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甲斐バンド/ローリングバースディ60

2013-04-08 | LIVE LIVE LIVE!

2013/04/07


               【日時】2013年04月07日(日)
               【会場】TOKYO DOME CITY HALL
               【座席】第2バルコニー2列89番
               【開演】17:17
               【終演】20:20 
               【観衆】2000人


2013・4・7、東京ドームシティホールにてまた1つ歴史的な甲斐バンドのライヴが。
母親の実家が小石川だったので、子供の頃から後楽園にはよく行ったものです。
小学生の頃は後楽園球場での試合後、外野席からグランドへ飛び降りて感激したり。
中学になると遊園地や夏にはジャンボプールにも、その後は水道橋の予備校にも。
大学に入ると後楽園ホールへのプロレス観戦、この地での想いでは尽きません。
その後楽園にて甲斐よしひろのバースデーライヴが甲斐バンドで行われる事に。
自分にとっては完全ホームの地、自宅から20分で着く場所なので最高の立地です。
こんな嬉しい事はありません、そして遂にその日がやって来ました。
     




爆弾低気圧の影響で、台風の並みの春の嵐となったこの日。
電車が遅れる悪状況でしたが、都営三田線は何もなくすんなり16時半に水道橋へ。







春の台風一過という感じで、強風がおさまり空はズバ抜けの極上スカイブルー。
まるで沖縄に居るような強い紫外線、清々しい青空も下にて20分以上遅れ開場です。





また甲斐バンドが新たなるホールにてライヴを敢行するわけで。
かなりピカピカのホールなので、何もかもがワクワクしてしまいます。






チケットは即日SOLD OUTでしたが、ステージサイド近くの当日券が若干販売。
本当は母を連れて行きたかったので、それだけが少し心残りな中で開演を待ちます。






ディスクガレージの機関紙のトップには甲斐バンドがドカーンと。
WOW WOWでの独占放送のビラも入り、待ち切れない心境の中にて定刻を15分過ぎます。





場内を流れるBGMはROCKSツアーと同じ内容、そして客電が暗くなり白幕に映像が。
還暦を祝して、まずは雨上がり決死隊の宮迫からのメッセージ文字が公開です。
阿川佐和子・鶴瓶・文珍・吉岡秀隆・藤岡達也・船越栄一郎など、次々とお祝いが。
明石家さんまと吉川晃司は映像で流れ、ラストはミスチル桜井のコメントで。
ローリングバースデー60のロゴから、白幕にライトが当たり甲斐さんの姿が影絵に。
うおぉぉーっと場内が一気にスパークすると、グァーンといきなり一気にイントロが。
それと同時に幕が落ち、なんとオープニングは華々しく「翼あるもの」だぁ!!
赤黒いスーツ姿でカッコイイ、それからいつもの音より素晴らしく響いて来ます。
ただただ感激のオープニングに涙が溢れ、甲斐バンドが思い切りスイングしてるぞ。
60歳になっても変わりなく激しく唄う甲斐さん、いつもの様に一緒に自分も唄います。
待ってましたとROCKSツアーの流れで「タッチ」へと続き、興奮は続き最高潮持続。
「きんぽうげ」人気もいつものまま、場内のうたいっぷりは凄まじく人気抜群です。
唄う前に薬師寺での風景を語った「ビューティフルエネルギー」、1番を甲斐さんが。
なんて良い曲なのでしょう、大好きです、ただただ時間が止まって欲しく感じます。
「テレフォンノイローゼ」へと繋がりこれまた大合唱、甲斐バンド王道が心地良し。
公表されてるゲスト登場の気配は無く、「カーテン」が始まり夢中に聴き入ります。
ツインギターの音色に酔いしれ、その間を甲斐さんがすり抜けてはまた戻って来て。
「東京の一夜」では唄う前、「自分の血の色が赤なのか青なのか」の話をしながら。
「裏切り」を完璧に決めてから、「ナイトウェイブ」を心地良く披露してくれます。
とにかく音響が最高なのでこの曲が光ります、照明も素晴らしいので言うことなし。
「ブルーレター」はMAX級の出来で聞き惚れます、これまた音響が良過ぎで凄い出来。
ここで最初のゲストが紹介され、甲斐さんと2人きりで上綱克彦がキーボード登場。
とても素敵な前奏を弾き始め、涙チョチョ切れのナンバー「青い瞳のステラ」だぁ。
ソロでは2人で演ってくれたけど、甲斐バンドでは黒澤フィルムスタジオ以来では。
まさかここでこれが実現するとは感激っ、甲斐さんのボーカルが素晴らし過ぎます。
唄い終わり拍手の雨あられ、充実感が込上げたのか甲斐さんと上綱氏がガッチリ握手。
かなりの盛上り中、続いてのゲストが呼ばれて押尾コータローが大拍手の中で登場。
9月から再び2人でのツアーが発表され、凄腕テクを屈しての「破れたハート」を。
この辺りでの甲斐さんのボーカルは声がよく出ててお見事、動きも切れて元気では。
ゲスト3人目は30周年を迎えた土屋公平登場、レインおじさん話を披露しイントロが。
うぁわ、な、なんと「特効薬」だぁ、♪パンチもプレイボーイのヌードも~。
間奏では佐藤英二を交えて4人で決めの動きを、ロックンロールナンバー炸裂です。
久々ナンバーなのに歌詞は完璧、きっと甲斐さんの体に染み付いてるのでしょうね。






