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ニコンはマウント追加という千載一遇、唯一のチャンスを逃した!

2010-04-10 22:55:06 | Weblog
ニコンのMXフォーマットはなくなった。
MXフォーマットというのは決してガセネタではなく、
3通りのピクセルサイズが記載された雑誌広告の断片画像という、かなり確度の高い情報があったものである。
ところが、折からの世界的不況があったとはいえ、結果として発売されなかったのは、ニコンに禍根を残したと思う。

不変のFマウントにこだわったという説もあるが、それは違うと思う。
なぜなら、マウント変更ではなく、マウントの追加であるからである。
FXはないとしても、MXとDXになる以上、Fマウントは続くのである。
必要ならMX機器にアダプターでFマウントレンズを装着できるようにすれば良い。
そのためかどうか、センサーを前後させるという特許をニコンは出願していたはずである。

さらにFマウント50周年という区切りでもあった。
50周年を機に、新たな進化を遂げるとでも題してMXマウント(Mマウント?)を出せば良かったはずである。
しかし結局、FXは圧倒的高画質というキャッチコピーのためか予想以上に売れてしまい、FXを継続することを選択した。

これはしかしニコンにとって、千載一遇かつ唯一の勝てるチャンスを逃したのである。


一方、一時期フルサイズを開発すると発表したペンタックスは、早々に開発を断念した。
しかしペンタックスは、会社がHOYAに統合されつつも意地を見せ、今回中判645Dを出すことになった。
これは相当なインパクトである。
ひょっとしたら風景写真のジャンルにおいては、ニコンやキヤノンのフルサイズ(FX)機を駆逐してしまう可能性もある。
それくらいすごいことなのである。

要するにニコンは、「デジタルカメラの高画質化」に負けてしまうことが確定した。
MX断念というのは、返す返すも残念な経営判断でならない・・・。

いじめの原理解明:攻撃者にすべき非難を、被攻撃者にすることから始まる

2010-04-10 14:20:57 | Weblog
私はネット掲示板で何回もあらしの集中砲火を浴びています。
最近、その集中攻撃が始まりそうな場面、つまり「いじめの原理」を発見したので、
ここに論文ノートとして記載します。

具体的には価格.comの以下の掲示板です。
http://bbs.kakaku.com/bbs/00490711133/SortID=11210356
論文ノートとして必要な範囲のみ引用します。

(スレ主)
  もう一度アマゾンで188000円になったら購入しようと待ってましたが、
  待ちきれずに196020円でたのんでしまいました。
  しかし今見たら1万円以上下がっているではないですかショックです。
(デジ=私)
  だからこういうのは発売前日に手に入れる(=発表即予約)に限るんです。
  最も高いですが、その代わり誰よりも早く撮れて自慢できますからね。
(あらしA)
  デジさんは自慢したいから、わざわざ予約して発売日に購入されているのですか?
  不毛ですね。
  ペンタックスの645Dも、自慢と自説を演説するがために買うつもりなのでしょう?
(あらしA)
  デジさんへ追伸。
  そんな持論をお持ちの方が、645Dの11点とはいえ真ん中にしかAFフレームがないカメラで
  まともにピント合わせが出来るのでしょうか?
  総じて、645Dはデジさんの今まで主張されてきたカメラの撮影スタイルとことごとく会って
  いないカメラかと存じます。
  結局、FXなり35mmフルサイズの批判をするためにと、645D自慢がしたいだけなんですよね?
(デジ=私)
  645Dが自慢になるのですか(笑)
(追随者B)
  デジ(Digi)さん
  このスレに関係ない話はいらんよ。
  645Dだか654Dだかしらんがそれで072Dでもすれば。
(デジ=私)
  私からはこのスレでは645Dの話は一切出していませんよ。
  単に誰かが私のレスに対して645Dを持ち出して来たから、正しく説明しただけです。
  だからあなたが抗議すべきなのは私ではなく、(あらしA)なのです。

このように、最初は「あらしA」と私のやり取りだったのが、それを見ていたBが割り込んできました。
そのとき、Bは攻撃者であるAに対して「645Dを出すのは止めなさい」というべきところ、
なぜか被攻撃者(攻撃されている人)である私に対して「645Dを出すのは止めなさい」と非難したのです。

このように非難の相手を間違ってしまうのは、ひとえにBに読解力がないためです。
要するに正しく判断できないからです。
ところが、これがさらに進んで、CとかDとが多数参加してくると、誰が645Dを持ち出した原因者か曖昧になります。
原因者は曖昧なのですが、被攻撃者(攻撃されている人)は常に明確です。
常に特定の1人だからです。
となると、EとかFとかも、参加する時は誰かわからない原因者よりも、
1人に明確に定まっている被攻撃者に対して抗議するようになります。
これが「多数の同じ意見」に同調することの安心感と相まって、
集中砲火になる、炎上する、あるいはいじめが発生するのです。

これが「いじめの原理」です。
この原理を知れば、いじめを未然防止することは簡単です。
いじめの原因はAではなく、実はBなのです。
Aとデジ(私)は、まだ1対1の議論の段階です。
これにたいして第三者として参入したBの抗議相手が間違っていたのが原因です。
だから、いじめを防止するには、第三者の参入を防ぐか、
あるいは第三者が参入した時点で、すばやく、正しい原因者が「あらしA」であると
先生や管理人が訂正し公開すればいいのです。
掲示板でなら、削除するのは追随者Aでも、ましてデジ(私)でもなく、「追随者B」の発言なのです。

これがいじめを防ぐポイントです。

645DとAPS-Cは2倍換算でOK

2010-04-04 21:55:05 | Weblog
645Dは中判であるが銀塩フィルムのサイズよりはやや小さい。
それゆえ、標準レンズがフィルム中判の75ミリではなく、55ミリとなる。
既存の中判ユーザーは若干混乱するかもしれない。
銀塩35ミリのフルサイズやFXユーザーも同様である。

ところがAPS-Cユーザーであれば、換算は極めて簡単である。
APS-Cで使っている焦点距離を2倍すれば良いのである。

例えばAPS-Cの標準域は28~35ミリであるが、2倍にした56~70ミリが645Dでの標準域となる。
(つまり645D新レンズの55ミリは標準域の中でもワイドに近いことがわかる。)
APS-Cの50ミリはポートレートレンズであるが、645Dの場合は2倍の100ミリ前後がポートレートの画角になる。
APS-Cでの18ミリはポピュラーな広角であるが、2倍の36ミリが同等の画角になる。

逆に言えば、645D用レンズの焦点距離を半分にしてAPS-Cだと思えば画角が推定できる。
例えば645ズームの33-55/4.5は、半分にした16-27/4.5のAPS-Cズームだと考えれば良いのである。

この理由は、銀塩35ミリが645Dの1.27倍、APS-Cが銀塩35ミリの1.54倍換算(ペンタックスK-7)なので、
645DとAPS-Cの換算係数は1.54×1.27=1.96・・・つまり約2倍となるからである。

要は、645DとAPS-Cを併用するユーザーにとっては焦点距離を2倍もしくは半分で見れば良いので極めて容易である。
もはや使いもしない35ミリ換算などする必要がないのである。