「ぐるくん」のひとりごと

大好きな海のこと、沖縄のこと。 また今関心を持っている韓国語の学習、韓ドラ・レビューなど気ままな雑記

<685>『乾パン先生とこんぺいとう』視聴完走

2008年07月18日 | 韓国ドラマ
 いやぁ~、パク・テイン役のコン・ユ君、可愛かった~w

 
 ↑こんなストレートな愛情表現も」また可愛いw

 
 ↑これまた・・・オホホw 「サランヘヨ~」

 
 ↑なのに、この切なげな表情・・・アジュマニには毒でした~w


 てな感じで、『コーヒープリンス1号店』のハンギョルより、個人的にはチョアなコン・ユ君を堪能w

 6歳の年の差を乗り越えて、純愛を貫いたテインの健気さと、その愛に応えた乾パン先生ことナ・ポリに拍手!!

 ポリ役のコン・ヒョジンさんは、特別美人と言う訳でもないが、『サンドゥ、学校へ行こう!』でも感じた、独特の雰囲気のあるスレンダーな女優さんだ。

 


 韓国の乾パンに付き物の甘い「こんぺいとう」はチ・ヒョヌ先生(キム・ダヒョン)じゃなくて、テインだった・・・

 ヒョヌ先生との結婚式当日に破談、教え子であるテインへの愛情を実感したポリだけど、テインの事を心の中で愛しい「あの子」と呼び、これまでに幾度となく傷付けてきた事を悔いていた。

 ヒョヌ先生は学校経営学を学ぶ為、単身留学するけど、ポリとの復縁を信じて疑わず、留学中もずっと手紙などを送り連絡を取っていた。

 乾パン先生への想いを断ち切るために、一人放浪の旅に出たテイン。

 その後、教職の資格も取得し、予備校の講師として働くポリの心の支えは、ヒョヌからのラブレター(?)ではなく、テインとの思い出だった。


能面のようで恐かったテインに片思いのノ・ジェンマ(チェ・ヨジン)も、テインの乾パン先生への想いを大切にして、健気で大人な引き際だったし、テインの父パク・ジュンソプ(イ・ヒョジョン)も、後半、孤独な息子テインに対して深い愛情を見せて泣かせてくれた。

 

 最初ポリを罵倒し、馬鹿にした教頭先生(チョ・ヒョンギ)も、学校改革の荒波の中、真の教育に目覚めたのか?ポリを教師として理解するいい人になって、ポリの定石(セギ)高校再就職を薦めてくれる。

 テインが破談にしたヒョヌ先生の甥であり、年下の教え子でもある事から、いろいろすったもんだあるんだけど・・・二人は愛をはぐくんだ模様w

 問題児だったテインも大学に進み、兵役も終え、なんと定石高校に実習生としてやってくる。

 担当教師は、乾パン先生w

 

 何年たってもポリには頭が上がらない様子のテインだけど、生徒の前だと言うのにホッぺにチュッ!!として逃げ出す。

 最後まで、可愛いテインだった~w


 関連過去記事 → こちら



 年の差カップルの恋愛ドラマ以外に、ちょいと冷静になって見ていると・・・高校を舞台のドラマだけに乾パン先生を通じて、韓国での最近の高校生事情も見え隠れしていた。

 ぐるくん的には、こちらも興味引かれたところw

 ドラマ企画の中に、韓国で問題になっている高校生の暴力サークル「イルジン会」の話があった。

 ドラマの設定では、乾パン先生のポリ自身が高校生時代、スケバン(古い?)で伝説の武勇伝を数々残しているほど・・・

 テインもまた手がつけられないほどの超問題児と言う設定だった。


 延世大学の趙 恵貞教授が、一昨年の平成18年、日本で開催された教育関係のフォーラムのパネリストとして参加されていて、その発言の中で・・・
 ≫ 学校の中に「イルジン会」と言うグループがあります。
  これは、勉強もでき家もよい子達が集まった会で、非常に権力志向的な子ども達が集まって、学校の秩序を守る役割をします。
   よく詳細は掴んでおりませんが、先生と学生の間でよく話し合いをしているようです。≪と語っておられる。

 この話だと「イルジン会」は、決して暴力グループではない。

 「生徒会」的な感じに受け取れる。

 が、実際は2001年ごろから「イルジン会」は、校内暴力問題をい引き起こす集団、つまり校内暴力の代名詞となっていた。

 ソウル市内の某中学校の「イルジン会」会員らが判っただけで80余件にも及ぶ暴行やかつあげを行っていた事件も発覚している。

 会則はまるで暴力団の如く、「先輩には90度で挨拶。 先輩の言葉には無条件服従。 後輩は殴って教育。 脱退時には報復・・・」等々

 先輩から後輩は受け継がれる伝統が、悪い方へ変化してしまったようだ。


 韓国でも「校内暴力」や「いじめ」問題は、憂慮すべき教育問題となっている。

 日本でも同様だが、簡単に表に現われない事から、重大な事態を引き起こしている。

 「イルジン会」と言う組織的な暴力の前に、被害者の生徒の殆どが、報復が恐くて誰にも報告する事ができないと言う。

 また、学校側も暴力の事実を隠す事を優先させる傾向が強く、被害者生徒が、自殺すると言う最悪の事態を招く結果となった事件も起きている。

 校内暴力は各学校に対する評価の中で、一番重要な項目だそうで、学校のイメージを傷つける事を恐れて、正に本末転倒だが、学校サイドは全てを包み隠そうとする事が多いと言うのだ。


 人の命と学校のイメージと、どちらが大切かはだれでも判る事なのに・・・

 
 ドラマの中でも、新任の乾パン先生を噴水の池に突き落としたり、トイレに閉じ込め、上からバケツの水を掛けたりと、「いたずら」じゃすまされない悪さを生徒たちが行っていたが、生徒それぞれは問題を抱えながらも、基本的にはいい子と言うスタンスでドラマは構成されていた。

 大分の教育採用に絡む汚職で、最近日本の教育界も揉めているが、韓国の学校における先生の姿も、ドラマを見る限りは、???が点灯しまくり・・・

 生徒にしろ、同僚にしろ、部下にしろ、人権を無視する発言が飛び交い、教育者?の集団なのかとかなり閉口した。

 乾パン先生とテインの恋物語とは言え、教え子のバイクに乗ったり、高価な携帯電話を簡単にプレゼントして貰っちゃったり・・・いいのかぁ~?

 ドラマ半分とは思って見てたけど、韓国では「恩師の日」って言うのがあって、先生への付け届け(贈り物)がなかば慣習化していたのも事実。

 最近は、この習慣を見直そうって言う動きもあるみたいだけど・・・

 
 小難しい事も気になりつつ・・・アジュマぐるくんとしては、コン・ユ君の可愛さに花丸!!のドラマだったw

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