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645DとAPS-Cは2倍換算でOK

2010-04-04 21:55:05 | Weblog
645Dは中判であるが銀塩フィルムのサイズよりはやや小さい。
それゆえ、標準レンズがフィルム中判の75ミリではなく、55ミリとなる。
既存の中判ユーザーは若干混乱するかもしれない。
銀塩35ミリのフルサイズやFXユーザーも同様である。

ところがAPS-Cユーザーであれば、換算は極めて簡単である。
APS-Cで使っている焦点距離を2倍すれば良いのである。

例えばAPS-Cの標準域は28~35ミリであるが、2倍にした56~70ミリが645Dでの標準域となる。
(つまり645D新レンズの55ミリは標準域の中でもワイドに近いことがわかる。)
APS-Cの50ミリはポートレートレンズであるが、645Dの場合は2倍の100ミリ前後がポートレートの画角になる。
APS-Cでの18ミリはポピュラーな広角であるが、2倍の36ミリが同等の画角になる。

逆に言えば、645D用レンズの焦点距離を半分にしてAPS-Cだと思えば画角が推定できる。
例えば645ズームの33-55/4.5は、半分にした16-27/4.5のAPS-Cズームだと考えれば良いのである。

この理由は、銀塩35ミリが645Dの1.27倍、APS-Cが銀塩35ミリの1.54倍換算(ペンタックスK-7)なので、
645DとAPS-Cの換算係数は1.54×1.27=1.96・・・つまり約2倍となるからである。

要は、645DとAPS-Cを併用するユーザーにとっては焦点距離を2倍もしくは半分で見れば良いので極めて容易である。
もはや使いもしない35ミリ換算などする必要がないのである。

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