「ぐるくん」のひとりごと

大好きな海のこと、沖縄のこと。 また今関心を持っている韓国語の学習、韓ドラ・レビューなど気ままな雑記

<1267>映画『キム・ジョンウク探し』

2011年04月16日 | 韓国映画

 久々に建国映画視聴…『キム。ジョンウク探し/김종욱찾기』

 『ウギョル』にはまって、最近、ドラマも見ていないもんで…(^_^;)

 気にはなってた映画です。

 過去記事 → http://blog.goo.ne.jp/dive-gurukun/d/20101104

 しかし、当初のコン・ユ君の復帰作と言う純粋?な視聴目的よりも、クントリアcpが、ドライビング・シアターで見ていた映画だからと言う理由の方に、若干ウエイトが移行w

 昨年12月8日に韓国で公開されたこの映画、まじめなレビューも多々ある事と思うので…上記理由から、『ウギョル』ファンの切り口も交えて、ご紹介…w

 

 連続ドラマを見慣れてると、この112分間の映画は、すごく短く感じる。

 だからこそ、短い時間に凝縮された人間の機微を読み取る楽しさが、映画にはあると思っている…

 ロマンチック・コメディーと言うジャンルにくくられたこの映画、あらすじは、ごく簡単だ。

 まじめ過ぎて融通の利かないハン・ギジュン(コン・ユ)は、旅行会社をクビになる。

 そして、始めたのが、初恋を探す「初恋探し事務所」。

 一方、ミュージカルの舞台監督であるソン・ジウ(イム・スジョン)は、ボーフレンドからプロポーズされるが、全くその気なく断ってしまう。

 しかし、彼女の父親、ソ大佐(チョン・ホジン)は、33歳になる娘の結婚だけを強く願っている為、10年前、インドに一人旅をした際、出逢った「キム・ジョンウク」が忘れられない事を伝える。

     

 ソ大佐は、偶然知ったギジュンの事務所で、その初恋の人、「キム・ジョンウク」を探すよう娘ジウに勧める。

 「初恋探し事務所」に父親と訪れたジウですが…彼女の知る手掛かりは、「キム・ジョンウク」と言う名前のみ。

 それでも、事務所開設して初の依頼と言う事で、ギジュンは、熱心に対応する。

 正直、ジウがうんざりするほど…w

 そして、ギジュンは、彼が所在を調べあげた「キム・ジョンウク」たちと直接会う事を、ジウに要求する。

 こうして、今は記憶さえも薄らいでいる初恋の相手「キム・ジョンウク」を探す事を決心するジウ。

 そこで、いろんな「キム・ジョンウク」が出てくる訳ですw

 この調査依頼&旅を通じて、ギジュンはジウに完全に心奪われ…ジウもまた次第に…

 

 『キム・ジョンウク探し』は、元々は、ミュージカルの大ヒット作品。

 映画監督のチャン・ユジョンssiは、数多くのロマンチック・ミュージカル演出家&劇作家で、映画の原作ミュージカル『キム・ジョンウク探し』も、彼女の手掛けた作品です。

     

 ミュージカルの舞台は、今なお、公演が継続していて、確か、最近人気のK-POPグループ「超新星」のリーダー、ユナク君もキャスティングされていると記憶しているんですが…

 監督つながりでしょうか?

 この映画、ミュージカルの舞台に立った俳優さんたちが、多数、カメオ出演しています。

 面白かったところなどと合わせて、ぐるくんが気づいた俳優さんを挙げてみました。

 

 ギジュン旅行会社の社員として、こんな仕事をさせられます。

 観光バスから、降りてきたギジュン…わかりますか?

     

 そう、このお方のコスプレ…w

     

 チョン・ソンファさんが、日本人観光客のツアー・ガイドです。

     

 余り上手じゃない日本語なので、ギジュンが教えたり…

 いまだに『冬ソナ』で、これだけの日本のおばちゃんを集客できるなんて…ヨン様おそるべしw

 で、有名な春川(チュンチョン)の並木道で、ロケ地巡りの日本人観光客と記念撮影を…

  

 まじで、日本のおばちゃん(私もそうですが…)たちは、、こんな有様なのでしょうか?

 撮影のドサクサにまぎれて、お尻をおばちゃんの一人にわしづかみにされたギジュンは、この仕事をスポイル。

 仕事を首になって、お姉ちゃん(チャン・ヨンナム)から、ど突きまくられるギジュンですが、ふと「初恋探し事務所」を思いつき、義兄(お姉ちゃんの旦那/リュ・スンス)の協力も得て、事務所を開設する。

 お姉ちゃんの旦那さんの事を、メヒョン(매형)って言う事、ここで覚えましたw

 ギジュンを応援してくれるいい義兄です。

     

 ギジュンが検索した全国の「キム・ジョンウク」たちと合っていくジウ。

 サッカー選手の「キム・ジョンウク」は、チェ・ジホssi。

      

 ドクターの「キム・ジョンウク」は、ウォン・ギジュンssi

 『朱蒙(チュモン)』で、ちょっと不甲斐ない第二王子ヨンポを演じていたので、ご存知の方も多いはず…

       

 何と、美容整形のドクターで、貧乳のジウの為に、勝手に豊胸のシュミレーション画像を…アハハ

   

 これに目をむく ギジュンもかわいいw

      

 田舎の「キム・ジョンウク」は、チョン・ジュナssi。

 「めんこいね~」と迫りますw

      

 映画オリジナルのお坊さん「キム・ジョンウク」も登場!!

