でーさんのきまぐれ日記

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阪急阪神HD株主総会

2011年06月19日 01時00分00秒 | 
南九州旅行は一旦お休みで今回は16日(木)に行ってきた阪急阪神HDの株主総会です。



株主総会会場である大阪・梅田へは阪急電鉄で梅田まで乗車しました。梅田駅の茶屋町口改札を出て高架沿いの道路に出ると総会会場案内の看板をもった職員の方が何箇所か居てました。今年は労使が揉めているのか総会入口には労働組合がビラを配ったり拡声器で労使関係を訴えており少し騒々しかったです。
受付はホテル阪急インターナショナル入口前で行い総会会場の梅田芸術劇場に入りました。

総会の開始ギリギリに行くと第二会場のシアター・ドラマシティに案内されるので会場到着は開始30分前を考えていたが実際に到着したのは20分位前でした。当然1階席は埋まっており2階に案内されたが2階中央の比較的前方の席を確保する事が出来ました。出席株主数は例年の如く第二会場にも株主がいたので3000人は超えてるかと思います。出席株主の年齢層は高齢者が多くたまにサラリーマン風の方を見かけました。

質疑応答は毎年の事であるが、阪急電鉄や阪神電気鉄道に関する事をはじめ阪神タイガース、宝塚歌劇の事が出てました。今年は阪神タイガースの成績が低迷しているので真弓監督やフロントの批判が出ていました。阪神タイガースについて成績に関わらず出てくるが株主総会の風物詩でもあります。質問の中には阪急阪神HDの子会社でない阪急百貨店について今年も出てきたが子会社について召集通知にも書いてあるし自分の投資をしている会社の概要くらい勉強してほしいものである。



開催日時:6月16日(木) 午前10時より
総会会場:梅田芸術劇場 メインホール(大阪市北区)
総会の内容:10時開始   開会、挨拶
                  監査役会報告
                  事業報告(スクリーン)
        10時30分頃 決議事項説明 
                  事前質問回答
        10時35分頃 質疑応答
        12時20分頃 議案採決
                  閉会
                  新取締役紹介


質疑応答の内容
※表現の違いや聞き間違いがあるかもしれませんがお許しください。

Q:宝塚歌劇の運営について(新規ファンを取りこめていない、観客数の減少など2名質問あり)
A:宝塚の基本はオリジナル作品である。再演について再演希望のあるものをしているが再演のほうが世間的に注目される。トップ人事について公正にしている。老若男女に楽しんでもらうようしている。収支について稼動率は東京は好調であるが宝塚は減少している。詳細についてこの場で開示できないが赤字ではない。

Q:阪急電鉄の車両は古いもので40年を超えている。大阪市営地下鉄堺筋線にホームドアの設置を検討しているが車両の更新はあるのか?
A:当社ではホームドア設置予定はないが非常通報装置を各駅に設置していく。車両全てを取り替える事はない。低コスト車両について車両のブランドを保っていく。できる限りコストを低下できるところはしていく。

Q:阪神タイガースについて(成績低迷、真弓監督の続投、フロントなどについて2名質問あり)
A:ふがいな成績で申し訳ない。成績について監督一人の責任ではなく色々な要因で成績が低迷している。真弓監督の続投について人事の事でもあるのでこの場でコメントを差し控える。引き続き支援、応援をお願いしたい。

Q:甲子園球場のタイガース年間予約席の値段について
A:リニューアルを機に値上げしたが金額について他球場と比較をした。ライトスタンドについて人気があるので現在の値段にした。

Q:株価低迷について(事前質問他1名質問あり)
A:株価はマーケットが決めるものである。株価を上げるためには基本的に企業価値を高めていく。株価低迷についてモルガンスタンレーが標準指数から除外した影響がある。営業利益は647億円であったが大手民鉄の中ではトップであり今期予想は580億円であるが保守的である。

Q:株主優待の乗車券の枚数を増やして欲しい
A:枚数を増やすとなると収支に与える影響がある。特に1000株~2000株は5万名いるので影響がある。当社の株主優待は他社と遜色がないと考えている。

Q:高齢化に向けて昼間の乗降対策について
A:阪急バスでは高齢者向けにグランドパスがあり値引率を高くしている。企画乗車券を年間通して発売したり、土日についてスタシアピタパでバスから鉄道乗り継ぎやタクシーから鉄道に乗り継ぎについてポイントを進呈している。

Q:阪急交通社について
A:トラピックスについてカタログや新聞広告を手法として売上を伸ばしており通販で全国展開をしている。イーベリーは引き続き拡販領域である。

Q:なんば線の近鉄特急乗り入れについて
A:近鉄特急乗り入れについて検討はしている。特急を走らせるには乗務員の養成もしなければならない。特急を走らせるためには需要があるかないか、また規格ダイヤ(10分毎のダイヤ)を壊さないよう走らす事ができるか検討をしている。

Q:駅の禁煙について
A:兵庫県が条例化を検討していたり受動喫煙の背景もあり全面禁煙を検討している。現在ある個室の喫煙ルームは残す。

Q:赤字事業について
A:投下資本の4%以上利益を出す様、指針を出している。赤字事業は0でなくホテル事業は赤字であるが不採算のホテルについて売却などをする。事業を譲渡しようとするにも買ってもらわなければいけないので赤字幅を縮めるなど買ってもらう状況を作らなければならない。

Q:能勢電鉄について(株主優待に絡めて)
A:一時期赤字であったが現在再編途上であり順調に再建している。現時点では阪急電鉄との吸収の予定はない。




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