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タムロンのDX60ミリF2マクロに期待

2009-03-28 00:07:23 | Weblog
それにしても今回のニコンは、MXはおろか新製品が全くないということで、
実につまらないフォトイメージングエキスポですね。
なので全く行く気になりません。

でも。どうやらタムロンで興味あるものが出たようです。
それはAPS-Cサイズ専用の60ミリF2マクロです。
http://www.tamron.co.jp/news/release_2009/0324.html
まだ発売は未定ですが、これは期待できるんじゃないでしょうか。

というのは、タムロンでは90ミリマクロという定評あるベストセラーレンズがあります。
タムロンのこのマクロは、雑誌の作例で見る限りですが、ボケ味は純正マイクロより柔らかくなっています。
解像感も申し分ないようで、FX用レンズの定番です。

ただし90ミリというのは、DXにはちょっと長すぎます。
それが60ミリになるわけですから、ぴったりです。
しかもDXではセンサーサイズが小さくてボケにくい分、開放をF2.0に明るくしてボケを確保したわけです。


といっても、私はレンズメーカーのレンズは基本的に使いません。
それは、過去に何度も使ってみては、描写が納得できなくて裏切られた苦い経験があるからです。
ただし、今回は定評のある90ミリマクロのDX版になるわけですから、期待していいのではと思います。

そうは言っても、ポートレートには、純正のDX35/1.8G+50/1.4Dがベストだとは思いますが、
明るさも1段しか違わないし、タムロンDX60/2でいってみるのも、新たな発見が出来そうです。

ニコンMXに期待

2009-03-20 22:51:39 | Weblog
ニコンMXフォーマットの発表が近いとの観測がネット上を賑わしています。
センサーは6380×6380の4千万画素のスクエアフォーマットのようです。
センサーの大きさは、54×54ミリとのことです。
これをクロップしていろいろなサイズになるようです。
例えば、3:2クロップだと54×36ミリとなり、FXサイズの長辺を短辺にするサイズです。
噂では54×43ミリ(5:4)とか、一回り小さい3:2(36×24ミリ)、つまりFXサイズもあるようです。

MXフォーマットは銀塩フィルムの中判カメラをデジタル化したものと考えられます。
マウントは大型の新設計でしょうが、当然、完全電子化マウントでしょう。
フランジバックの設定やミラーの動作にもよるでしょうが、
専用マウントアダプターを介して、現行Gレンズならフル機能が使用可能と期待されます。
自動クロップ機能も搭載されるでしょう。

もちろん、MX用レンズも以下の通り噂されています。
AF-S MX Nikkor 24 f/4.0G
AF-S MX Nikkor 45 f/2.8G
AF-S MX Nikkor 85 f/2.8G
AF-S MX Nikkor 135 f/2.0G ED
AF-S MX Nikkor 200 f/2.8G ED
AF-S MX Nikkor 65-180 f/2.8G ED IF

なお、MXフォーマット(最大の54×54)だと、標準レンズは85ミリになるようです。
ラインナップ中の135/2.0というのは魅力的ですね。
ポートレートに是非使ってみたいと思います。

ただ、気になるのは発表(発売)時期と価格ですが、
FXで不十分な周辺画質が大幅に改善されているはずですから、
是非、何とか、多少はがんばって・・・手に入れたいです。

参考URL:http://www.kenrockwell.com/nikon/mx.htm

画像比較なら感想くらい書くべし

2009-03-11 20:05:26 | Weblog
巷の掲示板では、画像比較と称して単に画像のみでスレ建てするスレ主がいます。
撮影データ程度は付記する場合もありますが、画像自体のコメントは全くなしでスレ建てしています。
これって、とってもとっても変ですよね。

自分で買ったレンズを比較するために撮って、画像を見た以上は何か思うでしょう。
新型レンズの方が良いとか、あまり変わらないなとか、実は失敗したなとか・・・。
画像見た瞬間にそんな程度のことは何か思いませんか。
何でそれくらい書かないんでしょう。

そこで、私が感想はないのかという趣旨のレスをすると、スレ主でもない無関係の輩が強行に反論する。
画像の情報提供自体に意味があるのだと。


でも、ちょっと待ってください。
その掲示板では、投稿画像はかってに圧縮され縮小されます。
画像そのものに価値を見出すためには、オンラインアルバム等に実寸サイズでアップしないと無意味でしょう。
もちろん、歪曲収差や周辺光量の低下の程度とか画角の比較とかが主体というなら、縮小サイズも意味がありますが、
普通、一番知りたいのは、解像度やボケ味等の細部の描写ですから、実寸であることは決定的に重要です。


それにしても、まあいろいろ反論してくるんですが、どれも全く説得力がない。
なぜなら、スレ建て時に何もコメントしない本当の理由が別にあるからです。
その理由は、コメントするだけの「眼力」がないからです。
要は、画像を見てもどこがどう違うか分からないんです。
うっかり間違ったコメントを書いて、「それは違うよ」と言われたら困るからです。
だから画像だけを出して意見は他人に求めているんです。
後のレスで、「○○な感じですね」とか「AよりBの方が良いですね」とか意見を言ってもらい、
同じ意見だということで安心しようとしていることが明白だからです。