ここから後半へ、「安奈2012」からスタートし「ボーイッシュガール」へと。
音響&照明が凄く良いホールでの「氷」が圧巻、幸せなひと時が続いて幸せ気分。
間奏の決めのポーズ、甲斐さんに赤が照らされ一郎には緑が照り美しいぞ~。
「ポップコーン」の始まり、いつものステージ後の照明の色が赤く還暦バージョン!
甲斐バンドで一番好きな曲なのでここでも涙が。。。60歳でも演ってくれるとは。
場内の拳突き上げシーンが2階からだとお見事、一郎の右腕がローリングします。
クライマックスは「アウトロー」へ、♪やりきれないさー部分は上げずに丁寧に。
「HERO」で本編を終えると、たっぷり時間を取ってアンコールは衣装変えて登場。
上綱氏も出て来てイントロを奏で、そこへ一郎が近寄って一気に「港から」炸裂。
期待していた「ダイナマイト」のマイクスタンドローリング、やはり蹴り上げでは。
でもメモリアルナイトに相応しい盛上りに、人気の高い曲なので気持ちイイ~。
ここで「嵐の季節」が、一番の途中でステージ後方横から3名出て来てコーラスを。
嬉しい事に土屋公平&押尾コータローの横には、なんとkainatsuも居るではないか!!
自然といつも以上にパワフルになる甲斐さん、3人が起爆剤となり底知れぬパワーが。
Wアンコールは「コールドブラッド」から、ここ数年では完全にNo1の「冷血」です。
ボーカル・照明・ステージアクションの三位一体、60歳とは全くとても思えません。
遂に「ダニーボーイ」へとなってしまい、ここでやっぱり終わりなのか不安へと。
しかしそんな事は心配無用、ラストはBGMが切なく広大に流れてから「100万$」に。
演るかとは少しは思ったけど、かなり演らないと思っていたのでビックリ仰天へと。
場内パチーンと張詰めた空気に、その中を甲斐さんがビシッと堂々唄ってくれます。
後半のシャウト連発所も素晴らしく、それと同時にミラーボールがローリング。
「オウオーウオーっ」「キャーーー」と絶唱する甲斐さん、激しさが実に美しい。
最後が低く重い音で「グォーン」と、ミラーボールのローリングも止まり終了です。
これぞ完全燃焼で精根尽き果てた表情を見せる甲斐さん、そしてメンバーと抱擁。
還暦バースデーメモリアルナイト、立派にこれだけやり遂げてくれて感謝感激。











トータル25曲の3時間3分、今でもこんなに素晴らしいライヴを演ってくれ幸せです。
ずっと甲斐バンドのファンで。本当に良かったと心の底から思える一夜でした。
次は40周年ライヴなのか、でもその前に4・9沖縄コザライヴへ行って来ます。






【セットリスト】

01. 翼あるもの
02. 感触(タッチ)
03. きんぽうげ
04. ビューティフル・エネルギー
05. テレフォン・ノイローゼ
06. カーテン
07. 東京の一夜
08. 裏切りの街角
09. ナイト・ウェイブ
10. BLUE LETTER
11. 青い瞳のステラ、1962年夏‥‥
12. 破れたハートを売り物に
13. 特効薬
14. 安奈2012
15. ボーイッシュ・ガール
16. 氷のくちびる
17. ポップコーンをほおばって
18. 漂泊者(アウトロー)
19. HERO(ヒーローになる時、それは今)

Encore
01. 港からやってきた女
02. ダイナマイトが150屯
03. 嵐の季節

Encore 2
01. 冷血(コールド・ブラッド)
02. ダニーボーイに耳をふさいで
03. 街路~100万$ナイト





ライヴ後は直ぐ近くの東京ドームシティ・ベースボールカフェへ。
このブログ知り合った、ROKAさん&荒馬さんと仲間達と自分達6名で乾杯です。
尽きる事のない甲斐バンドの話、その他まだまだいっぱいあって話し足りません。
それでも無情にも時間がやって来てお開きに、水道橋駅でこの夜にさよなら。
皆さんと会って話せて嬉しかったです、ホントありがとうございました!



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