗道”はやっぱり淳さんの曲だし、“東京五輪ありがとう”はやっぱりカズさんの曲だし。
「後付けだろ」と言われればその通りですが、聴いているとそんな気がします

そして、いつも素敵な伊豆田さんのお声と、杉並○童合唱団のコーラス。
児童合唱団の声を聴いて、「単純な永遠」の“この僕が消えるとき”を思い出してしまった。
確か、「名盤には子供の声がつきもの」と、プロデューサー氏が入れられたんですよね
本作のプロデューサー氏(あっ、ジュリーさまのことです)が、そうお考えになったとは思いませんが、あくまでもシンプルにこんなにも直球なコンセプトアルバムを商業ベースで出せる歌手は、世界中でもジュリーだけでしょう
「名盤」とは、こういう作品を言うのだと思います
本当に、若い人にもっともっと聴いてもらいたい。

緊張

2014年03月11日 | ジュリー 楽曲
も~○マゾンに頼んでいだら、発売日の今日になっても発送メールが来ないので、タワレコに行って買って来ました

名前のコーナーで、特にPOPもなかったけど、きちんと表面を向けた状態で棚に並んでいました

何だか、かつてなく、聴くのに緊張してます。

感想はまた改めて書きたいと思います。

2冊目

2014年03月09日 | ジュリー その他
もうとっくにご存知だとは思いますが、お知らせです。

『ザ・タイガース 2013 LIVE in 東京ドーム』が、NHKBSプレミアムで3月16日(日)午後4:00~5:29に再放送されます。

<1967年にデビュー、「花の首飾り」「君だけに愛を」などの大ヒットを飛ばしGS(グループサウンズ)ブームをリードしたバンド、ザ・タイガース。
1971年1月24日に日本武道館で行われた「ザ・タイガース ビューティフル・コンサート」が事実上の解散コンサートとなり、その後、一部メンバーによる再結成の機会はあったものの、オリジナルメンバー全員がそろって、ステージに立つことはなかった…。
そして2013年12月、ジュリーこと沢田研二、サリーこと岸部一徳(修三)、タローこと森本太郎、ピーこと瞳みのるに加え、ザ・タイガース最大のヒット曲「花の首飾り」のリードボーカルでもあるトッポこと加橋かつみが参加し、1969年の加藤かつみ脱退以来、じつに44年ぶりとなるオリジナルメンバー5人によるライブ・ツアーが実現!
番組では、日本武道館を皮切りに全国8か所をまわったツアー「THE TIGERS 2013」から、シローこと岸部四郎(シロー)もゲスト出演し、初めて6人のメンバーが一堂に会することとなった、12月27日東京ドームで行われたツアーファイナルの模様をお届けします。
どうぞお楽しみに!>

こちらにも載っています。

それから、ブログをまとめた本の2冊目を作りました
もっと早く作ろうと取り掛かってから、気が付けば3か月の月日が

こういうものは一気にやらないとダメですね。
データ量的にはもう一冊作れるから、消費税が上がる前に作るべきか

一冊目を作った時、直後はほとんど読まなかったのですが、2年くらい経つと自分の記憶も風化しちゃって逆に熟成されていい感じです

表紙の色は、“greenboy”からの“緑色の部屋”ならぬ“緑色のkiss kiss kiss”な気分で“3月8日の雲”のCDの色に合わせて緑にしてみました

「2014 正月 LIVE ひとりぼっちのバラード」 MC編

2014年03月05日 | ジュリー ライブ 振り返り
ジュリーの新曲“櫻舗道”に合わせて、テンプレートを変えてみました

音楽劇のチケットもご到着し、今年もサザンシアターへ通う季節がもうそこまで来ています。
衣装が和服ということは、足元は雪駄でしょうか
うわ~、「お嬢さんお手上げだ」での安楽満センセイのサンダル履き以来の、ジュリーのつるつるのかかとが拝めるかも
楽しみ~

さて、下書きは書いていたのですがアップしていなかった、お正月LIVEの振り返りです。

1月19日(日) 渋谷公会堂
待ちに待ったソロコンの初日
2曲目の、タイトルナンバーでもある“ひとりぼっちのバラード”の後、オープニングのご挨拶。
ここのお話が長くて、思わずMCはこれだけなのかと不安になりましたよ
この日以降の会場では、比較的さらっとしていた時もあったので、よ~っぽど話したいこと(=タイガース噺)が溜まっていたんでしょうね
鉄人バンドのみなさんも驚かれたのでは?いや、慣れてるか

