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α55の動画発熱問題は対策してはいけない

2010-10-02 07:24:44 | Weblog
α55の動画撮影に関し、気温の高い時や手ブレ補正をONにしている場合、
センサーが高音となって短時間で録画が停止することがメーカーHPで告知されています。
http://support.d-imaging.sony.co.jp/www/dslr/information/news/top_slt-a55a33.html
ネットの掲示板では、以前からこの問題が出ており、メーカーの事前の案内がないとか、欠陥商品だとかリコールすべき等、槍玉に上がっています。

しかし私は敢えて言いたい。
メーカーはこれの対策をする必要など全くないのです。

仮に対策するとなると、手ブレ補正にためにあたかも空中に浮かんでいるセンサーからボディ外部に放熱するという非常に困難な技術が要求されます。
そのために空冷FANを付けるとか、比熱の高い特殊な気体を充填するとか、
粘性のほとんどない特殊な液体を背面に循環させるとか、技術の粋を集めないといけないでしょう。
あるいはもっと単純に金属ボディにするという手もあるかもしれません。

しかし、それでは価格が上がります。
あるいはボディが大きく重くなります。
それでは、写真だけしか撮らない、私や他の大多数の人が損をします。

動画をメインで撮りたい人はビデオカメラという立派な性能を持った機器があるのです。
しかし写真を撮りたい人にとっては、これしかないのです。

私が以前から言っているように、カメラにとって動画は不要であり、無用の長物です。
その不要な機能のために、今でさえ価格が高くなっているはずを、もっと明確に高くするようなことはやめるべきです。
カメラはペンタックス645Dのように、静止画機能のみにするべきなのです。
だからソニーはα55(+その他類似機種)の動画対策を「してはいけない」のです。

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