この「自分で判断できない」というのは、アマチュアだとか初心者だけではありません。
自称プロの中にも同じ流儀の人がいましたが、おそらく同じ理由なんでしょう。

もちろん、理由は全くの想像ですが、いずれにせよ画像だけ出すというのは、単なる機材自慢と同じです。

DX35ミリF1.8は良い

2009-03-08 14:52:52 | Weblog
DX35/1.8Gが発売されましたので、35/2Dと比較して見ました。
といっても、いわゆるテストではなく、撮影会でフツーに使ってみただけです。

明るくなっても開放から十分使用できる性能があることに驚きました。
ボケ味も良く、DXフォーマットの標準レンズとしてぴったりです。

今まで手持ちのD40xではキットレンズ等のズームレンズしかAFできなかったのですが、
このDX35/1.8GでちゃんとAFが出来ますし、何の問題もありません。

単焦点にしては歪曲がやや大きいという意見もありますが、
従来からキヤノンのEF50/1.4という歪曲の大きい単焦点レンズについて、
特に苦情・異論がなかったので、今回の程度では無問題なのでしょう。

ただし、今まで35/2Dを持っている場合、果たして買い換えるべきかどうかは微妙です。
このクラスの単焦点レンズは既に完成されているということです。
もちろん、D40等のモーターが内蔵されていないボディならば、明るい標準レンズとしてお勧めです。


ここで今までなら、比較画像をアップするところですが・・・止めました。
既に書いた通り、画像に難癖をつけるあらしが大量に来るばかりだからです。
もっとも、トリミングし、かつ大きく縮小した画像なら・・・ありますが↓
http://album.nikon-image.com/nk/NK_AlbumPage.asp?key=1328559&un=50206

カメラもコンプライアンスが重要

2009-03-03 22:48:28 | Weblog
ご存知でしょうが、某小型カメラメーカーの、内部告発への報復人事の記事です。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009030390070414.html

しかしこれは、まったくもってひどいの一言に尽きる。
コンプライアンス室が、まさにその組織の業務そのものに関する、
存在意義を問われかねない決定的に重大なコンプライアンス違反をしていたわけ。
全くお話にならない。

会社内部のコンプライアンス窓口などというものは、
しょせんガス抜きであり、アリバイのための形作りだろうと思っていたが、
案の定そうだったという事実を社会に知らしめた。

記事を見る限りでは、先方に謝ったということは、通報内容は事実だったんだろうが、
その後、結果的に上司と人事がつるんで報復した形となっている。
公益通報者保護法というのが、いかにザル法か、ということだ。

これで、少なくとも、当該小型カメラメーカーのカメラを購入の選択肢から外す人はかなり出ると思う。


といっても、別の大口径マウントのカメラメーカーは、
例の「偽装派遣・偽装請負」の問題やら、工場建設疑惑やらで、
これまた選択肢から外れている可能性がある。
となると、購入候補となるのは、今日で50年連続不変マウントのカメラメーカーか・・・


もちろん、新聞ネタを取り上げだしたら、どのメーカーもきりがないとも言えるが、
今の時代において、コンプライアンスそのものの部署で決定的な裏切りが出ると、
このメーカーへの信頼は相当減ると思う。

残念だね。
期待していたメーカーの1つだったのに。

キヤノン1D(s)mk3の故障は「セル生産」のせいか。

2009-03-03 20:28:04 | Weblog
キヤノン1Ds mk3と1D mk3に、AFとミラーの故障があるとの発表がありました。
http://cweb.canon.jp/e-support/info/eos1dmk3.html
http://cweb.canon.jp/e-support/info/eos1dmk3-af.html
http://cweb.canon.jp/e-support/info/eos1dmk3-mr.html

といっても、故障自体はたまにあることなので、公表して対応してもらえばいいものです。

ただ、疑問なのは、対象個体の製造番号が書かれていないことです。
ということは、全部が可能性があるということでしょうね。

では、なぜ特定できないか。
これだけの情報しかないので、全くの想像ですが、
部品に問題があるとかではなく、組み立て方に問題があったため、という可能性があります。
つまり、キヤノン自慢の「セル生産」の欠点がもろに出たという可能性があるのではないでしょうか。

セル生産方式では、熟練すると一人で最初から最後まで組み立てることもあるそうです。
完全に一人でなくても、一人の分担する部分が非常に大きくなる可能性があります。
となると、その一人が組み立て方を間違えたとしましょう。
仮にある部品の裏表の取り付けミス等があった場合、その後の組み立ても同じ人が進めてしまうので、
間違って取り付けたことに誰も気づかない可能性があります。

もちろん、本来はそのようなミスはないように、逆に取り付けられないような構造になっているんでしょう。
ただ、何かの拍子で、取り付けられてしまった場合、取り付け出来たことゆえ、間違いと気づかない可能性があります。

他のチームではそのような間違いがなく進んでいたとすると、
同じ工場で同じ日に製造した固体の中に、間違った個体と正常な個体が混在するわけです。
そうなると、故障個体の製造番号は特定できないでしょう。
製造者、つまりセルのメンバーでも分かれば別ですが、
人の入れ替わりが激しいと想像されることもあり、特定など到底無理でしょう。


もちろん、現時点では上記URL以外に何も情報がないので、以上は全くの個人的な想像です。
真相は全く別かもしれません。

ちなみに、以前私は、あるHDDレコーダーで、録音される音声の左右が逆になっていたというミス
(入出力端子ではなく、内部のチューナー出力~録音回路で左右が逆)を経験しています。
セル生産かどうかは分かりませんが、部品が逆に付いたか、
左右の音声コネクターの接続を逆にしたか等ではないかと思っています。