D300よりD2Xの画像が良い

さっそくD300とD2Xの撮り比べです。
http://album.nikon-image.com/nk/NK_AlbumPage.asp?key=1146068&un=50206

モデル：宮西ななこ
2007.11.24 EVE撮影会
オリジナルサイズ、署名は画像データに直接埋め込んでいるので画質は変化なし。

１枚目：D300 RAW（SILKYPIX現像）
２枚目：D300 JPEG（撮って出し）
３枚目：D2X RAW（NC4現像）
４枚目：D2X RAW（SILKYPIX現像）
５枚目：D2X RAW（JPEG撮って出し）
撮影データ：
【共通】RAW+JPEG(LargeFine)、ISO=400、35/F2D、F3.5
D300：1/400秒、撮影時露出補正ゼロ
D2X：1/250秒、撮影時露出補正+1/3EV


さて、比較結果ですが、3枚目つまり、D2XをNC4で現像した写真が一番良いと思います。

これは、D300よりもD2Xの方が良いせいなのか、NC4の優秀さのせいなのかはわかりません。
なにしろ、今回D300の現像のため、やむなくSILKYPIXを使用したようなわけで、
パラメーターをもっとうまく設定すればNC4より良くなる可能性はありますが。
（シャープネス・ノイズリダクションはややソフトにしてあります。）

いずれにせよ、何とかしてD300をNC4で現像してみたいものです。
う～ん、なぜにニコンはNC4を捨てたのか・・・！

なお、アルバムのパスワードは D300 です。

D300 with MB-D10

例によって発売日前日にゲットしました。
量販店だと恒例ですね。
MB-D10をつけるとさすがにフラグシップです。
シャッター音もフィーリングも連写速度もD2X以上です。
縦位置シャッター（グリップの方）のトリガーが本体より薄く、触れるだけでシャッターが落ちる感じです。
自分としては本体もこれくらい薄くてもいいかも。

ファインダーが広いのにはびっくりしました。
このくらい広いと、かえって作画上まずい感じです。（主題の周囲に余分な空間ができやすい）
銀塩時代を思い出して、注意注意です。

なぜ黒つぶれは気にしないのか

白飛びを気にする人が多いようです。
液晶モニターにも白飛び警告が点滅する機能もあります。
白飛びを気にするあまり、初心者は「超」アンダーで撮って「ノイズが多い」と不満を言います。

しかし、逆に黒つぶれはなぜ気にしないのか。
黒つぶれ警告の表示はなぜかありません。

白飛びはデータがないから、というのが理由だと言うなら、黒つぶれだってデータはありません。
なぜ、両方気にするのではなく、ハイライト側だけ気にするのか・・・？

やっぱり両方気にするべきでしょう。
写真は、狭いラティチュードにいかに収めるかというのが腕の見せ所でもあります。

白飛び警告はデータが255のところではなく、もうすこし小さいところ（推定200くらい？）を点滅させていると思われます。
あるいは、３原色のどれかが飛んでいる場合に点滅させているのかもしれません。

同様に、黒つぶれも、0ではなくつぶれる前から、例えば10とか20とかで点滅させたらどうでしょうか。
それもISO別に表示レベルを変える。
要するに、「ノイズレベル」を下回ったら点滅させる、ということで。
この「ノイズレベル下回り警告表示（ISO、NR有無別、自動・手動レベル設定）」をニコンに要望したいです。


ともかく、白飛び警告を表示するなら、黒つぶれ（あるいはノイズ）警告も両方同時に出すのがいいのではないでしょうか。
そうすれば、初心者も「超」アンダー量産ではなく、適正な露出になると思います。