朝雨日照りのもと

今朝も早朝に雨が降りました
昨日は蒸し暑く夜でも暑い日になりました
朝方降った雨でかなり気温が下がり
爽やかな朝です＾＾
そんな時いつも思いだす祖母の言葉
”朝雨日照りのもと”
朝方に降った雨が上がると晴れていつくなるという意味だったと思う
祖母と過ごす時間がたくさんあった私
たくさんの昔ながらの言葉を何気なく教えてくれた
祖母はよく縫物をしていた
その横で余った布をもらい縫い物や詩集を自己流でしていたこと
火鉢で炙った焼き鏝で縫い物にしるしやアイロンがけをしていたこと
髪を椿油で結っていたこと
毎日着物を着ていたこと
色くてきれいな指をしていたこと
よく働いていたこと
たくさんの思い出がある
そして
今だからわかる言葉の意味や　所作の意味　季節ごとの行事　
明治生まれ　たくさんの苦難を乗り越えてきたあの人だからこその生き方
あの人がいて　私が今ここに居る
そんなことを想う朝の雨でした