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ストラップはタムラックがおすすめ

2007-04-22 10:09:59 | Weblog
カメラバッグで有名なタムラックですが、ストラップも非常に良いものを出しています。
私が使っているのは、本体(肩や首にかける部分)がカメラから着脱できるものです。
首の部分の材質はいろいろあります。
ネオプレーン製は重量級ボディ・レンズでも、肩や首に負担がかからず非常に良いです。
ヌバック風の素材は細目でかさばらず軽量な組み合わせに良いです。

なお、OP/TECHにも同様に着脱式の製品ががありますが、タムラックの方がうっかり外してしまうミスが少ないので優れています。
OP/TECHの取り外し機構は、バックルが四角形で中央のリリース部を指で挟むと外れるのですが、
バックルへの指の係り具合が良すぎて、肩から下げてストラップを片手でつかんでいる時ちょうど指が収まるため、
無意識に指を動かして外してしまうことをカメラ店でいじっていて気づきました。
つまり、私の場合は不意の落下のリスクがありました。

一方、タムラックのはバックルが三角形でリリース部の形状に逃げがあり、
指で何気なくリリース部を押さえただけでは外れません。
タムラックのは明確に外す意図がないとまず外れませんので、カメラをうっかり落とす心配がなく安心です。

それなら取り外し機構のないものが良いのではと思う人もいるでしょうが、
レンズの構成でストラップの素材や長さを変えることが出来たり、
三脚に付けたとき長いのは邪魔ですが、別のハンドストラップに変えることも出来るので便利です。
また、雨にぬれた時もストラップだけ外して防湿庫にしまえるので防湿庫内の湿度上昇を抑えることが出来ます。
(カメラ本体は布でぬぐえばいいですが、ストラップは布の内部に水滴がしみこんでいるので、なかなか乾かない。)

具体的には以下のHPの、N-27、N-25、N45、N46あたりです。
長いストラップを取り外してN-15とつなげばハンドストラップになります。
http://www.tamrac.com/g_camerastraps.htm

ただし、今ではヨドバシ店頭でもほとんど見なくなりました。(以前はたくさんあった。)
今でもOP/TECHはたくさん見かけることから考えると、タムラックは値段が高く、
あまり売れなかったから扱わなくなったのでしょうか。
でも、タムラックは高いだけの価値はあると思います。

NC5は無理でしょうね

2007-04-14 22:54:09 | Weblog
ニコンがNC4(ニコンキャプチャーV4)を捨ててから久しいです。
NX(キャプチャーNX)を出したという選択は、SD化と並んでニコンの2大決断ミスですね。
私はニコンのカメラをキヤノンよりも良いと分かったので使っていますが、悪いところは悪いと言います。

NC4はすばらしいソフトでした。
現像ソフトとしては有名なAdobe Photoshopよりはるかに使いやすく、かつ安い。
まさにカメラパーソンのためのソフト。
他のカメラメーカーはもちろん、ソフトメーカーのどこよりもすばらしいソフトでした。
今でも、NC4を超えるソフトは出ていません。

しかし、企業経営って不思議なものですね。
定評のある、企業ブランドの重要な要素であるソフトを、いとも簡単に捨ててしまうんですね。

やはり、カメラメーカーではソフトは無理なんでしょう。
たまたま、ニコンにすばらしい才能を持った人がいただけなんでしょう。
企業としては、その人の才能を、経営体制というか形として確立させることは出来なかったわけです。

本来、ソフトメーカーがやるべきなんです。
ニコンだけでなく、キヤノンも、ソニーもペンタックスも、共有する人もいる以上、撮るカメラが違うたびに操作方法が違うのはおかしいですから。

今のところ、NC4に変わりうるのはSILKYPIXなんでしょうか。
といっても、私はまだ導入していません。
今持っているD2XとD200ではNC4が使えるので。
いずれ、ニコンの次の機種を買ったときには、NXではなく、SILKYPIXか、あるいは別のソフトを買うことになるでしょう。

そのときにNC4がNC5として復活を遂げていれば、これほどうれしいことはありません。
でも多分、いや確実にそれは無理でしょう。
なぜなら、企業経営は人がするものです。
つまり、経営者個人にも、意地があるでしょうから。
NC4を捨ててNXを始めたという意地が・・・・
経営者が変われば方針も変わるでしょうが、ニコンは歴史の有る会社ですから、
例えば相談役制度のようなものがあるでしょうから、一度決断した方針はその人が、
あるいはその人に選ばれた次期経営者等が残っている限り、変えられないのです。

ユーザーとしては、NC4はなかったと思ってあきらめるのが得策でしょう。

短焦点?

2007-04-12 00:00:25 | Weblog
ネットでは短焦点という間違った用語が氾濫しています。
もちろん、単焦点が正しいです。
そもそも短焦点という用語はありません。
長焦点という用語はありますが、こちらは若干意味が違います。
レンズ設計方式を半分意味していて、フィルムサイズで85~135ミリあたりのレンズを指します。
でも、それと反対の意味=ワイドレンズのつもりで短焦点といっているのでもないようです。
なぜなら、文脈として「50ミリの短焦点」などと平気で書いていますから。

しかしなぜこうも短焦点という誤用が多いのでしょうか。
理由1.知らない人でも平気で書き込めてベテランと同等の発言権を得る。
理由2.知らない人の方がベテランより多いので、正しい用語は多数決で負ける。
理由3.「たんしょうてん」を変換すると「短焦点」となる(IMEのミス)。

最初の頃は短焦点を見るたびに単焦点だと言いたくなりましたが、
最近は「アホらし」と言うだけにしています。

あと、「単玉」の誤用も多いですが、これはまた別の機会に。