『きみはペット/너는 펫』は、1/21から日本で公開され、主演のキム・ハヌルssiとチャン・グンソク君も来日して、舞台挨拶をしていました。
六本木ヒルズでは、この作品の展覧会も開催しているそうです。
こちら → http://www.roppongihills.com/events/2012/01/tcv_kimihapet.html
そんな事は、まったく知らぬまま、ちょいと前に視聴しました。
来日してプロモーションにがんばっているグンソク君に敬意を表して、紹介します!
この映画、小川彌生さんによる日本の漫画作品が原作です。
で、映画の制作発表を、茨城空港で行っています。
昨年3/3、主演の二人に加え、FTislandのチェ・ジョンフン君やこの作品が監督初作品となるキム・ビョンゴン監督も来日して、盛大に行われました。
当初の企画では、5月から茨城県内の各所でロケを行い、大規模な「撮影現場見学」や「エキストラ出演ツアー」などが開催される予定でした。
しかし、3/11の世界をも震撼させた東日本大震災が発生。
グンちゃんが、速攻で1.000万円の義援金、並びに毛布など支援物資を届けてくれた事は、記憶にも新しいです。
クランク・インする5月まで、日本ロケ実施を望むも、現状では叶わず、断念したと言う経緯があります。
「撮影中、日本の皆さまとスクリーンを通してお会いし、この作品から元気と勇気を届けられればと思い精一杯演じてきました。」と言うグンちゃんのメッセージに、心が温まります…
公式HP → http://kimipe-movie.jp/
日本公開中なので、日本でのHP(↑)も開設されていますので、予告編ならびに公開劇場等の情報は、簡単に入手できると思います。
簡単なあらすじは…
31歳、アメリカ留学経験もあるキャリア・ウーマン、チ・ウニ(キム・ハヌル)は、ファッション誌のエディター。
しかし、友だちと会えば、子育てや結婚に関する話題ばかりで、内心うんざりだし…仕事もうまくいかず、しがないセクションに転属、恋人にもバイバイされ…
落ち込むウニは、ふと、昔飼っていた愛犬モモを思い出す…
ある日、一緒に暮らしている実弟ウンス(チェ・ジョンフン)が、家を追い出され、路頭に迷う友人カン・イノ(チャン・グンソク)を泊めて部屋代を稼ごうとウニに内緒でこっそり連れてくる。
でも、見つかってしまい、当然、同居を反対し、拒否するウニ。
イノはダンサー。
将来を嘱望されていたにもかかわらず、イギリス留学中に、プリマドンナに大怪我をさせたことが、心の傷となり、悔やみ続けていた。
ある雨の夜、自宅マンション前に捨て置かれたダンボール…おそるおそる中を開けると…
仕方なく、ずぶ濡れのイノを部屋に入れるウニ。
行き場のないイノは、リビングに飾られていたモモの写真を見て、「ペット」として一緒に住む事を提案する。
あきれながらも、「素直に言うことを聞けば…」と了承するウニw
自由奔放、でもどこか繊細なイノとの共同生活が始まる。
そして、いつの間にか、ウニは心を癒され、安らかな毎日を過ごしていく。
グンちゃん、いや、イノの甘え上手な事w
ある日、ウニは、初恋の先輩チャ・ウソン(リュ・テジュン)と再会する。
恋の予感にときめくウニだが、先輩の前では緊張して、かっこつけてしまう。
イノの前では、心のよろいも脱ぎ捨て、ありのままの自分でいられるのに…
先輩から誘われ、1泊2日の旅で出て、とうとう先輩からプロポーズもされるが…ウニは、「モモにご飯をあげなきゃ」と、急に家に帰ってしまう。
先輩が、ウニの家に遊びに来た時は、イノを「はとこ」だと嘘をつき、切り抜けるw
ミュージカルの振付師になるのが夢だったイノのもとに、海外の著名な振付師から誘いがかかるが、ウニの事が気になるイノ。
上海勤務が決まり、ウニに一緒に来てほしいと先輩から申し出を受けるウニ。
先輩との結婚を決意したウニだが、ウニとイノの関係が耳に入った先輩は、ひるんでしまう。
ウニは、イノとの「主人」と「ペット」の関係を断ち切る。
「もう、ついてこないで!」と拒絶するウニに、イノも自分の思いをぶちまける。
イノが出て行った後、改めてイノに癒されていた事に気づくウニ…
それから…
ラストは伏せておきます。
昨年5/16にクランク・インしてから約3ヶ月間、撮影現場に遊びに行くようだったと、キム・ハヌルssi。
グンちゃんのファン、「うなぎ」ちゃんたちは、いろいろとイベントや支援を準備して、グンちゃんのみならず、撮影スタッフを楽しませたそうです。
歯ブラシ、歯磨きセットにハンカチやTシャツ、扇風機などまで、スタッフたちに用意したり、ウニの家のセットが作られていた全州総合撮影所のロビーに、全スタッフが食べられるだけのビュッフェを用意し、別の映画撮影チームを大いにうらやましがらせたそうだw
また、グンちゃんも、全スタッフの夜食として、チキンを差し入れたりしたそうだ。
キム・ハヌルssiも、グンちゃんのバースディである8/4には、現場に直接ケーキを持参し、サプライズでお祝いしたそうです。
現場の雰囲気がいい事も、作品の出来に影響するからねw
ともかく、さらっと見れます。
あんなかわいいボーイが、自分から「ペット」の名乗りをあげて、そばで甘えてくれるなら、さぞかし楽しかろうとは思いましたが…σ(^_^;)
2時間弱の映画の中で、ウニとイノの段々と変化していく心の機微を描ききれず、平板な仕上がりだと感じました。
まっ、「私もモモが欲しい~~!」と思う方が、たくさん出現しそうですw
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