「このままほっといたら一時間くらい喋って、あと3曲歌って終わりになっちゃいますよ」
なんて、おっしゃっていました。

そして、Tシャツネタも2ndシーズンに突入
「タイガースは終わったわけではありません。
まだTシャツが1万枚売れ残っているんです。」
翌日のスポーツ新聞は、みんなこの話題に食い付いてました

1月24日(金) 愛知県芸術劇場
今ツアーのMCは、とにかくタイガース噺が満載
この日は、NHKBSプレミアムでのザ・タイガースの東京ドームライブの放送日。
お顔じゃなくて、演奏面でのプチ整形についてカミングアウト

相変わらずのサリー my loveは、もうお約束。
ツアー千穐楽の打ち上げの二次会は、お二人でしっぽりと楽しまれたそうです。(注:一応スタッフの方も含む)
次の日も一緒に飲まれたそうですが、この時はもしかして二人きりだったのか
22日の大阪公演では、
「どんだけ好き同志なんや
とのお言葉があったそうです
も~勝手にラブラブしてください

1月29日(水) 渋谷公会堂
サリー、タローさん、山崎さん、すわさん達が観にいらしていたようです。
ご本人の前だからかサリー my loveはちょっと控えめ

打ち上げの席で、タローさんに「二次会は?」と声を掛けたところ、「疲れたから帰る」という意味で「れつかれつか」と言いながら去られたそうですが、あれは「つかれた」時に使うのではなく、「嫌いな人が来た時の隠語」だと、ご当人にさり気なく教えて差し上げていました

タローさんもサリーも、ジュリーのMCに爆笑されていたそうです。
当然飲みに行かれたのかな
その席でタローさんは、
「かつみとの間では、Tシャツはもともと5万枚作る予定だった」
と、衝撃の告白
4万余ってたら大変でしたね~5で割りにくいし

2月2日(日) 渋谷公会堂
相変わらず、Tシャツネタが絶好調
タイガーマスクに成りすまして施設にプレゼントするとか、1万枚入りの福袋を作るとか、人通りの多い道端に置いておくとか、ジュリーも色々とお考えのようです

「THE TIGERSのWHITE CHRISTMAS」のCDもまだ残っているそうなので、今年のクリスマスプレゼント用にとのお勧めもありました

そして、
「新年にあたって、声の続く限り歌い続けるという宣言いたしまして、本日の私の短い挨拶に代えさせていただきます」
と、待ってましたなお言葉がありました

千穐楽恒例の手締めですが、今回は末広がりで縁起がいいと言われる五本締め。
「最初は人差し指だけで」と、ジュリーが説明される様子を見ながら、昔の時代劇の「伝七捕物帳」の指締めを思い出したのは私だけでしょうか(古すぎますね

今年もジュリーのお正月ライブと共に新年を迎えられたことに感謝

この3年 ジュリーの「想い」

2014年03月04日 | ジュリー 楽曲
3月3日の毎日新聞の夕刊に特集記事が載りました。

こちらから読めます。

私は夕方お友達に教えてもらい、さっそく新聞を買って帰りの電車の中で読んだのですが、泣いてしまいましたよ

毎日新聞だから、もしかして前回(2013年12月8日)タイガースの特集記事を書いて下さった方かな?と思いましたが、やはりそうでした。
ジュリーの「想い」をきちんと伝えて下さって(私はそう感じました)、ありがとうございます

そうは言うものの、ジュリーの「想い」は私にはいささか重かった。

「テレビで目にした東北地方の惨状。
決めた。
『これから先、震災のことしか歌にしない』」

若いころは、ある意味歌わされてきたラブソング。
その後、CO-CoLo期辺りからは、その時々の心の風景を歌われたような気がします。
そこからは、愛して止まない奥さまへの愛を歌い、平和を願い、自分がいなくなった後に思いを馳せ…。

そして、見つけてしまったのでしょうか。

「歌声と、その生き様に魅了されたファンでコンサート会場は常に満員だ。」

その通り、生き様に魅了されております
唯一無二の存在。
ただその分、ふり幅も大きい。それでも、

「ステージに立つ姿を見続けたい―。
そう思わせる魅力がジュリーにある。」

ジュリーの「想い」が重かろうと、こんなに魅了された方の祈りを、何万分の一の力として支えていけることを願います。