 エンディングロールのキャスティング名は、JAMESssi…モデルさん出身なのかな?

 ちょっと、プロフィールまではわかりませんでした~。

     

 またまた、人違いで、頭をさげる黄色いテルテル坊主w

      

 ジウにど突かれますw

 『ウギョル』では、ビィーが、気づいてスクリーンを指さし大喜びした…清涼里(チョンリャンリ)

     

      

 映画の中には、自分たちが旅行した時と同じようなシーンもあって…

 

 

 クントリアの二人が照れまくっていた何度か搭乗するキス・シーン。

 こんな接近シーンでは、前の通りを車で移送する劇団員たちから「ポッポヘ~(キスしちゃえ!)」コールで冷やかされますw

 そして、クンが胸の内インタビューで、「女性からのキスもいいかも~❤」と言わしめたのは、インド旅行中、ジョンウクに…更に、江原道(カンウォンド)ノ山中でギジュンに、自分からキスしたジウの姿が、とっても印象的だったからでしょうw

   

   

 江原道の山奥の山小屋に住む「キム・ジョンウク」を探しに来たのですが…彼の名は、「キム・ジョンムク」だったと言うオチw

 で、このジュンムクを演じていたのは、オ・マンソク君。

     

  調査契約期間が、あとわずかになった頃…ギジュンは、ジウの写真の下から「キム・ジョンウク」の住民登録証を発見。

 インドで別れる際、再会を約束して、ジョンウクがジウに渡したんです。

 でも、住民登録証って大事なもんじゃないんの?

 それっきり、会えなかったジョンウクは、以後、困まらなかったのかなぁ?なんて事が気になっているうちに…映画の方は、すぐに当該の「キム・ジョンウク」を照会する事ができ、ギジュンは、折しも、韓国を離れるジョンウクにジウが再会できるよう取り計らう。

 仕事は無事にこなせたギジュンですが…すっかり落ち込んで…

 当日、勇気を出してジョンウクに再会する事を決意したジウは、仕事を投げ出して空港に向かう。

 

 一方、ギジュンも、ジウに会って、自分の気持ちを告げようと空港に向かうが、時遅く、ジョンウクと向き合うジウの姿を見て、傷心のまま立ち去る。

 でもジウは、ジョンウクと再会した事で、自分の気持ちが整理でき…空港にまでやって来たギジュンに気づいて、追ってくる。

 ギジュンを呼び止めたジウを、今度はギジュンからキスして…

    

 ハッピー・エンド…

 と思ったら…10年前、200年1月20日、大雪の降るの日本の大阪空港のシーンが始まります。

 

 どうしても、韓国に帰りたいギジュンは、ここで偶然、ジウからチケットを譲り受ける。

 二人とも気づいていないけれど…この時からの二人の赤い糸は結ばれていた?って思わせるエンディング。

 ちなみに、ジウの回想シーンに登場した「キム・ジョンウク」は、コン・ユ君した。

    

 が、空港で再会した時の本当の「キム・ジョンウク」を演じていたのは、オム・キジュンssiです。

 彼も、ミュージカルに主演してましたw     

    

 あと、ジウにプロポーズしたボーイフレンドのチェ機長を演じていたのが、シン・ソンノクssiもそうです。

    

 ジウの妹、ジへにプロポーズしたドクター・チョンは、キム・ドンウクssi。

    

 旅行会社の社員役のキム・ムヨルssi。

    

 やはり、2006年に初公開の4年間の累積観客36万人を記録した原作の人気ミュージカルを創作したチャン・ユジョン監督の人脈ですよね。

 ミュージカルの世界で実力を誇るチョン・スギョンssiも、そのままミュージカル・スター、スギョンとして出演。

 舞台監督のジウに厳しい反面、主演アイドルの代役として、舞台にジウを立たせたり、(ジウの子どもの頃の夢を知っていて)、人生の先輩として、アドバイスしてくれる、素敵なオンニとして登場しています。

     

 舞台に立つ事になったジウ…この設定は、ミュージカルにはないそうです。

     

         

 なんだか、ビィーに似ていませんか?

 クンもそう思ったんじゃないか?と勝手に妄想w

 

 そして、ストーリーとは、全く関係ない所で、ぐるくんが反応したのは、これ…

     

 このパッチ…「키미톄/キミテ」と言う、韓国の乗り物酔い止めパッチでした。

 日本には、酔い止めパッチって、市販されていないと思ったけど…効果があるそうです。


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