はるかに遠い夢

沢田研二さんにロ・メロメロ。
ジュリーの事を考えると頭の中がお花畑。
その花を押し花にしたいなぁなんて…

妖怪ハンター ヒルコ

2014年03月01日 | ジュリー 映画
ウルトラジャンプ 2014年 03月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
集英社


発売中のウルトラジャンプに、諸星大二郎さんの「妖怪ハンター」の復刻版が付録で付いています。
その中の「黒い探究者」と「赤いくちびる」の二話が、ジュリーが主演された「妖怪ハンター ヒルコ(1991)」の原作です。

ジュリーはシリーズの主役、「黒い探究者」である稗田礼二郎役。
こんなお姿。
ちなみに、こんな噂がある。

「黒尽くめで真ん中分けのロンゲ」という風貌の、どこがジュリーに似ているのか謎ですが、クールビューティーな男はみんなジュリーに通ずるという時代だったのでしょうか

私は原作を初めて読んだのですが、こんなに短いお話だったんですね。
よく映画はあそこまで上手く膨らませたなぁという感じ。
でも原作の趣旨が損なわれていないところが流石です。

稗田先生のキャラは、体温の低そうな原作版に比べて、映画版では、ジュリーがわざとそれを望まれたそうですが随分人間臭くなっています。

稗田先生も、主役の男の子も、結局は愛する女性を救えなかったというのが切ない
それでも、人生は続く

ほぼ同時期に撮られた「夢二」と併せて観ると、ジュリーの役者として幅の広さがうかがえて、更に美味しいかもです