でーさんのきまぐれ日記

特にテーマはありませんが色々と書きたいと思います!

木曽路クルーズ号の旅(その2) 南木曽→木曽福島

2011年11月21日 22時11分55秒 | 日帰り旅行・おでかけ(鉄道関係)
11月13日(日)の木曽路クルーズ号の続きです。

南木曽では約90分間の停車時間がありました。南木曽は妻籠宿の最寄駅ですがバスで10分程かかるので貰ったパンフレットの中にあったモデルコースを参考にしました。

まずは駅から徒歩で5分程の所にある桃介橋です。この橋は大正11年9月に電力王と呼ばれた福沢桃介が読書発電所の建設資材用に架橋したもので発電所が完成してからは生活道路として使用されるようになりました。平成6年には国指定重要文化財の指定を受けました。






橋の上からです。


桃介橋を渡ってからは天白公園を通って「山の歴史館」に行きました。
この建物は明治33年2月に御料局名古屋支所妻籠出張所庁舎として旧妻籠宿本陣跡地に建てられました。昭和8年まで使用されていましたが建物の老朽化がにより希望者に払い下げられ吾妻橋に移築されました。その後、国道交差点改良工事により立ち退きにより南木曽町が寄贈を受け解体保管していたものを平成2年に現在地に復元し「山の歴史館」として木曽谷の山の歴史と林政資料を展示しています。


建物の横にトロッコ列車が展示してありました。このトロッコ列車は南木曽町の国有林で運転されていたものであり昭和2年から昭和42年の40年間に渡り運行されていました。


「山の歴史館」の横には「福沢桃介記念館」があり入場のほうは「山の歴史館」から入るようになっています。入場料は共通で300円ですが駅で貰ったチラシに割引券が入っていたので240円となりました。
「福沢桃介記念館」は木曽川の電源開発に乗り出した電力王・福沢桃介が大正8年に別荘として建てました。昭和35年には失火により2階部分を焼失し、その後の昭和60年から平屋のまま「福沢桃介記念館」として一般公開され平成9年には当初の2階建てに復元されました。






南木曽で観光を終えた後は再び列車に乗車し次の停車駅である木曽福島に向かいました。




南木曽から25分で木曽福島に到着しました。木曽福島到着時には列車の幕は「回送」となっていました。




木曽福島の改札には列車の出発時間が掲示されていました。


改札口の横では、ゆるキャラ達のお出迎えがありました。
この駅でも構内でマップの配布があったので貰いました。


駅前では地元の人により木曽踊りの披露がありました。ゆるキャラ達もお出迎えが終わった後、踊りに参加していました。



次に続きます。

木曽路クルーズ号の旅(その1) 京都→名古屋→南木曽

2011年11月21日 01時19分05秒 | 日帰り旅行・おでかけ(鉄道関係)
11月13日(日)、JR東海の急行「木曽路クルーズ号」に乗車しました。

急行「木曽路クルーズ号」は「飯田線秘境駅号」と同様の観光列車であり途中の駅で長時間停車して観光ができるようダイヤが設定されています。

この列車を使ったツアーがJR東海ツアーズで発売されていますが急行の指定席としても発売されています。10月下旬、空席状況をJR東海に電話をして確認してみると上下それぞれ70席・80席の空席があるとの事でしたので検討していたJR東海ツアーズのツアー申込みはやめてJR西日本の電話予約で指定券を購入しました。

旅行当日は京都6時23分発のひかり504号で米原まで乗車しました。京都から米原まで新幹線を利用せず在来線の選択肢もありましたが米原で「青空フリーパス」(※)を購入する時間を考慮すると京都5時30分発の普通列車に乗車しなければならず1時間近く早く起きるのもきついので米原まで新幹線に乗車しました。
ひかり504号は次の米原まで乗車という事もあり自由席に乗車しましたがガラガラでした。

(※注)JR東海で発売されているフリー切符で名古屋周辺がフリー区間となり利用日は土日です。フリー区間は米原、下呂、木曽平沢、飯田、二川、亀山、紀伊長島、鳥羽の範囲内で特急や急行列車は別に料金券を購入すれば乗車する事ができます。(新幹線の乗車は不可)料金は大人2,500円です。


新幹線は米原で下車し新幹線乗換口のみどりの窓口で「青空フリーパス」を購入しました。これで名古屋周辺の在来線はフリーで乗車できます。


米原から大垣行に乗車しました。この列車は特急に使用される373系の3両編成でした。青春18きっぷの期間内ではないのでそれほど混んでなかったのでまったりとできました。


大垣では快速・名古屋行きに5分で接続していました。いつもの事ながら大垣での乗換えは同一ホームで出来ないので何とかして欲しいものであります。
この列車は名古屋行きでしたが名古屋到着後は快速・中津川行きとなっていました。


名古屋から本来の目的である急行「木曽路クルーズ号」に乗車しました。列車は383系の4両編成で増結用の編成が使用されています。幕は「飯田線秘境駅号」の様に絵入りではなく「臨時」でした。




名古屋を出発してから途中、千種・多治見・中津川に停車しました。列車はガラガラで乗車率は50%もなかったと思います。


中津川を過ぎると中津川の観光マップと中津川観光センターにぎわい館の案内チラシ、粗品券が配布されました。


南木曽には9時36分に到着しました。停車時間は約90分です。
南木曽到着時には列車の幕は「回送」になっていました。
ダイヤ上、90分停車ですが車両は留置できる駅まで回送されたみたいです。




改札には発車時間の案内がありました。
改札を出ると地元の観光協会が観光のチラシ一式を配布していました。


駅では地元名産品の販売がありました。


駅前では歓迎行事として地元の方による音楽の演奏がありました。




次に続きます。